第435話

こんばんは
菊水千鳳です

 この日記を最初にお読みになる方は、まずは出来ましたら前回の日記第433話第434話を先にお読みくださると流れが分かりやすいと思います。


    ⛩ .*・゜

先月、スピ友SさんとC君と共に、東京の赤坂にある《豊川稲荷》にお伺いしました。
その前夜の出来事です。

部屋にいたら、スーっと天女が舞い降りてくるような気配を察知。

よく視たら、荼枳尼(ダキニ)天さんでした。

間髪いれずに早速、話しかけてきました。



荼枳尼天さん 

【(ソナタが)ようやく心を開いてくれて感謝いたす
ほころびが取れたかのようだ

上がってきなさい】


荼枳尼天さんは今回、金色の稲穂を持っていました。

【上がってきなさい】とは、良く意味が分かりませんでしたが、何となく、段差のある場所を上がって本堂かどこかに入る感じがしました。


『俺が6年前、(修行の末に魔に対抗する)武力を蓄え、当時はその力を行使するためのピークを迎えていました。まさにそのタイミングで 荼枳尼天さんに会ったわけです。
もしかしたら、あの頃の力は荼枳尼天さんに会うためでもあったのかなぁ、と振り返りながら思いました。 
こちらで武力を用意していたからこそ、貴女に平然と立ち向かえた気がします』



 荼枳尼天さん 

【 人には真似出来ぬことをする男よ 
あの時は本当に食べられてしまうものかと焦ったぞ💦…】
(↑やれやれ、といった表情で)


『仲直りしたから、これからはダキニさんと呼ばせてもおうかな』



荼枳尼天さん

【(豊川稲荷には)気が荒いが忠実な眷属が沢山おるぞ
煙たがらずに ご賞味(ごしょうみ)あれ】

ここで…安心したのか?霊視しすぎたのか?ダキニさんの過去の面影が視えてきてしまいました。

『おや?かつての邪神だったころの牙が視えてます…』


ダキニさんは慌てて服の袖で、口を隠しました。

『隠しても無駄ですよ。視えるものは視える。
かつての単なる名残ですね。
なるほど…やはり、そうした過去があったってことか…』 



荼枳尼天さん 

【 だが仏も進化する 

かつての(私の)名残を見つけたのだな
(この)先はもう使わん 約束したはずだ

もう懲りた
(目が点になり、恥ずかしそうに)

ソナタの目 しっかり視えておるようだ 
驚いた (袖で歯を隠して)】
 

続けて、

荼枳尼天さん

【 気がかりなことはないか?】

ここで、俺は自分の願い事を大胆に語りました。



荼枳尼天さん

【 変わりはないのか?
そのような願望を手にして
ソナタの願いを叶えて ソナタが道から引くようなことになれば…】


『大丈夫です。しっかりコントロールできるように肝に命じているし、イメージできてるので心配ないです』



荼枳尼天さん

【そうかㅤそれならば…

(願いが叶ってもいつまでも)変わりないようにな
変わるようなら
私が変えてやろう(ニンマリ)

(ソナタと)立ち向かえねばならなくなった時 そうしてやろうぞ】

要するに、願いが叶っても傲慢にならず、今のままでいてくれ、とのことです。
(俺はもちろん、今のままでいきますよ)


会話が途切れたので、容姿をしっかり視てみました。

左右に白狐がいらしていて、
荼枳尼天さんは優雅な容姿

俺 
『これがあなたの真の誉れるべきお姿…
美しい姿… もう、何もわだかまりがない。お互いに信頼し合えることですね』



荼枳尼天さん

【 立派な言葉…

(ソナタはここまで)気の毒にあまりにも窮屈な生活を強いられてきたようだな
もうじき(願いは)叶う
(そんな中にいながらも)人には言えぬ大きな仕事を成してきたな
磨きがかかっておるようだ


夜が明ければ 朝が来るように

ソナタを通して
(私は)分け隔てることの意味を知った(→悪人のわるい願いは叶えないってこと) 
仏としてなすべきを知ったまでよ

礼を申すぞ】


荼枳尼天さんは過去の非を認めた表情でした。

『夜を知ったから、夜の闇を知ったから、あなたの闇に触れることができたってことです。

夜が来て朝が来る…

今度は真の朝を迎えさせてもらいますよ

これでお愛顧(おあいこ)』

注)↑この場合の夜=闇とは、ただ苦しかった境遇を指すだけでなく、スピリチュアルな闇の世界(魔をもって魔を制する力)にも触れてきた、の意味です。スピリチュアル世界の光だけでなく闇の世界にも触れてきたから、ダキニ天さんの闇の部分をキャッチできたわけです。



荼枳尼天さん

【 そうだな…

何故 もっとはやく
(豊川稲荷に)来なかったのか?
確かに…
地元におるのだから
来れたであろうにのう】


『忙しくてそちらにまで目が回らなかった。
あとはあの日以来、貴女にタッチしないようにしてたし…』


荼枳尼天さん

【(ソナタは)力では ずば抜けていたがな
こうした機会に(このたび)巡り合わせたのも
(闇という)悪しき時代の終わりを告げにきたからだ】

『おや?ダキニーさんの頭の上にという文字が視えます
これは貴女ご自身が創りだした光ですね?』



荼枳尼天さん

【 大したものではないが
遠くからも視える光だ

闇をも照らし出す黄金の光だ

眩しすぎず明るすぎずが好きでな

細かいことまでは申すまい
個人向けの光

さあ 皆に知らせよ
事 みな起こることをな 
かいつまんで(日記に)書くが良いぞ】

更に、続けて
荼枳尼天さん 

【 幸せをつかもうとする意志 
並々ならぬものを感じるぞ
ヒモを解いてやろう 鎖を切ってやろう

新しい幕開けじゃ ワハハ
お互いにのう】


最後に、
荼枳尼天さん

【(豊川稲荷に)腰を据えて来るようにな】 
と言い、去っていきました。


と、メッセージが終わっちゃったか…と思いきや、
別の存在の声が聴こえてきました。


豊川稲荷の
さん

【 まだ話ししたいとこなのだが…】


『はい、どうぞ』



狐さん

【 欲張り(の参拝者)がホントに多くてけしからん! やれそれ
お金のことばかり申すのだ
事は他にはないのか?武者震いがするわぃ】


続けて
別の狐さん

【 今後 参拝する者に言いたい
願いが叶って (結果的に)闇に下ってった者もいる
善し悪しとは何なのか?

更にキツくてどうしようもないものは苦手じゃ

人の家に上がり込み 礼の一言も申さず 殿に向かって祈りをするか?

どれだけの数が願いを叶えてやったのに欲に溺れ 身を滅ぼしていったのか それを最後にはワシらの力量の無さ ワシらのせいのために身を滅ぼし尽くすこととなっただと?

欲深い人間のなせる技というべきことなのか?ㅤ
筋違いもはなはだし過ぎる
精一杯 力を注いできた結果がこうも立ち行かぬものになるとは…

 直ぐ人は台無しにしよる
まとまった額のお金がいらしていて 舞い込むならば
結構な身分になれば さぞかし人が変わるぞと言いたいのじゃ】


続いて、
最初の狐さん

【 私はソナタの誠実なところが好きである
お年を取っても変わらずにとっておかれよ
煙たいことは申さん 何よりも今だ

(ワシらのことを)
取っつきがたい近寄らざるべき紛(まが)いなるモノであると
未だにそう信じておるモノが五万とおるよの
そうしたことが原因であろうよのぅ

助けを求められたから答えただけじゃったりしたのだが そう聞こえんこと(思われないこと)もあった】

少し間を置いて、
狐さん
【 見よ 外を見れば暖かい季節がやってくる
新芽が生え 緑が戻る 

回復 復活じゃよ
時に身を任せるのも良い 
それでもいい
だが新芽を早く出させる方法だってあるのだよ
そうしたいと思う分だけ(願が叶う)時期が早まるのだ
お分かりいただけたかな?

だが 見ず知らずの者たちに
いつもこのようにするとは限らんからな

力を使うにはな わたしもそれなりの覚悟がいるからな
だとすればなおのこと、足げに通い 身も心も清めてもらわねばな

通いなれ 居心地の良い場所であると思うことができたなら 正しい道案内を示そう

ただしこれは人による
たった一度の参拝だけで願を実らせることもあるからな】


   *・*:.。.*.。.:

こうして帰って行かれました。

狐さん達の本音、ズバリ聴いてしまいました。
言われちゃいましたねー💦

願いを叶えてもらったが、欲に溺れて身を滅ぼし、不幸になる
荼枳尼天や狐の仕業だ!となる  

こんな図式は双方とも嫌な想いをしてしまいます。

結論から申しますと、稲荷(社)神社、狐さんは
怖くはありません。
が!
礼儀を尽くさないと、とんでもないことが起こるかもしれません。
半端ない数の眷属(狐さん)が見ているのです。
こうならないようにして
いきましょう。



次回、いよいよ
参拝に向かいます。


はこちらからもご参照できます。


(↑荼枳尼天さん)