第444話

こんばんは
菊水千鳳です

 先日の大晦日、埼玉県の大宮氷川神社へ、俺と、SさんC君他数名でお伺いしました。

参拝後、年越し蕎麦を食べていて、ふと思いつきで除夜の鐘を聞きに、東京 日野市にある《高幡不動尊》へ、俺とSさんは行くことにしました。
(他のメンバーは、楽しい楽しい大晦日のテレビ番組とか、温かな自宅のお風呂へ幸せなひとときに向かって旅立っていきました。(*´∀`)♪)


俺とSさんは、最近 同時に高幡不動へ呼ばれていたので、行き当たりばったりでレッツゴー!


23時30分近くになりましたので、参拝を開始しました。

境内のトイレの前で待っていたら、不動明王と大きな龍神がご挨拶に現れてくださいました。
すぐさま、龍神は舞い上がり 五重の塔に巻き付いていきました。まさに登り龍!

並ぶ時間と寒さへの抵抗力は無かったので、まだ空いているうちに本堂の裏手の丈六不動明王に、昨年の感謝と新年のご挨拶をさせていただきました。


裏手の丈六不動明王

【 良い時間帯に来たな 
今より仏たる我ら 参拝者の様々な声無き声を聞かねばならん 

どの願いを聞き受けるべきか様々な話し合いが持たれたりもする 
日本中どこでもだが 毎年 この嵐の前の静けさは身が引き締まる思いである 
衆生に耳を傾ける我らの年初めの大仕事だからな】

と、嵐に向かう直前の身構えのような、多くの参拝者の声を聞き抜こうとする決意がヒシヒシと感じられました。


境内はお祭りムードで騒がしく、仏様の声を聴けない場面もありましたが、仕方ありません(笑)

そこはスルーして次に、空海さんのお堂の前に立ちました。
足元には、四国八十八箇所の砂を混ぜた1枚のタイルがあり、そこを踏むと八十八箇所全部回ったことになるようです。

ちゃっかりタイル張りの砂を踏みながら手を合わせたら、


空海さん

【 上手くやったな
これで八十八箇所 見て回ったな】
と冗談を言われました。

更に
空海さん

【 これはこれでヨシ!便利だのぉ】

もちろん、実際に八十八箇所回るのとは訳が違いますが…。

お茶目な空海さんでした。

沢山の参拝者がいたために、これ以上はメッセージが聴けないでいると、


空海さん

【 あとで、別の場所で伺おう】
とあっさり言われました。

俺は空海さんに呼ばれていたので、続きは家に帰ってから聴けるのかなーと思いました。


続いて、稲荷社へと向かいました。

手を合わせました。


狐さん達

【 可愛い仲間も沢山ここにおるぞ
ワシらのところには余り人は来ぬが
このような素晴らしく 由緒ある場所におることに感謝しておるぞ】

良く見ると、子連れの狐さん達がびっしり並んでいました。


この場所で日付が変わりました。
カウントダウンが終わり、除夜の鐘が鳴り始めました。

Sさんと明けおめー🎵を連発していると、狐さん達は微笑ましい表情でこちらを見つめていて和みました。

この小さな稲荷社の前で新年を迎えました ㊗️ 
賑わっている境内とは別世界のような静かな空間。

(少し高台にある稲荷社から境内を歩いている参拝者達を見渡して)

狐さん

【 おのおの新年を迎えたな 
毎年だがしっかりここで見ておる

(俺達をマジマジと見つめながら)
にしても…  お主達は変わり者達よのう
(参拝者がこちらに) 姿を見せてくれたと思いきや
(ワシらと)言葉が通ずるとはな】

祠からは、ゆらりゆらめく白銀色ののようなオーラの集合が視えました。

『なんかここ強い氣を放っている…  凄いな…』


とても素敵な稲荷社でした。

小さい頃から高幡不動に通いなれたSさんでしたが、ここ稲荷社はほとんどスルーしていたそうです。
それもそのはず。狭い場所で目立たない…。

俺はこれまで数回ほど高幡不動に伺いましたが参拝した記憶がありません。
かつて、俺は仏教の稲荷(荼枳尼(ダキニ)天を避けていました→(第433話第434話第435話第436話第440話第441話参照)

そろそろこの場を去ろうとしたら、
 
狐さん

【 何も持ってきてないんだよな?
油揚げがほしいなー あ 無理に要求しているわけではないからなー   強制じゃないからなー
あーでも油揚げがほしいな〜🦊】
と、《本音》を聴いてしまいました。
手ぶらなのかを目で確認されてしまいました(笑)


追加)
この日、家に帰り寝ました。
朝方、夢で荼枳尼天さんが現れたのです!
(個人向けのメッセージをいただいたので、内容は割愛させていただきます。)

目が覚めた時、足元にまだ荼枳尼天さんはいらっしゃいました。
どうやら、高幡不動の稲荷社には 荼枳尼天さんが隠れていらっしゃるようです。

次回は空海さんの隠された《本音》をご紹介します。