第433話

こんばんは
菊水千鳳です


    ⛩ .*・゜


〔 はじめに 〕

 皆さんは神社仏閣にお伺いする際、感謝やお願い事、お礼参りなどをなさるかと思います。

しかし、その中には何らかの利己的な よこしまな心、負の心、下心を抱いて参拝することもあるのではないでしょうか…

よこしまな心とは、邪な心と書きます。邪心です。 

基本的に申し上げますと、高位の神仏が祀られている場所では、どの神仏もその邪心を受け入れてくださいません。
(但し、何が邪心で何が邪心ではないのか、価値基準は人それぞれだと思います。
時に宇宙の視点から垣間見た場合、基準は人間の道徳概念を越えていることもあるようです。例えば、悪縁切りは負の心とは違うので、叶えてくださる神仏もいらっしゃいます。)

それはさておき、神仏の手前で邪心を露にしてお願いし続けるならば、その場でその人の邪心邪神を呼び寄せてしまうこともあります。

神聖なる神社仏閣の境内でさえ、参拝者の邪心に引き寄せられて、邪神がその人に憑く場合があります。

邪神邪心を好み、邪心を通じて、その人を住みかとして邪神を演じることができるからなのです。

実際に拝殿前で、邪神がそこに祀られている高位の神々がいらしているのに、まんまと真横を通過して、その人に入り込んでしまうケースとかありました。

何本かの白い筋が、スーっとその人に入り込んでいったのを霊視したことがあります。

その時、そこにいらした神様は、
【しまった!  (邪神達に)魅入られてしまったか!】と叫んでいましたが、時すでに遅し…

その人と高位の神仏とが しっかり繋がっていたなら、隙入られることもなかったのですが……
(この続きは日記の最後に書きます)

さて、今回はこうした人の《邪心》ではなく、神仏の《邪心》にまつわるお話です。 


  *◇*◇*◇*

ㅤ皆様はかつて、邪心にまみれていた神仏がいることをご存じでしょうか?

⭐人間の子供を食していた鬼子母神(きしもしん)…
⭐村人を食らっていた大元帥(たいげん(すい))明王
⭐人間の死を予知し、心臓を食らっていた荼枳尼(ダキニ)天… 


鬼子母神と大元帥明王は
当時、お釈迦様により教化され、心を入れ換え、完全なる力ある善神仏になられているので、ご安心ください。

神仏も時の流れと共に気づき、学び、進化成長していくこともあります。

ㅤ今回の日記は年前の体験…
天部に属するこちらの仏様
荼枳尼(ダキニ)天」との衝撃的初対面の出来事をご紹介します。 
(以下、今回は個人的に《荼枳尼(ダキニ)天さん》と呼ばせていただきます。)


 当時の俺は、神仏自身が持つ《魔を制御する武力》を獲得する修行をしていました。
今後、いかなる神仏等と直接対座するにあたって、必要な護りの力を獲得するためでした。

この《武力》とは、不動明王スサノヲさん、ヤマトタケルさんなど、神仏などが兼ね備え持つ魔を挫(くじ)く力のことです。
将来のために、自分なりに使いこなすようにするためでした。

そんな中、ふとしたきっかけで荼枳尼天さんのことを思い出しました。
霊視すると…  荼枳尼天さんの放つ気質に違和感を感じたので、荼枳尼天さんを直接お呼び立てし、お越しいただき、つかぬことを聞いてみました。


『荼枳尼天さん?
貴女の波動から察するに、
もしや貴女は悪人悪い願いもご自分が気に入ったとしたら平気で叶えようとしているのですか?



荼枳尼天さん

【 ん?  そうだとも
私が誰の願いに力を貸すのも
私の勝手じゃ 
単に自由に私が気に入る者の願いを聞いてやるのが
それがどうかしたのか?】


俺 (ムッとして💢)
『  ………

悪人の願いを叶えるのはもう止めてくれないか?』


荼枳尼天さん 

【 む?  何を!!!(怒)
私が誰の願いを引き受けてしまおうと自由であろうがな?

そんなことは うぬ(=お主)に関係なかろうて!!

誰の願いを聞こうと勝手だ!  
それを私に何か? 指図する気でいるか!】


俺(💢!)
『もちろんだとも!!貴女のその力をそこに使わないでもらいたい!』 



荼枳尼天さん 

【何を!うぬはたかが人間ではないか! 人間のぶんざいでワタシに指図する気か!? うぬは何者ぞ?】

『ふふっ、望むところだ!
改心しないならお前をとっちめてやるぞ! お前を食うぞ!


注) かつて、荼枳尼天さんの邪神振りを見兼ねて、怒り狂った大黒天(マハーカーラ)さんの手により、荼枳尼天さんは降伏させられた経緯がありました。 
『お前を食うぞ』とは、
かつて、荼枳尼天さんを懲らしめるために、大黒天が言った言葉でした。それを俺もマネてみました。



荼枳尼天さん 

【なにぃ! 容赦せん!!】


ここで、俺の中にいる不動明王の力と、また魔を粉砕する別の力ある神様と瞬時に繋がり、一気にパワー全開にして威嚇を開始しました。

臨戦態勢、日頃の修行の成果で(笑)こちらは瞬時に準備万端(笑)。

俺は単なる脅しではなく、全力で向かっていきました。


荼枳尼天さんは逃げていきました…


昔の邪神であった頃の残り香が、ほんの僅かながら、まだ6年前の荼枳尼天さんにはあったのでした。



それから数日後

再び荼枳尼天さんをお呼び出ししました。

『もう、悪人に手を使ったらだめだよ』と言ったら、
しょぼーん として少し涙ぐんだかの様子で、うなずいて去って行きました。


それ以降、荼枳尼天さんとはお会いしていませんでした。
もし、未だ改心していなかったとしたら、またやり合うことになるかもしれないので、最近まで確かめずに荼枳尼(ダキニ)天さんとの交流を一切していませんでした。

再び 関心を持ったきっかけは、スピ友Sさんが東京 赤坂にある豊川稲荷に呼ばれている、という情報をゲットしたからでした。

さて、荼枳尼天さんは
その後 どうなったのでありましょうか…

続きは次の日記にて

⭐☆⭐☆⭐

~はじめに の続き~

人が邪心を抱いて神仏の前で切に願うとき、高位の動物神ではなく、下級の動物神がとり憑く場合が多いです。

アメブロの中にも、邪心が邪神を招いた方が、立場や利便性を利用して誤ったスピリチュアルな情報を発信していることもあります…。

では、どうすれば見抜けるのか…
先ずは彼等の言うことを鵜呑みにする前に、ご自身のハートをクリアにして、自らの直感力を養い育てること。
正しいかどうかは五感と第六感の両方を使うと良いでしょう。 

人により、第六感の受けとる感覚(体感)が異なります。
悪い事象に対して、先入観を捨てます。
その上で、
例えば嫌な気持ちになる、違和感を感じる、臭いを感じる、ぞくぞくする、頭が痛くなる、重たい感じがする、それを信じたら些細なサインのようなおかしな出来事が頻発する等々…

内なる(真我の)声に耳を傾けていくようにすると良いです。
本来、自分の中の超意識(ハイヤーセルフ)はそれが正しいか否かを知っているのです。

ちょっとした修行みたいな感じの話になってしまいましたが、
皆様も、ブログ等を読む際は、神仏の言葉を語り告ぐその方達が正しいかどうか、しっかりした目を養ってくださいますようお気をつけください。

(↑荼枳尼天さん)