学校がしんどい時は
勇気をもってあたたかく
休ませてあげてください。
発達特性のある子どもたちは、
一生懸命過剰適応しながら、
学校で戦っています。
知らないとほんとうにこわい過剰適応
と、なると気になるのが、
休んだ日の過ごし方
今回は、学校を休んだ日に
どう過ごすかについて
考えていきたいと思います。
子どもたちは、
毎日自分を過剰適応させているため、
心身ともに疲弊していますので
まずは、
思いっきり好きなことを
やらせてあげてください。
「うちの子、ゲームしかしません…
」
という声が聞こえてきそうですね
ゲーム、OKです
YouTubeもOK
ゆっくりやらせてあげましょう。
ゲームの中で、
現実では得られない達成感を得たり
自己実現をしている子もいます。
自分の思い通りになる世界で、
癒やされている子もいます。
現実では苦手なことが多いけれど、
ゲームの世界ではヒーローになれる子もいます。
学校生活で疲弊した心を
修復している
と捉えて、見守ってあげてください
ゲーム依存を心配される親御さんも
多いかと思いますが、
家庭が子どもにとって安らげる、
安全基地のような場所であれば、
依存症の心配はいりません。
ゲームばかりでも大丈夫！な３つの理由
依存症は、
安心できる場所がない場合に
起こりやすいです。
親が自分のしんどさを理解してくれて、
しんどくなったら休憩できる。
休憩することを誰にも責められず、
いつでも「休みたい」と言える。
この環境がとても大切です。
そして、学校を休むことの目的は、
休んで元気になったら
また学校へ行くことではありません。
学校を休むことの目的は、
子どもの心を守ることです。
無理して過剰適応を続けた場合、
かなり高い確率でうつ、双極性障害などの
二次障害を起こします。
二次障害を引き起こしてしまうと、
非常に生きづらい、苦しい思いを
することになってしまいます。
親は、子どもの幸せ、良い人生を
願っているはずです。
私は、無理して学校に行き、
心を壊した患者さんを何人も見てきました。
学校は、行かなくて大丈夫。
心が元気であれば、
お子さんの人生は必ず開けます。
勇気をもってあたたかく
休ませてあげてくださいね
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