ようこそお参りくださいました。
鋭い感受性を持った
家庭祭祀の教室を主宰しています
女性神主 松井久子と申します。
希望を口にできない心の仕組み
日本で生まれ育った人の中には、
自己主張を苦手とする方が
少なくありません。
しかし「巫女体質」の人が抱えるこの困難は、
一般的なそれとは、少し質が異なります。
私自身の経験を少しお話しすると、
かつて私は、衣・食・住から行動範囲に至るまで、
自分の意思が存在しないかのように、すべてが他者の意向によって決められていく生活を余儀なくされた時期がありました。
そのため、その生活を終えた後でも、
NOを言うことはもちろん、
ひどいときには、カフェやレストランで
「すみません、お水をください」
という一言さえも、長きに渡って、
声に出すことができずにいました。
「そんな簡単なことが、なぜ?」
そう思われる方も
いらっしゃるかもしれません。
でも巫女体質の人にとって、
「自分の希望や欲求を叶えるための言葉」は、
まるで心にプログラミングがなされているかのように、
口から出なくなってしまうことがあるのです。
そのため、
「自分を大切にしましょう」
と言われても、一体どうしたらいいのか、
さっぱりわからなかったりします。
巫女体質が強い人は特に、
そもそも「自分を大切にする」
という概念さえ、
もっていない場合があるのです。
なぜこれほどまでに、
自分の要望を伝えることが
難しくなるのでしょうか。
それは、このような
パターンを持つ巫女体質の人は、
「自分の希望を犠牲にすることで、
人の希望を叶える」
という心得が、魂の奥深くに刻まれているためです。
神様にお仕えしてきた歴史を長く持つ魂であるほど、
この自己犠牲のパターンは、より強固なものになります。
そもそも、
言いたいことを言うためには、
自分が何を感じているのか、
何を希望しているのかがわかっていなければなりません。
でも、巫女体質の人は、
希望を言うことの前段階である、
「希望を思ったり願ったりする」
ことから封じられていて、
自分の気持ちが感じられずに
生きているということに気が付くまでにも、
長い年月を要します。
けれど、
私たちがこの困難を克服することは、
それそのものが大きな貢献となります。
それは自分を犠牲にするのではなく、
自分を大切にしながら周囲や社会に
貢献していく人生へとシフトチェンジしていくための、
非常に重要なプロセスなのです。
いつもお運びいただき、
ありがとうございます。
あなたの美しい感受性が守られ、
暮らしの中からますます
幸せが溢れ出しますように。
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