桂離宮と京都宿泊 | お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ

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「仕事でお掃除をする方の作業を楽にする事」が使命(ミッション)だと考えています。

 一般の『お掃除』から世界のプロが実践する『メンテナンス』の紹介をしています。

大阪で法事があり、帰りに京都に寄りました。京都で友人に会ったのですが、そこで桂離宮が見られると聞き、翌日帰京前によることにしました。

素晴らしかったですね。10時からのツアーに参加したのですが、宮内庁の人が案内役として就き、1時間ほどのツアーです。

先ず、入口の説明では正面扉と入り口の門の道の幅が異なるとの説明を受けました。奥が遠く見えるようにした、目の錯覚を利用し、帰りたくないとの気持ちを起こさせる効果を求めているとの事でした。

その入り口からの小道の小さな石は自然石をジグゾーパズルのように並べたもので、年季の入った職人でも一日に進める距離は20センチ程との事でした。その手間を考えると、気が遠くなる思いですが、大変貴重なものである事は簡単に理解できました。

こうした仕掛けが髄所にあり、あっという間の一時間でした。そのうちに、混んでしまうでしょうから、運よく見られてよかったと思っています。

また、京都で泊ったのは、駅中のグランヴィアだったのっですが、洗面とお風呂場がピカピカでした。日本のホテルは外国に比べ、水回りの光沢が劣り、残念な思いをいつもしていたのですが、技術が上がったのですね。大変うれしく思いました。こうするためには、水回りを絶対研磨しないことが前提になっています。色付きのパッドや研磨の強いものを使っていない証拠です。後は細かな汚れ(ファインミスト)の除去の徹底ですが、適正洗剤やマイクロクロスの活用などが、これに大きく貢献します。実際どうやっているのかを機会があれば知りたいと思います。こちらの得意な分野ですので。