約9年前、
旦那が悪性脳腫瘍グレード4 神経膠芽腫を
発症した時からを…
病気かもって思ったきっかけについては
↓
4回の手術後…
↓
そして…
8年前に旦那は天国に旅立ちました
↓
↓
旦那が病気になってから、
私が必ずやっていたこと…、
それは……、
医師からの説明は、
必ず目の前でノートにメモを取りながら聞いた
ということです。
これには私的に
いろんな理由があって…、
まずは、
医師から説明された内容を
忘れないようにするため。
難しい名前や数字は、
わすれてしまったり、
間違えて認識してしまいがちなので、正確に頭に入れるために
書き留めておきました。
そして…、
今まで、
看護師として
インフォームドコンセントに
立ち会った際、
メモを取りながら聞くご家族や
患者様に対して、
より丁寧に話をする先生が
多いように感じたから…です。
これは個人的な感想です
気のせいかもしれませんが、
目の前でノートに書かれていると、医師の言葉選びが
慎重になっているように、
私は感じていました
また、
旦那の家族、友人、職場に
正確な説明を伝える義務がありましたので、
私の勘違いで、
間違ったことを伝えないように
したかったのです
そして、
何よりも…、
旦那が病気のせいで
人からの言葉を理解する認知力、
理解力を失っていましたので…
そのノートに、
医師から言われたことを
書き込むことで…、
なんでしょう…
旦那に相談しているような…
旦那に伝えているような…
なんとなく、
そんな感覚になれたのです
そのノートは…
結局……17カ月。
ノート3冊分にもなりました
もうそのノートを
開くことはできませんが…
まさに旦那が、
脳腫瘍と闘った証。
旦那の生き様を綴ったノートに
なりました
旦那が亡くなった時から…
私はそのノートを、
手にすることは
出来なくなってしまいました
触れない
開けない
近寄れない
何年経っても…
その気持ちは
変わりません