● 得意不得意がハッキリしている子が、進学校に通うよりも不登校の方が大学受験がしやすかった理由
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
ブラックフライデーで買ったエアプランツが
わが家に来て10日ほどになります。
説明書では、週に2,3回の水やりでいいそうですが、
毎日水をあげても葉先が茶色くなってしまい、
部屋の空気が乾燥しているんだな…と感じています。
この週末は、息子と一緒に不登校を経験した友達のお母さんと、
息子の友達と3人でコストコに買い物に行ってきました。
(わが家の息子はバイトで来れなかったので、
ちょっと不思議な組み合わせかもしれませんね)
息子も息子の友達も、小学校、中学校と不登校を経験して、
大学生になったのですが、
息子は、不登校経験者が多い全日制高校から指定校推薦で、
私立文系学部に進学し、
息子の友達は、通信制高校から一般受験で浪人も経験して、
国公立理系学部に進学したので、
全く違う受験を経験して大学生になりました。
息子の友達は、共通テストで倫理政経を選択したこともあって、
日本史や世界史を勉強したことがないから、
(小中学校は不登校で、通信制高校のカリキュラムでも
あまり勉強する機会がなかったからだと思います)
歴史のことを言われても、あまり分からないという話をしてくれました。
わが家の息子はいなかったので、私が息子のことを話したのですが、
息子も不登校経験者が多い高校で、
数学については小学校の分数の計算からはじめて、
中学校の方程式や、因数分解、二次関数をやって、
高校の数Ⅰ、数A(どちらも計算中心)までやる感じで、
図形の勉強はほとんどしていないから、
息子は球の体積の計算方法も知らないだろうし、
相似と言われても分からないと思うよ
という話をしました。
数学の勉強をかなりやってきた息子の友達は、
息子が図形の基本的なことをしらないことに、
ちょっと衝撃だったようですが、
別に知らなくても日常生活に困らないし、
必要になった時に勉強できるからね…と言っていました。
そして、進学校とかに行っていたら、
苦手だったり興味のない勉強にもかなりの労力を割くことになって、
自分の興味のある勉強や、自分の受験に必要な勉強に
集中することは難しかったと思うと話していました。
わが家の息子も、不登校になる前は、
とりあえず、どの科目も学校の勉強に遅れないように、
何とかついていかなくてはいけない
というような追い立てられるような感じでやっていたので、
途中で息切れして、イヤになってしまった感じでした。
本人の興味ややりたいことという視点は欠けていたのですね。
不登校になることで、一旦周りについていくというところから離れて、
自分のペースや興味に沿って勉強を再開したことで、
(勉強に興味のないお子さんは、他のやりたいことを見つけるかもしれません)
本人が希望する学科のある大学の指定校推薦がもらえたのかなと思います。
過去の私もそうでしたが、わが子が不登校になった当初の親御さんは、
周りの子から取り残されてしまうかもとか、
学校に行かないことで、必要なことが学べないのでは
という不安を感じるかと思いますが、
学校に行くメリット、デメリット
学校に行かないメリットとデメリットを考えてみるといいかもしれません。
どんなものにも、メリットとデメリットの両面がありますし、
お子さんが不登校になる、無意識的にでも不登校を選択している
ということは、
何らかのメリットがあって選択していると思います。
お子さんが学校に行かないデメリットが気になりがちですが、
お子さんがどのようなメリットを得る必要があって不登校を選択しているのか
というところに着目すると、大きな気づきがあるかもしれません。





