ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。
今日は、北区&豊島区&新宿区の
『都電荒川線の旅（後編）』です。
昨日は『飛鳥山』で専用軌道に戻りましたが
本日は大塚、東池袋などを経由して
終点の『早稲田』まで旅してみます。
旅に出る前に
少しだけ都電荒川線の豆知識を。
線路脇の随所に
このような縦長の信号機が見られます。
大きな道路との交差点では
通常の交通信号機の中に
荒川線専用の黄色の→があり
荒川線は黄色矢印が点灯している時に走行します。
しかし
人と自転車専用の細い道との交差点には遮断機があり
荒川線専用のこの信号機が設置されています。
前の画像の『×』が『止まれ』だということは
何となく分かりますが
この『T』は何なのでしょう？
昨日ご紹介した『都電おもいで広場』で
係の方にお伺いしたところ
２つ先の踏切まで遮断機が降りているので
進行してよいという合図とのことでした。
ただし
なぜ『T』なのかは不明でした
・・・２つ先の信号機なのでｔｗｏの頭文字？
さてそれでは『飛鳥山』を出発します。
２つ目の『西ヶ原四丁目』が
北区最後の停留所になります。
西ヶ原は東京でもマイナーな地区で
有名なスポットはありませんが
強いて言えば浅見光彦の出身地です。
停留所から徒歩１０分ほどの処に
この碑が建っています。
２０００（平成１２）年まで
この地に我が母校『東京外国語大学』がありました。
現在は北区立の『みんなの公園』となっていて
かつてわが校のグラウンドだった場所は
広場として開放されています。
高台のうえには
木造のおそろしくボロっちい事務棟があったのですが
現在は老人ホームが入るきれいなビルになっています。
学生時代の思い出に浸った後
～授業をさぼって遊んでいた記憶しかありませんが～
『西ヶ原四丁目』から再び荒川線に乗りますと
１分ほどで次の『新庚申塚』に到着します。
ここで国道１７号線と交差します。
道路名はここで変わり
画像右手都心方面が『白山通り』
左手埼玉県方面が『中山道』になります。
『新庚申塚』は
都営地下鉄三田線『西巣鴨』駅と接続していますが
２００ｍほど離れています。
停留所近くの中山道に面したこの煉瓦塀は
区立朝日中学校で
かつての『河合映画巣鴨撮影所』の跡地です。
『新庚申塚』の一つ先は『庚申塚』。
『おばあちゃんの原宿』として有名な
『巣鴨地蔵通』の北端に位置しています。
『庚申塚』を出ますと『巣鴨新田』を経由して
６分ほどで『大塚駅前』に到着します。
こちらの停留所は
ＪＲ山手線『大塚』駅と接続していて
荒川線沿線随一の繁華街です。
『大塚駅前』から『向原』を通り過ぎ
約４分で『東池袋四丁目（サンシャイン前）』に到着します。
停留所名のサブにもありますように
『サンシャインシティ』への最寄駅になります。
こちらの停留所は
東京メトロ有楽町線『東池袋』駅と接続しています。
『東池袋四丁目』の二つ先は『鬼子母神前』。
徒歩５分のところに
安産と子育ての神様を祀る
『雑司ヶ谷鬼子母神堂』があります。
こちらの停留所は
東京メトロ副都心線『雑司ヶ谷』駅と接続しています。
『鬼子母神前』から２つ目は
新宿区に入って最初の停留所『面影橋』
～といっても新宿区内には停留所は２つしかありませんが。
停留所から徒歩３分
都会の喧騒を忘れさせてくれる日本庭園
『甘泉園公園』があります。
『面影橋』を出て２分弱
荒川線は終点の『早稲田』に到着します。
言わずと知れた早稲田大学の本拠地
オープンキャンパスになっていますので
特定の建物内部以外は一般の方に開放されています。
『大隈講堂』の中には関係者以外は入れませんが
その背後にある『大隈庭園』は自由に散策できます。
２日間にわたって都電荒川線沿線をご紹介しましたが
飲食店の情報は省略しました。
私のお気に入りの飲食店をいくつか列記しますので
ご興味がございましたらご笑覧ください。
次回は、本日１５時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。今回は、Scandalの『The Warrior』です。