こんにちは、ココアこと田中貴子です。
2月末現時点で、3月のココだけのハナシ、いずれも残席1名になりました。
気になった方は是非お早めにどうぞ。
**ココだけのハナシ これまでのレポ**
第一回: 2021年8月17日「今ある感情をじっくり味わい、すっきりと温かい安心を感じる場」
第二回: 9月7日「置いてきぼりになっている感情をみつめた先に、思いがけない宝がある」
第四回: 10月19日「好きな世界を通じて、『これでいいのだ!』と思えるのだ」
第五回: 10月25日「じっくり聴いてもらう安心感でぬくぬく眠れた~♪」
第六回: 11月17日「甘える」とは自分への信頼、葛藤の伴うビタースイートな心境
第七回: 11月23日「自分を大切にするを実感して、未来がめっちゃ輝く!神回に感動」
第九回: 2022年1月5日「自分を飾ることなく、そのまま正直に語れる大切な場所」
第十回: 1月27日「手放すは今の自分を心地よくする行為」
第十一回: 2月10日「違和感が教えてくれる気付きの尊さ」
今回17日のテーマ「大人の常識」にしたことをきっかけに、改めて「常識」とはどんなことを指すのだろう?
「大人なんだから・・」で当然のように期待されることって、何だろう?をあれこれ考えてみました。
あいさつは顔をみてする、遅れそうになったら(メールなどで)連絡する、履物をそろえる・・・あるある、常識という名のマナー。
折しも、メールしたのに既読つかない・返事来ない状態に、どうしたんだろう?とザワザワする自分に気づいてしまいました。
些細なこと・・・たまたまだと頭では分かっているけど。
なかったことにしないことで、ちっちぇ~と苦笑い。
聞いてみれば、既読だと返事を書かなくちゃとプレッシャーになるから、あえて未読にしておく方もいるそうな。
私にとっては、見たよの確認、明確さが意外と大事だったことを発見です。
どれもが、その人にとっての心地よいルールにすぎないんだなぁ。
オープニングは、そんなネタで準備体操~(笑)
自分のワクワクや面白い、知りたいで生きてる子ども時代は、それが何歳が対象かなんか、全然気にしません。
アスレチック仕様の丸太であっても、やってみたい!の本能で動いてしまう。
ダメとか、出来ないとか、普通はしないとか、迷惑かけるとか、関係ない。
こちらの予想に反して、あっさり出来ちゃうから、面白いです。(6歳以上の遊具に2歳のチャレンジ・笑)
だけど・・・
「大人」になっていくに従い、私たちはその場の空気をよんで(よむことを望まれて)、本音を飲み込んで、やり過ごすのが得意になっていきます。
そこらへんの話題になっていくと、(日本という風土は)「すみません」を多用しているなぁ。
(私も例外でなく苦い経験をブログに書いてます⇒ 「すみません」をつい口にしてしまうあなたへ)
プライベートだと言わないのに、職場ではつい口をついて出てくる。
参加者さんに人をケアする職場の人が多いせいか、こちらが悪くはなかったとしても、「・・・ということがありました。すみません」と報告しちゃうねで苦笑。
言葉は万能ではないのに、それで片がつく流れが確かにあるね、で・・・
仲直りの場面で、何かしらやっちゃった人が謝る⇒いいよで許すで一件落着しようとする圧があるという話でヒートアップ。
仲介に大人がいるとき、「ごめんね」「いいよ」の言葉に頼りすぎる傾向もある。
詳細は感想に譲るとして、皆で親として指導者として、かつての自分に向けて、それを問いかける時間にもなりました。
言葉にできない納得していない気持ちは、ひたすら胸の内にとどまるばかり。
子どもは語彙もまだ少ないし、周りに促されて理解のないままに、そうするしかないと思ってしまいます。
「それでいいの?どうしたい?」 と子どもに自分に聴いてあげられる感性、忘れずにいたいですね。
感性の師匠・孫のまなざしにドッキリ!
終わった後の感想も、続きの余韻が優しく揺れていて、いつもいつも温かい気持ちになります。
<参加された皆さんからの感想>
・話してて心が一番ザワザワしてたのは、「謝られたらよしとする、先に謝ったもん勝ち」の部分です。
ただの「ごめんなさい」の言葉だけでは、全然すっきりしないし、けど、謝ったんだから許してあげてねの圧力に負けてしまった過去の自分。
とりあえず、形だけ仲直りが気持ち悪いんですね。
みんな仲良くしようも、そりゃできたらいいけど、そもそも「仲良く」っていうのは、何を指すんだろう。
いつも一緒にいなくても仲良しなことあるし、別々のものが好きでもいいし、「あなたはあなた。わたしはわたし」でいたいし。
けど小学生のあの頃は「あなたはわたし、わたしはあなた」が仲良しの雰囲気だったようにも思います。
子どもの頃は先生に良いように見られたいとか、親にもうるさく言われたくないから、彼らにとっての『常識』を自分にも穏便に過ごしてて。
それを今でも自分の常識のように勘違いしている部分もあるように思いました。
今回のココだけのハナシは、あの頃の矛盾を感じてたのに押し込めてたものを今、大人になった私が子どもの私に聴いてあげる機会になりました。
自分が納得しないと気持ちは収まらないし、自分の気持ちは我慢しないで出すこと(出し方は選ぶかもしれないけど)大事ですね。
読んでもらった「2ひきのかえる」
わたしの最大の解決法は寝ることなので、絵本の言葉に共感~(笑)
時間がたつと見え方が変わったりするし、過去の大問題が今にとっては笑える話になっていたりします・・・
ぐるぐる考えすぎたり、嫌な見方しかできなくなる時は、ひとまず寝よう!と思いました。 ( A ・ K さん)
・ココアさん、今回もココだけのハナシ、ありがとうございました☆彡
みなさんのお話を聞いて、私も同じ~わかるわかる!というのがあれば、そういう視点や考え方もあるんだ~と思うこともあり、常識ってあるようで、それぞれの生きてきた人生や環境が違うから、常識なんてないのかもっと思いました。
それよりも自分がどう感じて、何を信じるかが、大切なのかなぁと思いました☆彡
素敵な時間をありがとうございました。
ギリギリまで迷って選んだ手話歌もみんなで出来て、よかったです。 ( M ・ Y さん )
・今回は、ご一緒した皆さんのお仕事や普段の生活で、子どもたちをケアする立場にあるという共通点もあり、そこでの「常識」とされやすい状況、言葉にざわっとされるお話など、興味深かったです。
大人の世界の「謝る」が板について、日常的に仕事場で「すみません」の乱用をしている。
でも、本当はどうなんだろう?
誰も悪いわけじゃない、でも起きている状況に申し訳なさを感じるから、やっぱり謝ってしまう。
子どもに「謝りなさい」の強要はどうなの?
本当に悪いと思ってないのに謝らせて、言ってもらった方も「ほら、謝っているし、もういいでしょ?許してあげなさい」で、「はい、終わり」は違うんじゃない?
「~ちゃんはどうなの?」等と、子どもにまず確かめてみる。
世間の常識とか、「すべき」を押しつけるをよしとしない。
本当の気持ちを大事にしようとする言葉がけもかなり出ましたね。
「大人って、言葉で上手く片付けちゃう」の言葉がまさに的を得ていました。
「ごめんなさい」で謝り、片付けちゃう方が実は楽。
Mちゃんの、子どもたちに「答えは1つじゃないことは伝えたい」「誘導したらあかんと思う」の言葉にもしびれました。
皆さんが普段から「それでいいの?」と問いかけ、子どもたちに接するときにも「待てよ」と本当の気持ちを大事にしようと試みていること。
こんなにも真摯に子どもたちと接して、温かく見守ろうとする大人がもっといたら、子どもたちも幸せだなと思いました。
最初に読んでもらった詩のテーマでは、人の思惑を気にして、ああじゃないか、こうじゃないかと思ってみても、話してみるといいよ。
最後の絵本では、違うを認め合う、どちらでもいいんだよね、それぞれが素晴らしい。
話してみて、意見が同じでも違ってもいいんだよね。
全てはOK!ここにぐるり戻って着地という、素晴らしい終わりでした。 ( Tomoko さん)
あなたも一緒に、心の冒険を楽しんでみませんか?
NVCの予備知識がなくても構いません。
自分のことをもっと知りたい、人ともっと絆を深めていきたい、そんな方ならどなたでも、きっと楽しめると思います。
今後の日程など、詳細は以下をご覧になってくださいね。
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開催日時:
2022年3月10日(木)、3月17日(木)
10日は夜21時から23時まで
17日は夜21時半から23時まで(初めて参加の方がおられるので、開始前20分ほど心構え・NVCに関する説明あり)
・3月10日 通常の共感サークル(残席1名)
・3月17日 「選択」をキーワードに自由に語り合います(残席1名)
zoom利用なので、自宅にいたまま、寛いだ空間でご参加ください
各回とも4名枠で区切ります
会費:3月から事前告知したように、有料となります。
単発参加:1500円、3回分チケット:3000円(当日体調不良などの都合でキャンセル発生した場合も繰り越しOK、有効期間は定めません)
初回・これまで未体験の方に限り、無料でご招待します。
☆参加するにあたってのお願い
安心・安全の場を作りたいので、私と何かしらの場で知り合っている人を優先とさせていただきます(誰かの友人・知人で参加してみたい、あるいはブログの読者で知っただけでも歓迎です、必ずその旨をお知らせください)。
zoomでは顔出し、お名前(ニックネームでも可)を明示することのご協力をお願いします。
下記のフォームよりお申込みください。↓↓
3月ココだけのハナシ参加希望はこちらから(オンライン) (formzu.net)
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今回読んだ絵本はこちら。
「2ひきのかえる」 新美南吉 作、しまだ・しほ 絵 (理論社)
黄色のかえると緑色のかえるが、互いをけなしてるうちに喧嘩になります。
冬眠で一時休戦した2ひきは、春を迎えて、どうなっていくのでしょう?
春の描写と爽快感が大好きな絵本です。
読んでくださって、ありがとう。