私を縛るのは。 | 渡辺清乃の「生きる」とは「表現すること」〜可能性のドアを開き続けよう~

渡辺清乃の「生きる」とは「表現すること」〜可能性のドアを開き続けよう~

キャリア理論・ポジティブ心理学・レジリエンス・マインドフルネスをベースに、「あたま・こころ・からだ」のすべてにアプローチ。人の可能性を最大限に開き、未来を創るアクションにつなげます。

究極的なことを言えば、私たちを縛るものはただ唯一、「私」しかありません。

 

 

私を縛ることができるのは、私だけです。

それ以外はありません。

あるとするならば、それは思い込みなのかもしれません。

 

こんな考え方を仮に採用してみたら、世界はどのように見えるでしょうか。

それを実験してみてほしいのです。

 

これは、私が人生をかけて実験してきた結果わかったことであるのと同時に、

仏教を学んでみて、「えっ、ブッダもそういうことをおっしゃっていたの??」と驚いたことでもあるのでした。

 

言い方を変えると、「自由の探求と探究」ということになるのですが、ふと思い出した過去の記事を以下にコピペします。

2017年6月の記事です。

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近年、「リベラルアーツ」という言葉がよく聞かれるようになりました。
書店でも、リベラルアーツの学び方、なんて書籍を見かけたり、ビジネスパーソンにはリベラルアーツが必要だ、なんて雑誌記事もよく見かけるようになりました。
(リベラルアーツ、日本語では「教養教育」と訳されることが多いようです)

リベラルアーツの期限は、古代ギリシアにさかのぼります。語源は、「アルテス・リベラレス(自由の技術)」。
そう。リベラルアーツは、私たちを自由にする学問なのです。

当時は、奴隷制により肉体労働から解放された自由な身のギリシア市民が、リベラルアーツを修めることにより本当の自由人として生きていくことができる、と考えられたとか。
基本科目「自由七科」は、言葉に関わる文法学・修辞学・論理学の三学、数学に関わる算術・幾何・天文・音楽の四科から構成されていました。

さて。

現代に、奴隷制度はありません。
けれども、たとえば今、AIやロボットなど、人間がやっていた仕事を替わってやってくれる技術が開発されています。ものすごいスピードで。
そして私たち現代人は、それにより、昔のギリシア市民が肉体労働から解放されたように、一部の仕事からは間違いなく解放されます。

今の私たちにリベラルアーツが必要な理由、そのタイミングがきているということ、わかる気がしませんか?
そして、たとえば現代らしい「自由七科」というものの、あるような気がしませんか?

仕事柄かもしれませんが、社会人になってもずっと学ぶことをやめなかった私は、必要にせまられるというよりも、「学びたくて学ぶ」ことがほとんどでした。
たまたま自営業なので、学んだことが仕事に直結させやすい、という環境ですので、両者は並行しながらここまできています。
ここ数年であれば、「からだに関する学び」は私にとって明らかにリベラルアーツで、それはキャリアコンサルタントの仕事にも今活かされております。

「自由」は、私が人生をかけて探求しているといってもいいほどのものです。
「自由」とは、他者からの自由ではなく、「自分からの自由である」というのが、これまでにつかんだ真理です。
誰も、人を縛ることはできない。自分を縛るのは、自分しかいない。
ですから、自分を縛る、自分の枠組みを解いていく。
これが、自由へのアクションです。

そしてもうひとつ、「自由」を得る方法は、「学ぶこと」だといえます。
学ぶことで、モノの見方が広がる、深まる。
それにより、私たちは自由になっていくのです。

とはいえ、「さあ、リベラルアーツを学ぶぞ!」と肩ひじはるようなことはありません。
ポイントは、「関心があることから探求する」こと。
学ぶ前から、何に使えるか、どんな得があるか、なんてことを考えるのではなく。
自らから湧き上がる、探求したいことへの欲求に、素直につっこんでいく。
それが、あなた自身を自由にする学び=あなただけのリベラルアーツになっていくはずです。

新しい時代。
私たちがこれまでのパラダイムから解放され、さらなる自由を得るために。
あなたはどんなことを学びますか?

 

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