昨日フジテレビ系列『世界の何だコレ!?ミステリー』で、
JALの奇跡―稲盛和夫の善き思いがもたらしたものを放映してました。
私も盛和塾生として稲盛経営学を学びましたが、何度見ても勉強になります。
放映内容をまとめてみました。
ここで一貫して語られているのは、JAL再建の本質は経営手法ではなく「人の心を変えたこと」にあるという点です。
要点まとめ
1. 経営の目的を明確にする
* 経営は利益だけが目的ではない。
* 社員の幸せを実現することが経営の目的。
* 目的が明確になれば、利益はその結果としてついてくる。
2. リーダーは人間性が第一
稲盛和夫塾長は繰り返し次のことを伝えた。
* 嘘をつかない
* 正直である
* 欲張らない
* 親切にする
* 一生懸命働く
* 弱い人をいじめない
「当たり前のことを、当たり前に実践できる人間になれ」と説き続けた。
3. 数字から逃げない
「数字とは現実から目をそらさないためのもの」と語られました。
幹部一人ひとりが
* 売上
* 経費
* 水道代まで
自分で説明できるよう求めた。
担当者任せではなく、
経営者自身が数字に責任を持つことを徹底した。
4. 全員参加経営
社員全員が
「自分の会社」
という意識を持つ。
一人ひとりが
* 売上を増やす
* 経費を減らす
* 利益を考える
経営者意識を持って仕事をする組織へ変えていった。
5. 幹部の心を変えることから始めた
最初の勉強会では反応は冷たく、誰も本音を話さなかった。
しかし稲盛塾長は
実体験を交えながら、
何度も何度も語り続けた。
すると幹部の一人が涙ながらに
「私たちがもっと早くこの勉強会を受けていたら、JALは倒産しなかった」と謝罪した。「やっと通じた」この場面で私も涙が溢れた。
ここが組織改革の転換点になった。
6. 伝説の合宿
幹部たちは最終合宿で朝4時まで議論した。
話題は
* 誰の責任か
ではなく
「自分たちは何を変えるべきか」
だった。
部署の壁を越え、
会社全体を考える組織へ変わっていった。
7. 現場から改善が始まった
社員が自ら考え始めた。
例えば
* CAのサービス改善
* 機材変更によるコスト削減
* 整備部門の経費見直し
* 運航部門同士の連携強化
現場から次々と改善案が生まれた。
8. 心をベースにした経営
稲盛塾長は
「経営者は社員の幸せを願い努力する。
社員も経営者と同じ気持ちで会社を良くしようとする。
その会社は必ず強くなる。」
と語った。
心が変われば
行動が変わり、
数字が変わる。
9. 結果
改革開始から
* 初年度:約1,800億円超の営業利益
* 2年目:約2,000億円超の営業利益
* 過去最高益を更新
* わずか約2年で再上場を実現
という驚異的なV字回復を成し遂げた。
この講話の核心
JALを立て直したのではなく、
「社員一人ひとりの心を立て直した」
のです。
その結果、
全員が経営者意識を持ち、
自ら考え、自ら行動する組織へと変わりました。
心が変わる。
↓
行動が変わる。
↓
組織が変わる。
↓
数字が変わる。
これこそが、稲盛和夫塾長がJAL再建で示した経営の本質だったと言えるでしょう。
「経営者は社員の物心両面の幸せを考えるんじゃ」と今でも稲盛塾長のお声が聞こえてきます。
感謝🙏

























