みなさん こんにちは
この歳になって
子供も社会人になると
自分の時間ができてくる
というか
家事以外は
ほとんど自分の時間と言っていい
そうなると
これまでの人生を
振り返る時間ができてくるもんで
走り続けた人生
これからと子供といろんなところに出かけられる
という時
夫がまさかの末期がん宣告
思えば
あれからの人生というと
常に全力で走っていた
今になって振り返ると
あ〜こんなことがあったな
そんな感じで
客観的に思い返すようになっている
やっと
落ち着いて過ごしている
といった感じ
忙しくしているのが普通で
いつも将来の不安に怯えながら
がむしゃらに必死に走り続けていた
今
それを思い出すだけで
疲れるというか
よくもまあ
あんなハードな生活していたな
って自分でも感心する
若かったからできたんだろう
今
そういう生活スタイルから脱して
精神的に追い込まれる事情も解決し
のんびり過ごす
引っ越して
ストレスのタネとなるところと
物理的に距離を置けたこともあって
ピンポン恐怖症も気がつけば今では無くなってる
全く不安がないわけじゃあない
老後のことは予測できないし
終の住処をどこにするか
子供が結婚したら
一人暮らしに耐えられるか
などなど
先のことを考えれば
悩みは尽きないけど
以前ほど
精神的にキツくはなくなっている
今生の課題はやり切った
そんな感覚
燃え尽き症候群的な感じでもある
今の課題は
これから老後どう生きるか
何をするか
に移行してきている
思えば
かなり二重苦 三重苦な人生を味わって
当時を振り返ってみると
本当に助けてほしいとき
助けて
って言えなかったんですよ
親にも言えなかった
今でも 誰にも言えないけど
他人には助けられないこともある
ほぼそうだった
ニュースでよく
近所なり人に相談すればよかったのに
とコメンテイターが言うけど
現実には
言えない
って気持ちがよくわかる
話を聞いてもらっても
家に帰れば現実は変わらない
慰めの言葉をもらっても
みんな家に帰れば家族団欒が待っている
決して理解されない気持ち
代わってもらえないのだ
悩みは解決しない
助けて
って言いたいけど
助けられないのもわかっている
相手は助ける方法もわからない
実家に関しては親戚さえも
関わりたくないようで。。。
いざ頼ったとて
話を聞いて引かれる
人より
早くに色々体験してきたせいで
逆に頼られることはよくあったが
いつも一方通行だったかも
当時はまだ携帯もSNSもなく
孤独だったし
情報も得られなかった
今思えば
その環境が
逆に他人に頼れなくて
自分でなんとかする癖がついたのかもしれない
大人になった子供を見てると
この頃には
めっちゃ苦労してたんだよね
って思うと
ほんとよくやってたわ
そりゃ この年ごろに
そんな相談されてもわからんだろうな
これまで走り続けてきて
経験の引き出しだけは
いっぱいできた
ほんと
経験は宝
と過ぎた今だから言える
引き出しに溜まっているものを
生かすことがこれからの人生なのかな〜
今 まさに渦の中にいて
苦しんでいる人も
あと何年もしたら
苦しんで向き合ったことが無駄じゃない
とわかる日が来る
渦も弱り
自分が成長し
必ず抜け出している
今
がきっとある
あきらめないで
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