2022年11月に相方と2人で栃木から福島へ温泉を廻ったシリーズ。
今回から2日目のお話へ。
最初に初日の行程リンク集からどうぞ。
<初日>
塩原の門前温泉「静観荘 古山」をチェックアウトして向かったのは福島県白河市。
2日目から福島のお話となります。
白河市の東地区、旧東村にあたるところに「東風の台運動公園」という広い公園があり、その奥に位置するのが目的地「きつねうち温泉」。
1994年にオープンした施設。
9時半~21時の営業で火曜日定休(祝日の場合は翌日が休み)。
軽くオープンアタックを狙ったつもりが日曜日の行楽渋滞?で遅れ、10時頃に着いてしまった。
きつねうち温泉
きつねうち温泉の名前の由来は同地区の民話に由来する「狐内」という地名から。
かつてこの近くに寺があり住職と猫がくらしており、その猫が和尚の僧衣を着てキツネに化けて夜な夜な別のキツネと踊りあかしていたという民話があるそうな。
随所にきつねマークを見ることができますぞ。
※イラストはオフィシャルページより拝借
立寄り入浴料は700円。17時以降は500円になる。
2食付きで宿泊もでき、さらに1棟貸しのコテージもある。
この日は露天風呂のボイラー故障中で露天風呂に入れず、100円引きの600円となっていた。
もちろんもう修理を終わっているので2023年現在は露天風呂も利用できますよ。
売店ではこちらでも現地の生鮮食品がたくさん売られていた。
あまりに美味しそうなので小ぶりのトマトを購入。
車の中で朝ごはんの足しに何個かいただいた。
大広間を横目で見つつ。。。
廊下を進んで浴場へ。
浴場は男女別に内湯と露天風呂。
入替えは無いようで、男湯と女湯で違いがあるようなのだけれども、詳細はよくわかりません。
では男湯へ。
脱衣所は十分に広い。
浴場を含め撮影禁止ではなかったが、浴室内は常時10人以上は入浴客がいる状況で露天風呂休止中で人の動きもなく、どうにも撮影はできなかった
よってオフィシャルサイトや観光紹介サイトなどから拝借した写真が並びます。男湯と女湯も混じっております。
※写真はふくしま湯めぐりダイアリーより拝借
ほぼ無色透明~僅かに黄色透明な湯は源泉名がそのまま「きつねうち温泉」。
源泉温度29.0度、pH9.5のアルカリ性単純温泉。
成分総計は0.3252g/kg。
980m掘削で湧出量は620リットル/分と多量。
※写真はサウナヴィレッジしらかわより拝借
この湯を加温かけ流しにて使用しているように思えた。
加温循環併用かけ流しにも見えるのだけれども、浴槽内で吸い込みも吐き出しも確認できず。
オーバーフローは常に浴槽の向かい側にある。
この加温はバイオマス蒸気ボイラーというエコなシステムでやっているとのこと。
写真は無いが、洗い場のカランは真湯に思えた。
※写真はGoogle Hotelより拝借
とろみを帯びたツルスベ感がしっかり
加温しているのだが、細かな泡付きが少しあった。
この湯口↓はまだ見ぬ露天風呂のもの。
※写真はオフィシャルサイトより拝借
源泉由来ではないかもしれないが、僅かなゴム臭を感じた。
淡い甘味あり。
塩素消毒はしているのだろうが、嫌な塩素風味はなかった。
入ってはいないが露天風呂の写真も。
※写真はふくしまの旅より拝借
この写真に乗せて、源泉の数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが82.2mgでほとんど。以下カリウム1.4mg、カルシウム1.1mgなど。
陰イオンは炭酸水素が109.5mg、炭酸が47.5mg。以下塩化物10.6mgなど。
遊離成分ではメタケイ酸が67.8mgなど。
やはり陰イオンの数値と高アルカリ性が目を引く。とろんでくれと言わんばかり
露天に入れなかったり、人が多くて撮影できなかったりしたが、記憶に残るとろみのある湯だったな~。
次は西白河郡へ移動。
きつねうち温泉
福島県白河市東釜子狐内47
0248-34-1126
入浴料 700円(17時以降は500円)のところ、露天風呂休止中で600円
9時半~21時
火曜日定休 祝日の場合は翌水曜日が定休
<源泉:きつねうち温泉>
アルカリ性単純温泉(アルカリ性・低張性・低温泉)
29.0℃
pH9.5
成分総計 0.3252g/kg
動力揚湯 620リットル/分
ほぼ無色透明~微々黄色透明
微ゴム臭?あり
淡甘味あり
とろみ帯びたツルスベ感あり
細かな泡付き少しあり
加温かけ流し?
2022年11月入湯
※数値はH30の分析書より