第705話  


こんにちは

神仏の声を聴いて
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菊水千鳳です
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前回の日記
忌中 喪中の期間は神社参拝してはいけないのか?イザナミ命に質問してみました1
の続きです。


恐縮ながら、
イザナミ(伊邪那美)さんを部屋にお呼び立てしまして、質問を続けていきました。



(前回の) 質問1のイザナミさんの回答に対して、


『あーびっくりしました👀!
封(ふう)を切ったように一気にお話しをされましたね。
では次の質問させてください。


質問2
『忌中(きちゅう)期間でも
故人に対する心がしっかり整理出来ていて、感情も制御出来て落ち着いていれば
参拝しても宜しいとか?』


回答2
イザナミさん
【仮に もしも亡くなった故人が生前 神社参拝がとても大好きだったとしたら…

亡くなって間もない(忌中)期間 故人のためにも行きたかったその神社へ(故人の)魂を一緒に連れて行ってあげれば(故人は)喜ぶだろう?

故人は魂だけとなった状態でも
行きたかった神社へ行けたのだから
(念願が叶って) 成仏していくのではないのか?
これは滅多にない話ではあるがな】


質問3
『では忌中の最長の49日(50日)より前でも参拝しても構わないということで宜しいでしょうか?』

回答3
イザナミさん
【昔からの習わしを固く重んじる場所へ行くのは
忌中の期間は極力控えた方が良い

トラブルの元になるし
場所により特定の定め(理由)により禁じられている場所もあるからの

ワタシらの側では
いち早く元気づけてあげたいのはあるぞ

亡くなった故人を尊重し
天へ送り届けてあげるのであれば
忌中の期間は参拝を避けて個人を偲ぶのが通常ではあるがな


この場合はお主らにとっては寺が望ましいといえよう
今の時代は神社と寺がハッキリ分けられておるから
その役目に従うのが
良い流れと言えるだろう

習わしを崩すことで
恐れ(不安、罪悪感)=(心の)穢れが生じては元も子もない

忌中期間中 良心の呵責(かしゃく)を感じながら後ろめたさで参拝してはならない】

更に続けて、
【忌中期間は 亡くなった魂は安定していない場合が多い
当の魂は(身体を脱ぎ捨て)
急激な環境の変化に驚いているのが普通だ

死者の体となった今 心が落ちかない そのような時に身内が(故人の霊体を付けて)神社を巡ることは
(故人の)魂の安定上 好ましいとは言えない面もある

神社での居心地がよくて
中には(境内に)留まろうとするのもいるからな

魂がある種の悟りを開き 死を受け入れ 安らかに上がっていく期間が49日よ】 


『故人の魂がどんな状態であるか分からないし、やはりお寺が一番しっくりする気がします。お寺であれば故人の魂がどんなであれ受け入れてくれそうですし』
(※信仰している宗派がある方はそうとは限りません)



質問4
『神道では死を忌み嫌っている意味は、〈死〉そのものを嫌っているのでしょうか?』

回答4
【ワタシら神々は
神そのものの器の中身の入れ替わることはあるが
(なにかの理由により)
消滅させられることを除いて 
基本 神は死なぬ

よって〈死〉という概念を持たぬ存在である

(先程も申したが)
忌中期間においての参拝は控えるべく理由は
身内が参拝する際
(安定していない故人の魂が)一緒についてきて帰るべき場所へ行かずに 居心地の良さに神々にすがってこようとする者もおる

生前 叶わなかった
やり残したこと 無念な想い 悲しみ わだかまりなどを持った
それこそがまさに穢れよ


ワタシらにとって〈死〉そのものが穢れと言っているのではない
死〉から発せられるものを穢れとする

神社とは本来 
聖域 神域であるのだぞ】


次回、質問5~をご紹介します。



(島根にある揖夜(いや)神社)




(黄泉比良坂(よもつひらさか))



※ちなみに忌中(きちゅう)、喪中(もちゅう)とは
『身内の死に際して身を慎む期間』のことを指します。

喪(も)に服す、とよく言いますが、肉親や親戚の死に際し、一定の期間 自宅にこもって身を慎むことを「忌服(きふく)」と言います。
忌服の期間は、故人との血縁の濃さ(続柄)、同居している等により違ってきます。

「忌中」は、不幸があった時から始まって、仏式では法要を営む四十九日、神式では五十日祭、キリスト教であれば一か月後の召天記念日、または五十日祭までとされるのが一般的。
「忌明け」は仏式で四十九日の法要を終えた後のことを指し、法要を「忌明け法要」、香典返しや満中陰志を「忌明け返し」と呼ぶこともあります。

「喪中」とは
宗教を問わず一年間とされることが多いようです。
喪中の期間は、結婚式やお祝い事等は慎む場合が多いようです。
(喪中期間に神事(や結婚式等)に参加する場合などに、「喪服祓い」というお祓いにより穢れを払う御祈祷もあります。
やっているかは神社によりますので、鳥居をくぐる前に、お電話でお問い合わせください)



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