第436話
こんにちは
菊水千鳳です
この日のスケジュールは、俺とスピ友SさんとC君の3人で、車で東京 赤坂にある《豊川稲荷》と、六本木で開催されていた《醍醐寺展(11/11で終了)》の2ヶ所を訪問する予定でした。
更に時間に余裕があれば、可能なら《日枝(ひえい)神社》も回るかどうかでした。
行きの車内で、Sさんが以前、お分かち頂いた豊川稲荷の黄色い御守りを俺に見せてくれました。
《融通金》と書いてあります。
黄色の紙袋の中に5円玉が入っていました。
『へー、どれどれ』と手のひらに乗せたりしていたら、豊川稲荷の眷属の狐さんが車中に現れ、この御守りについて語り始めました。
狐さん
【(中には)ピッカピカの金の玉が入っておる
その習わしにしたがって財布に入れてあたためよ
しっかり流れがついてくるはすだ
この御守りは 名の通りの存在を運んでくれるだろう
お気に召されたかな?
(この御守りは)人の悲しみを知り 人の痛みを知り それを飲み込む作用がある】
狐さんは言い終わると、シュッと消えて行かれました。
(消え方がカッコ良かった(´▽`))
どうやら、この御守りはお金の融通を利かせようと頑張る際に、不遇に見回れている持ち主の痛みや悲しみを知るようです。そんな中で、物事の融通を利かすようと奮闘してくださっているようでした。(ちょっと感激しました💧)
豊川稲荷に間もなく到着です。
あいにく、C君は寝不足もあったせいか風邪かな?朝から調子が悪くお腹も痛いようで、霊視に集中できない様子でした。
さて、どうしたものか…
豊川稲荷に着いた瞬間、いきなり大雨になりました😵。
おかげで、小降りになるまでC君を車中で寝かせ、俺とSさんは境内にある食堂でランチしながら待機していました。
日枝神社参拝はこの時点で諦めることにしました。
暫くしてC君は合流し、ランチと共にすっかり元気になりました。
雨のおかげ?で みんな回復、お腹も回復(笑)
小降りになったのを見計らってレッツゴー!
雨のために参拝者が極端に少なくガラガラでした。
おかげで物静かな落ち着いた雰囲気でした。いつもの様子は知りませんが、この日 見かけた参拝者は合計10人ほどでした。
本堂の中に上がれるということを知り、靴を脱ぎ本堂の中へ…。
何と俺達が正面に座った後から数名入ってきたら、お寺の人が本堂の扉を閉めました。
雨だからなのでしょうか??
普通は扉を閉めないのでしょうか??
密閉空間と化した本堂内に、一気に神氣が充満してきました。
河の水が一気に水位が上昇するかのように満たされていきました。
『来る!』と気配をキャッチしました。
本堂の奥から荼枳尼天さんがゆっくりと姿を表しました。
回りには何柱もの狐さん達がいらしていました。
この時の荼枳尼天さんの容姿は、狐さんには乗っておらず、ゆっくり歩いて目の前にいらっしゃいました。
服装の色は気持ちの表れです。紺色、ブルー、グレー、白で着飾ったお召し物でした。
静寂の中、聞こえて来るのは雨音だけ。真言を唱えていらっしゃる参拝者もいましたので、うちらも静かに保ち、メッセージをキャッチしてもSさんに口頭で伝えることができず、スマホに何とかメモしていきました。
C君はこの時、色が違う容姿の荼枳尼天さんを視ていました。
荼枳尼天さん
【 新しい目覚めの時がきた
よう参られた
と、しつこいぐらい言ってやるわ】
俺
『今回の、荼枳尼天さんの身に起きたことを世に知らせても宜しいですか?』
荼枳尼天さん
【 差し当たり問題はなかろう】
ここで、
俺に近づき、座っている俺を見下ろしながら ちょっと意味ありげな少し笑った怖目の顔で、
荼枳尼天さん
【 それはそうと
ソナタもお持ちであろう ここ(⭐闇)の世界について前世でも学ばれたであろうがな】
俺を覗き込んで、
荼枳尼天さん
【ふふ…
(ソナタから)震えるほど感じておるわ
ほー そのものたち(狐さんたち)と相性が抜群だ】
狐さんたち
【(主から)お許しが下っておる
しっかりつとめよ
(狐さん達同士の間で言っていました)】
俺
『荼枳尼天さん? 部屋でお話をした俺の願望成就に力を貸していただけませんでしょうか?』
荼枳尼天さん
【 それなら気を緩めずに奥宮に来るがよい
待っとる】
と後ろ向きになり、本堂の奥へと消えていきました。
この時の服装は、白と赤に変わっていました。
荼枳尼天さんに言われたので、このあと、《奥宮》へと向かいました。
~補足~
⭐闇とは、魔をもって魔に対抗する(魔を制す)という分野のスピリチュアル世界のこと。
今でいう陰陽師、祈祷師、修験道、密教行者などが行う《ザ・パワー(力)》のこと。
次に本堂内の横に
大黒天がいらっしゃいました。
メッセージは個人向けだったので、割愛します。
この大黒天(マハーカーラ)が大昔、荼枳尼天さんの悪行を封じるために荼枳尼天さんに向かい、【お前を食うぞ】と言って黙らせ、改心させたのです。
C君はご家族のことなどを荼枳尼さんから話を聴いていたようです。
続いて、《三神殿》へと向かいました。
パワー満載です。
続いて、〈奥宮〉です。
奥宮の中はそんなに広くはありませんでしたが、俺達以外に、数人ほど先にいらっしゃっていました。
中に入ると、
狐さん達
【 荼枳尼尊(ダキニそん)の
おでましであーる】
荼枳尼天さん
【 お主達…
力になろう
白い狐が視たいのだろう?
ここに飾ってある通りに出で参ったぞ】
(壁に白い狐に乗った荼枳尼天さんの画が飾ってありました。正し、服装と持ち物は画とは異なっていました。
青と水色の服装でした。
個人的なメッセージなので割愛します。
最後にお願い事をしっかりと細部まで述べて帰ろうとしたら、荼枳尼天さんは左手に持つ宝珠?から何やら金の粉を取り出し、真っ直ぐに俺の頭上にふりかけ始めました。
俺がいた場所と荼枳尼天さんとの距離は3メートル位かな。
そこから真っ直ぐ一直線に俺に向かって粉を投げてきました。粉は一直線でしたが、所々、粉の固まり(玉になった部分)は俺の方にまで届かずに到達する前に下に落ちてしまいました。
それ故、しっかりとした量の粉を振り撒くのに何回も右手で投げてくれました。
荼枳尼天さん
【 これで充分だろう
しっかりと働きをするのだぞ】
最後に頭を下げ、しっかりとお礼を述べてから奥宮を後にしました。
C君はここでは狐さん達と何やら世間話をしていたそうです。
他にも摂社、末社は雨のために軽くご挨拶しました。すべてに仏様がいらしていました。
結局、雨のために腰を据えて長居しました(笑)。
追加)
この下書きを書いていたら、2柱の狐さん達と、荼枳尼天さんが俺の部屋にいらっしゃいました。
荼枳尼天さん
【 (御自身の容姿について)
色々 手にする(持つ)ことだってできる (稲穂やら剣やら)
人はたやすく疑うであろう
この老いぼれた(築30年)
モノが集まっている部屋に(ワタシがこうして)姿を表すことは信じられないと思うに違いない
誰の前にでも(ワタシは)現れるわけではない
誤解なきような
(ワタシの体に)触るなどもっての他である(←俺は初めから触ってません(笑))
皆に示せ
ワタシを覚えておくがいい
気質は荒いが優しい女神のようであると言えようぞとな】
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.
⛩ 以上で、荼枳尼天特集を終了します。
はこちらからもご参照できます。
🎄次回はクリスマスに因んで、翼の生えた あどけない癒し系のチビ天使達が再び登場します。
お楽しみに…👼💘