約9年前、
旦那が悪性脳腫瘍グレード4 神経膠芽腫を
発症した時からを…
病気かもって思ったきっかけについては
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4回の手術後…
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そして…
8年前に旦那は天国に旅立ちました
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私、9年前…、
旦那が病気になった時、
自分のことだけでいっぱいいっぱいだったし、
その状況が、
あまりにも衝撃的過ぎて、
その日、
その時を生きることだけで
精一杯で…
旦那を、
どうしたら生かせるか
どうしたら…、
余命を延ばせるか
ばかり考えていて…、
置き去りにしてしまったかもしれない…
と、思うのが…、
子どもの気持ち
子ども達からすると、
パパは突然、
救急車で運ばれて…
数日後には…、
手術後の、
たくさん管につながれた姿
しかも、
その日に急変し、
それからは子どもが入れない、
ICUに1カ月以上、
入院することになった。
パパにはまったく会えない日々。
まだ幼かったからか
(2歳と5歳)
パパは病気と闘っている!
と、理解して…、
それ以上は何も言ってこなかった
きっと…、
不安だったよねぇ
怖かったよねぇ
それから、
パパと会えたのは…、
ICUから一般病棟に移って…、
パパが車椅子に乗れるようになってから
発症から、
2カ月くらい経ったころかなぁ。
パパは…、
車椅子に座っている。
言葉も、
まだその時は話せなかった。
ただじーっと、
人を見つめるだけ。
体も、
自分の力だけでは動かせない。
鼻には、
管が入っていた。
そんなパパの姿を見て、
子ども達は…、
不思議なことに…、
特に何も言わなかった
2歳の次女は、
まだ理解できなかったかもしれないけれど…
5歳の長女も、
特に
怖がることもなかった
泣くこともなく、
避けることもなく、
ほどよい距離を取りながら…、
パパのそばに、
居てくれた
あの時は、
そんな子どもの姿を見て、
ホッとしたけれど…、
今、思うと…
あの時、我が子は、
どんな気持ちだったのだろう
おそらく私は、
余裕がなかった以上に、
怖くて、
聞くことができなかった…
の…かもしれない
だからホッとしたんだ
今、冷静になって、
あの時の、
子ども達の気持ちを考えると…
どれだけ不安だったことか?
どれだけ怖かったことか?
どれだけショックだったことか?
どれだけびっくりしたことか?
胸が…
締め付けられる思いです
ただ…、
今、
娘たちに、
あの時のことを聞くと…、
2人とも、
「全然、覚えてない…」
と…、
言います
また、
ホッとする反面…、
この子たちの気持ちを、
私は置き去りにしてしまったのではないか…
と…、
とっても複雑な…
気持ちになります