● 五月雨登校から完全不登校にならなかった近所のお子さんのお母さんから学んだこと…
こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田まどかです。
息子のお友達の弟くんとよく遊んでいる近所のお子さんについて
学校の宿題をするのに苦労していたり、
学校や学童に通うのをイヤがっていることを、
2年ほど前に話に聞いていました。
そのお子さんは、近所のお友達のお宅にお邪魔した時に、
「散らかっているね~」
などと思っていることをハッキリ言ったりすることや、
休日の早朝に、遊びたい気持ちからピンポンしてしまうなど、
そのやんちゃな言動は近所で話題になることもあったようです。
そのお子さんのやんちゃぶりについて、息子の友達は、
「ほんと、昔の○○(息子の名前)にそっくりなんだよ!」
と息子に言ってて、
「オレもそういう位置づけかよ!」
と息子が答えるのには、笑ってしまいました。
そのお母さんはお仕事しながらも一生懸命に子育てされていて、
息子の友達のお母さんに、
「この(年齢的な)時期に、行っておくといい場所があったら教えてね。」
などと聞いて、色々な経験をさせようとしていたようです。
その様子を近所のママ友と
やんちゃな子どもをどうにかしようと、一生懸命に子育てしてた、
昔の私達とカブるよね…
お子さんの様子からすると、子どもが嫌がることをやらせると、
うちらみたいに(不登校に)なっちゃうからね…
でも、それを言うのもお節介になりそうだしね…
などと話していました。
それから2年近く経ち、最近、そのお子さんの様子を聞くことがありました。
習い事も色々経験させるけど、合わないと気づいたら、サッサと辞めて、
お子さんに合うものを見つけて色々チャレンジしてみる
という関わりをしたり、
学校の宿題ができない時には、担任の先生に話して量を減らしてもらったり、
授業中は、とりあえず座っているだけでいいんだよ。
という声がけをしたりしていたそうです。
イヤなことも我慢しなければならない
などという制限があると、この関わりは難しいのですね。
海外で幼少期を過ごしたお母さんは、日本の感覚も合わないと感じていたようで、
お子さんに対しても、
自分も人とは変わっているし、息子が変わっていても、当たり前だよね。
という意識で見守っていたそうです。
息子にこの話をすると、
「マジ、そのお母さんスゲーし。」
と言っていました。
息子の登校しぶりがはじまってから、4年近く不登校改善の学びを続けてきた私も、
この意識が不登校改善・回避の極意だと思います。
これって、自己受容ができているから他者受容ができる
「自他承認」ということなのです。
お子さんのありのままにOK(無条件の愛)を出せると、
お子さんは、心の充電することができます。
※ここが一番難しいところですが…(汗)
学校に行かなかったり、勉強せずに、ゲームばかりなど、
世間の基準に合わせられないわが子に腹が立つ時は、
親御さん自身が、世間の価値観に合わせない生き方をする自分、
ありのままの自分にOKを出せない時なのですね。
「世間の基準に合わせるのが当たり前」という生き方をしてきた親御さんは、
なかなかここに気づくのが難しく、
自己受容、他者受容を知識で言われても実践することができないのですが、
UMIマスターコースでご自分を掘り下げ、思い込みを解放していくと
徐々にありのままのお子さんを受け入れられるようになりますよ^^
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