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沢庵―とらわれない心/松原泰道 24174
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四年ぶり三回目。
次に掲げるのは、利休の作と伝える「稽古」の大切さと、
その意味を詠する一首です。
稽古とは 一より習い 十を知り 十よりかへる もとのその一
「稽古」というと、今は「稽古事”という熟字があるように、
剣道・茶道などの武芸から、茶の湯・生け花や、
小唄などの遊芸などを習う意味に用いています。
稽古の二字は、日本の最古の歴史書「古事記』の編さん者、
太安万侶(?~七二三)の序文に
「古を稽え、今を照らし(昔のことをよく稽えて、
現在のありようを照らす光とする)」と見えるのが初めてでしょう。
利休は、茶の湯を稽古するには
「一(最初)から順を追って十(すべて・全)まで学び、
それからは十から初めて、逆に一に戻り、
また改めて一から順に進める順と逆のはてしない習いを、
稽古と呼んでいるのです。
今、沢庵は宗矩に「一から十まで数えまわせば」というのは、
初歩から免許皆伝(師匠が弟子にその道の奥儀をすべて伝授すること)を
得るまで稽古し、免許皆伝を得ても、それで終わらずに、
また初歩に戻る修行のことで、
利休の詠草(草稿)に依っていることを知ります。
「稽古」っていい言葉だね。
武道の稽古がしたい。。。
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