2022年11月半ばに相方と行った栃木と福島の温泉話シリーズ。
2日目の行程で湯ノ花温泉まで来ているところ。
本編の前に、ここまでの行程リンク集をいつものように並べます。
<初日>
<2日目>
2日目に泊まったのが湯ノ花温泉の「御宿 本家亀屋」。
その際、夕方から翌朝にかけて湯ノ花温泉に4つある共同浴場をまた廻ったので、そのお話を今回は簡単に。
それぞれの浴場の詳細は前回訪れた際の投稿リンクを貼っておきます。
まず湯ノ花温泉の共同浴場を巡るには事前に入浴券を手に入れる必要があるのだけれども、そこは泊まった宿で購入可能。
4湯すべてに入れて300円というチケットがあるので、今回もそれを分けていただいた。
まず向かったのは「湯端の湯」。
この写真↑は翌朝に撮影。
実際は夕方、完全に日が落ちてから伺った。
前回の投稿はこちら。
こちらは地元の方専用浴場と一般浴場の2つがあり、例によって一般しか入れない。
無色透明な湯は源泉名が「湯ノ花温泉 湯本の湯」。
源泉温度58.6度、pH8.2の単純温泉。
成分総計は0.5488g/kg。
ホースは未使用だったので、完全かけ流しで使用されていた。
浴槽で43.3度。
総計は少ないのに本家亀屋の「新湯」よりも風味がやや濃く感じられた。
すなわち焦げ硫黄臭があり、淡いながらタマゴ味とダシ味も美味しく感じる。
やはり一般的に湯ノ花の湯は良い
しっかりとしたスベスベ感もよかった。
湯ノ花にきたら、まずはこの湯からいただくのがやっぱりいい
次に向かったのは「弘法の湯」。
辺りはかなり暗いけれども、この時点で18時過ぎ。
夕食前の1湯なのでありました。
前回の投稿はこちら。
どうやら女湯の方はかなり賑やかそう。
男湯には先客が1人いたけれども、ほぼ入れ違い状況で一人占めに。
こちらの使用源泉は「湯端の湯」のものとは違い、源泉名「清滝の湯」。
源泉温度57.2度、pH8.1の単純温泉。
成分総計は0.9127g/kg。
使用方法は同じく完全かけ流し。
総計に差はあるものの、基本的な風味のインプレッションは湯端の湯と同じ。
浴槽で42度ぐらいと入りやすく、大変心地よい。
またこちら弘法の湯には洗い場に唯一シャワー付きカランがある。
シャンプー類は持参の必要はあり。
しっかりとしたスベスベ感も素晴らしい。
翌朝7時過ぎに再訪したら湯が半分ぐらいしか溜まってなかった。
その翌朝に最初訪れたのは「天神湯」。
宿から激近なのも便利でかつ、小さな佇まいが何ともグッとくる大好きな共同浴場の1つ。
先の2つは男女別の浴槽があるが、この「天神湯」と次の「石湯」は混浴となる。
前回の投稿はこちら。
ジャスト7時頃に来訪。
終始独り占めで入っていた。
使用源泉は「弘法の湯」と同じで源泉名が「清滝の湯」。
源泉情報は上記を参照願います。
湯口の手前に桶があり投入量が調整されている。
それにより、いつもかなり熱いこちらの湯が実測43.3度と非常に入りやすい
オーバーフローが流れ込む小浴槽?の方は40度ぐらいだった。
そしてこちらの湯の風味も素晴らしい。
淡いダシタマゴ風味、最高
スベスベの浴感も相変わらず素晴らしいし。
逃げ場のない混浴なので女性はハードルが高いと思われるけれども、雰囲気も最高で何度でも訪れたい浴場の1つ。
最後が「石湯」。
少し離れたところにあり、その行程もなかなか楽しい。
川のすぐそばにあり、かつて洪水で流され、そして復活した話も有名。
前回の投稿はこちら。
早朝に行くと湯が溜まっておらず、9時頃に再度出直してきた際のお話。
こちらの湯は自家源泉で単独使用。
源泉名は「石湯」、源泉温度56.5度、pH8.1の単純温泉。
成分総計は0.872g/kg。
自然湧出であり、足元湧出の部分もある。
神棚の下の石はご神体であり、浴槽も石の上。
湯ノ花の源泉らしい風味はもちろんあり、今回はやや濃いめに感じた。
こちらの湯はまいど必ず熱い
今回も46.8度と安定の高温だけれども、これぐらいなら何とかなる温度でもある。
ぼくも成長したな~
こちらに来るたびにやはり4つの共同浴場は廻らずにはいられませぬ。
この時はもう一つある老人福祉系の公衆浴場も狙ってみたけれども、コロナ禍を受けて一般立寄り不可のままでした。
次はチェックアウトして向かった、これまたお馴染みの極上湯へ。