こんにちは!
食とカラダのスペシャリスト・山本八栄子です。
食後に眠くなることは、
実はとてもよくあることです。
「午後になると集中できない」
「ごはんのあと、急にぼーっとする」
このような声をよくお聞きします。
実はこれもカラダからのサインなのです。
それは、
「胃腸が今、かなり働いていますよ」
という合図です。

食事をすると、胃腸は
食べたものを砕き、
必要なものを吸収し、
カラダ中にエネルギーを配る作業に入ります。
この消化吸収の働きは、
カラダにとってとても優先度の高い仕事です。
それだけ食べることはカラダにとって大切ということですね。
そしてこの働きは、
思っている以上にエネルギーを使います。
もし、
・量が多かった
・消化に時間がかかる内容だった
・もともと胃腸が疲れていた
こんな条件が重なると、
カラダは
消化吸収を優先するために、
使えるエネルギーをそちらに回します。
すると、
脳へのエネルギーは後回しになり、
眠気やぼんやり感が出てくるのです。
この眠気もカラダからのサインのひとつなのです。
「いつものことだから」
「年齢のせいだから」
と流してしまうのではなく、
今の状態を知らせてくれている合図として受け取ってみてくださいね。
食後の眠気には
眠れる人は10〜15分程度眠ってもOK。
ですが、大切なのは、
「なぜ眠いのか」を、少し考えてみること。
量が多すぎなかったか
消化に重たいものが続いていなかったか
よく噛めていたか
どれも、
頑張らなくても見直せるポイントです。
食事を完璧に変える必要はありません。
食材を全部入れ替える必要もありません。
ほんの少し、
今のカラダに合う方向へ寄せるだけ。
それだけで、
食後のラクさや、
午後の疲れ方は変わってきます。

眠気に限らず、
胃もたれ、甘いものが欲しくなる、
夕方のどっとした疲れ。
これらもすべて、
カラダが出しているサインです。
気合いや我慢で抑え込むより、
サインを読み取って、
少し整えてあげる。
それが、
無理なく続く養生の始まりだと、
わたしは思っています。
食後の眠気は、
カラダからのサインのほんの一例です。
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