湯ノ花温泉 御宿 本家亀屋、再び <食事編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2022年11月半ばに廻った栃木と福島の温泉あれこれ二人旅シリーズ。

2日目の宿、お気に入りの「湯ノ花温泉 本家亀屋」さんのお話、後半です。

最初にここまでの行程のリンク集を例によってどうぞ。

 

<初日>

温泉パン 直営店(朝食)

パインズ温泉ホテル大田原

佐久山温泉 きみのゆ

松島温泉 乙女の湯

乙女の滝(観光のみ)

塩原 門前温泉 静観荘 古山 <到着編>

塩原 門前温泉 静観荘 古山 <温泉編>

恵比寿家 九ちゃん(夕食)

 

<2日目>

きつねうち温泉

泉崎さつき温泉 こがねの湯

二岐温泉 湯小屋旅館 <前編>

二岐温泉 湯小屋旅館 <後編>

湯ノ花温泉 御宿 本家亀屋 <到着・温泉編>

 

宿泊のハードルが高い状況の中、何とか予約できた湯ノ花温泉御宿 本家亀屋」。

前回の建物や温泉のお話に続き、今回は夕食と朝食のお話をまとめて。

 

 

湯ノ花温泉 御宿 本家亀屋 <食事編>

 

 

 

食事は玄関入って左手の、囲炉裏のある広間にていただく。

 

 

夕食は18時半からにしていただいた。

なお今回も囲炉裏は特に使用せず。

 

食事は前回泊まったときと内容的に同じものもあり、旬によってもちろん違うものもあり。

お時間のある方は、ぜひ前回↓の夏の献立と比べてみてください。

 

 

お品書きとかないので、料理の呼び名が違っていたりしたらごめんなさい。

 

先付けでテーブルに並べられていたのはこの布陣。

 

 

4つの内3つはほぼ同じ内容だった。それが嬉しい、記憶に残る一つ一つなんですわ。

 

今回初登場は真ん中奥の「いかにんじん」。

 

 

これは酒のアテでしょう。福島の人はご飯のおかずなのかな。

 

あと3つはお馴染み。

左側が「きくらげの白和え」。

 

 

全体的に素材の味がくっきり濃く、特に胡桃と胡麻が香ばしい。

 

真ん中は前回大変気に入った「青トマトのニンニク醤油漬け」。

 

 

相変わらずトマト自体の味わいが濃くて美味しい。そのニンニク醤油漬けで、これもお酒のアテ!

 

右側が「茄子の素揚げ」。

 

 

茄子の甘味がしっかり引き出されていて、これも美味しかったニコ

 

これらは瓶ビールといただきました。

 

 

次に運ばれてきたのが「湯豆腐」。しっかりした量。

 

 

前回の夏は冷奴だったが、温かい状態でさらに美味しく感じた。

豆腐自体の味が実に濃いんですよ。

醤油かけなくてもよいぐらい。実際はかけたけれども!

 

会津は金山町の名物、赤かぼちゃを使った「赤かぼちゃのスープ」。

 

 

前回の茶碗蒸しの代わりかな。

かぼちゃのスープは濃厚なことが多く、かぼちゃの食べ方の中ではとても好きな料理になるのだけれども、こちらのスープは見た目を含めほぼカスタードクリームのような濃厚さ。

 

 

ものすごく濃厚だけれども瑞々しい。

バターやクリームの濃さではなく、実をそのまま食べてる美味しさ。

お皿を斜めにしても全然垂れない!

 

煮魚は「カラスガレイの煮物」。

 

 

これは前回と同じ。

甘い味付けだけれども、脂がのってて美味しい。

 

 

実がホロホロだった。

 

野菜の煮物」。

 

 

前回と緑色が違うぐらいで、内容はほぼ同じ。

優しい味付けで、特にジャガイモが美味しかった。

それぞれの野菜の色味がピキンとしているな~。

 

この辺りでビールが無くなっており、お酒を注文。

 

 

前回同様、会津の地酒「花泉」をひやで。

安定の美味しさ。普段から好んで飲む花泉、最高照れ

 

川魚は「岩魚の塩焼きの素揚げ」。

前回同様で、こちらの名物の1つだと思う。熱々で提供される。

 

 

結構大きかった。身の量もたっぷり。

 

 

素揚げされているため頭から尾まで美味しくいただける。

 

 

頭や骨は炙り直しても美味しくいただけるけど、このスタイルだと最初から全部いけるイヒ

 

そしてこちらのお宿、この時期のメイン名物となるのが、ご主人手打ちの蕎麦

 

 

つゆに付けて食べる前に、塩で食べることを勧められた。

その塩はわさびの下↓。

 

 

ちなみに薬味のネギは辛味がしっかり強く、わさびも切れ味抜群!

いちいち一つ一つのものがくっきり美味しいですわ。

 

お蕎麦も到着。おお、美しい照れ

 

 

そば切りとしても実に美しい仕上がり。

 

で、箸の先に塩を付けて。。。

 

 

そのまま蕎麦をひとつかみしていただいた。

 

 

蕎麦自体の風味、旨味は塩の方が断然浮き上がっくる。

塩&わさびもよかったニコ

いや~、美味しいお蕎麦。

 

おかわりは召し上がるでしょうとご主人に言われ、ハイと即答イヒ

 

 

温泉旅館の手打ち蕎麦、ぼくの中の今のところのトップ3は出雲湯村温泉「湯乃上館」小屋原温泉「熊谷旅館」、そしてこちら湯ノ花温泉「御宿 本家亀屋」と相成った。

来馬温泉「風吹荘」のそれも間違いなく美味しかったけれども、まだ泊まって食べてないのでその機会までお預けにしておきます。

 

ゆっくり蕎麦湯もいただく。

 

 

わりと濃厚で、濃すぎないつゆを割ってよい塩梅でいただけた。

 

食事の終盤では大女将がに顔を出していただけた。

元気そうでよかった。

野菜もまだ作られているのかな。

 

 

 

ここからは朝食のお話。

 

 

朝食は8時から。同じ広間、同じテーブルで。

 

まずはこの布陣。

 

 

内容は以前とほぼ変わらない。

 

ご飯はお櫃で。

 

 

相変わらずピカピカのお米で実に美味しいご飯照れ

 

以前は朝採れの自作トマト&きゅうりだったお皿は、今回「赤かぶの漬物」。

 

 

辛味が効いてて実に美味しい。

いわゆる甘酢のとは少し違う仕上がりなのだけれども、これはこれでたまりませぬウシシ

 

焼き魚や味噌汁も到着し、全部並べてみる。

 

 

以前もあったじゃがいもとさやいんげんの煮物もよい味付け。いつも欲しくなるヤツ。

そしてその味噌汁。

 

 

味噌の味わいが深くて抜群に美味しい照れ

この味噌についてご主人に尋ねてみると、今の営業ベースだと手作りのものは間に合わず、ご近所で造られたものとのこと。

素晴らしいご近所!

あ、豆腐も前日の湯豆腐と同じものなのか、記憶に残る美味しさだった。

 

焼き魚は熱々の焼き鮭

 

 

しっかりと厚みがあった。

辛すぎず柔らかくて、ご飯がどんどん進んだ。

 

 

お櫃は空となりました!

 

いや~、満足の朝食、ごちそうさんでした。

 

 

食後には珈琲のサービスもあり。

 

 

珈琲も濃くてしっかり美味しい。

 

前回の感想と同様、その一品も素朴ながら素材からして実に素晴らしく、華美さは全くなくても最大限の美味しさでいただけるようになって提供されており、肉料理が全くなくても物足りなさはちっともなかったのでありました。

 

何度でもリピートしたいこちら、この後は前回少し触れたみたいにご主人の足のリハビリなどでしばらく休業に入られ、最新状況についてはまた確認させてもらいます。

そろそろまた行きたくなってきてるしイヒ

 

 

 

湯ノ花温泉 本家亀屋

福島県南会津郡南会津町湯ノ花390
0241-78-2519
一泊二食付 8500円
立寄り入浴不可

 

2022年11月宿泊