こんばんは、ココアこと田中貴子です。

 

 

昨晩は千葉でも震度4の地震がありました。

 

 

思わずドキンとされた方も多かったと思いますが、お住まいの地域ではいかがだったでしょうか?

 

 

当たり前の日常がいかに有難いことかと、痛感しないではいられません。

 

 

どうぞ中心地の福島・仙台など、被害が最小限で収まりますよう、早くいつも通りになるようとお祈りします。

 

 

さて、今夜はもう一つの【ココだけのハナシ】のイベント当日ですが、遅ればせながら、先週10日のレポを急ぎ更新します。

 

 **ココだけのハナシ これまでのレポ**

 

第一回: 2021年8月17日「今ある感情をじっくり味わい、すっきりと温かい安心を感じる場」 

 

第二回: 9月7日「置いてきぼりになっている感情をみつめた先に、思いがけない宝がある」


第三回: 9月27日「自分らしくない!と叫びたくなるとき」

 

第四回: 10月19日「好きな世界を通じて、『これでいいのだ!』と思えるのだ」

 

第五回: 10月25日「じっくり聴いてもらう安心感でぬくぬく眠れた~♪」

 

第六回: 11月17日「甘える」とは自分への信頼、葛藤の伴うビタースイートな心境

 

第七回: 11月23日「自分を大切にするを実感して、未来がめっちゃ輝く!神回に感動」

 

第八回: 12月13日「本当の優しさは愛がある!」

 

第九回: 2022年1月5日「自分を飾ることなく、そのまま正直に語れる大切な場所」

 

第十回: 1月27日「手放すは今の自分を心地よくする行為」

第十一回: 2月10日「違和感が教えてくれる気付きの尊さ」

 

第十二回: 2月17日「言葉で終わりにせずに、それでいいの?と問いかける」

 
 
先週から今週にかけては、春到来の風に翻弄されるがごとく、プライベートでも仕事でも、心の器を試される場面がありました。
 
 
急にスマホの電源ボタンが作動しにくくなって、機種変更をしたはいいけれど、データの移動やら、初期設定にまごついたり。
 
 
余裕の無さから、些細なことに、イライラしやすかったり。
 
 
いつの間にか、本当は〇〇なんじゃないかと、言葉の裏を勝手に読んで、あやうく意地悪な気持ちになったりでした(苦笑)


この日共感サークルでのトレンドになったのは「分かる」
 
 
大好きだったことには、「分かる〜」「私も何度も読んでた」と共感の声に、そうそうと盛り上がり、心も踊るのに。
 
 
 
ファンにはたまりません~画業生活50年とは素晴らしいことです
 
 
どうして一方で、誰しも「分かってほしい」の期待がうごめきながらも、そんな単純じゃない、「分かってたまるか!」が出るのだろう。
 
 
ましてや、親しい身近な人になればなるほど、これくらい分かるはずと信じて、言葉にしないで察してと内に秘めてしまうのだろう。
 
 
モヤモヤは言葉になりにくく落ち着かないから、私たちは、つい目先の何かをしてるうちに忘れて、なかったことにしがちです。
 
 
でもくすぶってるものは、やがて思いがけず、浮上する。
 
 
それは例えば、漫画や本の誰かが自分と重なって、ハッと気付かされたり、人に指摘されたりをきっかけに、そうかぁーとなったりします。
 
 
潜ったような気持ちを繊細に表現してくれる本に出逢いました。
 
 
「水中の哲学者たち」 永井 玲衣 著(晶文社)
 
 
哲学研究と平行して、【哲学対話】を学校・企業・寺社などで、幅広く活動されてるのだそうです。
 
 
 永井さんの活動を踏まえての実感で、心に響いたところを挙げますね。(色字は注目したい言葉)
 
・わたしたちは、お互いの話をわからないからこそ聞くことができる。

わたしたちはお互いに似ていて、境遇を共有していて、双子のようであったら、わたしたちは話すことができないだろう。

わからないからこそ、耳を傾けて、よく聞いて、しつこく考えることができる。

・完全に通じあわなくてもいい。

わかりあうことはゴールではない。

わかりあうのではない、わかりあおうとしあうこと。
 
 
私たちは、用意した言葉ばかりで会話は進まない。


上手く言えずにいる「分からない」気持ちを話すのに勇気がいるのは、自分の感情や奥底にある本質と向き合うから。
 
 
聞く側も、それを真摯に受け取りながら、目の前の人に寄り添い、理解したいと心を向けてるうちに、内側で静かに変化していく。
 
 
究極は自分との対話、人を自分をもっと知ることになり、心が晴れやかになっていくプロセスなのかもですね。
 
 
今回もライブでの時間を終えて、それぞれに起きたことを丁寧に感想をくださいました。
 
 
読み合いながら、またもう一歩、自分と周りと仲良くなる。
 
 
それがこの集まりの醍醐味と胸を張って言いたくなってます。
 
 
<参加された皆さんからの感想>
 
・今回は不思議と、相手の状態をお伝えする際に当てたいという気持ちはほぼなく臨んでいる自分がいました。
 
気負いもせずに、今どんな感情なのかなーとTさんのことを考えていたのですが・・・
 
何となくの感覚は浮かんでも、的確な感情表現が出て来ず、自分の語彙力のなさに呆れるやら恥ずかしいやら情けないやら申し訳ないやらでした。
 
Tさんにこういう気持ちがあったのかな?ということを、彼女のこれまでお聞きした話を踏まえて、自分だったら・・に置き換えてお伝えしようと試みるも、水面下に根っこのようなものを感じながら、もどかしさがありました。
 
Tさんの「分かる」に近いことを私も感じていたので、シンクロしてるなと思って、その後、私の中で矛盾しながらも大切だと思われていることをお話しました。
 
傾聴セミナーで「私も」と言わないルールがあったのですが、一方で「あなただけではない」他にもそういう人がいるんだが必要なこともあるし、でも比べるものでもない。
 
答えのない感じていることを話しながら、人にグリーフやスピリチュアルケアのことを話すときはやっぱり熱がどんどん入るなぁ。
 
でも、ビジネスを見据えると萎縮してしまう。
 
自分で学んできたことを惜しみなく提供して、オリジナルブランドを作ればいいと、殻を破り出しているときなので、
 
ココアさんの「希望の灯が見える!」「一貫性がある」は本当に嬉しく、自信をもっていいんだなと、モヤモヤが晴れ、目の前が明るくなりました!!
 
そして、3・11という大切な日に、ココアさんから選ばれた本からの詩。
 
Tさんが私のことのようだと感じてくださったことで、まだ動けていないけれど、私の中の力強さは伝わっている!

ということも嬉しくて、自信になりました。
 
日頃は感じない、ときめきというか興奮というか、そのようなものが沸き上がって来たので、今の私は確証の言葉や後押しがほしかったんだ。
 
普段私の中に”自信がない”はないのに、最近抱いているモヤモヤの一因はこの”自信のなさ”にあると気付きました。
 
それなのに自分ではあまり認めたくなく、そこから目をそらしていたのだろうと思います。
 
そしてこれをその場でシェアしたり感想として直接お伝えできるのは、ココアさんや参加者を信頼を置き、【ココだけ】が安心安全の場であるからで、ありがたい場でもあると再認識したのでした。 ( M ・ S さん)
 
 
・木曜はどうもありがとうございました。
 
今回の共感サークルでは、いつもだったら手元に用意している感情リスト、ニーズについての紙も忘れて、ふらりと入ってしまったような。
 
話す、聴く、どちらになっても、やっぱり心の準備は自分なりにしておくのは必要だと思いました。
 
感情にフォーカスしながらを忘れて、つらつら語っていたなと・・・
 
でも、「ちょっとこういうのが気になるかも」と何かを求めるでもなく、ただ話したくて語るを、オンラインでも出来たこと自体は、すごいかも!
 

思うところがあって、NVCの本(注:「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」)を読み始めました。

 

ディーパック・チョプラの序文から、いきなり、がつがつ胸に響く響く。

 

ちょうど今の戦争と重なるというタイムリーさもあってか、ここを読むだけでNVCのことを深く知りたいと思う言葉たちに、もう涙ほろほろです。

 

共感サークルでの体験を積む中で、自分からNVCを積極的に知りたくて、更に読み進めてみたら―

 

実は何度も繰り返すパターンに、もう限界がきていたんだ。

 

そろりそろりと近づこうとしていたけど、根本的なところに手が届いていなかった。

 

自分が自分の感情に責任を取ることが、怖かったのだ。

 

だから、思考という鎧、本当の感情を遠ざけてくれるベールで美しく包んで、言葉巧みに逃げてきた。

 

それが、準備もせずに「わかる」という言葉について、心が動いたので話し始めたら、普段の癖がくっきり出ていて、思い当たることがボロボロ。

 

いつもの私の「ダメ出し」の癖から自分で自分を追い詰めていたこともあり、そこから抜け出そうと、更に書くことで自分をわかってあげるステップを踏んでみました。

 

出てきたニーズは、自分をわかってあげる、自分への共感、安全、自由、平和、安心、ゆとり、助け合うこと。

 

感情・ニーズのリストをみながら書き出してみる体験も、自分との対話、自分を知ることになるんだなと思いました。(Tomokoさん)

 

 

あなたも一緒に、心の冒険を楽しんでみませんか?


NVCの予備知識がなくても構いません。

 

 

自分のことをもっと知りたい、人ともっと絆を深めていきたい、そんな方ならどなたでも、きっと楽しめると思います。

 

 

今後の日程など、詳細は以下をご覧になってくださいね。

 

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開催日時:

2022年4月7日(木)、4月28日(木)

7日・28日とも、原則として夜21時から23時まで(

 

・4月7日  

「居場所」をキーワードに自由に語ります

・4月28日 共感サークル

 

zoom利用なので、自宅にいたまま、寛いだ空間でご参加ください

 

各回とも4名枠で区切ります

 

会費:3月から事前告知したように、有料となります。

単発参加:1500円、3回分チケット:3000円(当日体調不良などの都合でキャンセル発生した場合も繰り越しOK、有効期間は定めません)

初回・これまで未体験の方に限り、無料でご招待します。

 

 

☆参加するにあたってのお願い

 

安心・安全の場を作りたいので、私と何かしらの場で知り合っている人を優先とさせていただきます(誰かの友人・知人で参加してみたい、あるいはブログの読者で知っただけでも歓迎です、必ずその旨をお知らせください)。

 

zoomでは顔出し、お名前(ニックネームでも可)を明示することのご協力をお願いします。

 

下記のフォームよりお申込みください。↓↓

4月ココだけのハナシ参加希望はこちらから(オンライン) (formzu.net)

 

 

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この回で登場した本も、チラッとご紹介しますね。

 

 

〇「信じる力 生きる力」 浜文子 著 (小学館)

 

 

こちらは読書会や、ブログにも大切な本として挙げています。(2020年5月ブックチャレンジで紹介

 

 

心がピンチにあるとき、手にとってほしい詩集です。

 

 

○「ゆうきをだして」 くすのきしげのり 原作、いもとようこ文・絵 

 

 ちょっぴり内気で、このままがいいと遠慮するチューリップちゃん。

 

 

お日さまや恵みの雨、そして周りの皆に励まされて、うっかり新しい世界をのぞくことになります。

 

 

勇気あって、成長を遂げてく姿は、新生活を控えてる人にはぐっと来るかもです。

 

 

読んでくださって、ありがとう。