第493話
こんばんは
菊水千鳳です
今回は《平家池》での体験 後編を書いていきます。
🕊
3ヶ月振りに《平家池》のほとりに立ちました。
幾人かの平氏達が穏やかな心境で、池にたたずんでいました。
残りの大多数の平氏達は、自分達のゆかりの地や、好きな場所へと旅立っていて、既に見当たりませんでした。
皆さん、前回と違い、落ち着きを取り戻していました。
ここで、神田神社(=明神)から特別にいらっしゃった
平将門さん
【 この地(=平家池)だけでは
決して諦めてはならぬ
こと穏やかならぬ場所が
(全国に)いくつもあるからな
平家の余所の地に参るときは
よく計画を立て 邁進するがよい
彷徨(さまよ)える魂たちを
穏やかな境地に舞い戻す必要があるのは
ここだけではないからな
必要とあらば
力を貸そうぞ】 と。
鶴岡八幡宮の《平家池》は、これで終わりましたが、他の地には
まだ浮かばれていない平家達がいるので、穏やかな心へと解放して欲しいとのことでした。
続いて、
平家
【よくぞここに 再度 参られた…
約束を守ってくれて
非常に嬉しい
喜ばしい限りだ
内に秘めた力を まだ発揮できずにいるが
もはや 肩身の狭い思いをすることもなくなった
安堵の境地である】
平家
【 しかと 見届けた
鎧も外れたことだし
氣も晴れた】
頼朝さん
【 至れり尽くせり
一杯やらんか】
平家
【 私らは 平穏を好む
こうやって人の手で造られた人工の景色であっても
自然を愛し 木々や草花の色に
訪れる鳥や 木々のざわめきや
鳥のさえずり
魚が立てる水音一つ一つに
耳を傾け 目を向け
向き合いながら日々生きてこれた
感謝を感じながら生きる、というのが
我々の生き方のようなもの
最初 囚(とら)われている表現をしたけれども
この場所に 最初 留(とど)まり続けたのは
私らで いつの間にか抜け出せなくなっていたのだ
人々が暮らしていくのに便利になるように
土地の開発をしていくのも 大事なことではあるが
生き急がない程度に
心と体にゆとり(=余裕)をもって
もつために自然と共存してゆく人々と
自然が共存していく姿を眺めながら生きていくのも
良いとは思わんか
このような所に留まっていることにはならぬから
我々も次なる土地へ赴(おもむ)くだろう】
平家
【 あと お酒を持ってきてくれるのも
有り難いけど
甘いのも 飲みたい】
(今回は辛口のお酒と甘い和菓子を用意していました)
平家
【 酒盛りをともなった 共存することへの前向きな姿勢に協力いたす】
頼朝さん
【 確かに 両者 拮抗(きっ
こう)した戦いではあった
前もって周到に戦術を立てた結果が これであった
それは 建て前であって
仮にもし 戦局に乱れが生じていたなら
あわや この戦いの行く末は
こうはならなかったかもしれぬ
されど こうして戦うことに こだわり続けた
ワシらの勝利ではあった
もはやこれからは 皆で集いて
新たな心境を常にもっていけたらなと
考えておる
ワシにも無駄が沢山あったからな
全てを政子のせいにすることもない
(注)平家池を考案したのは政子さまなので、このように述べられた模様)
これからは 一つ一つの日々の歩みをこだわり続けて参ろうぞ
お主ら(=俺達) ようやった
お主らの一途な思いが
このような幸いにも結果となった
やがて蓮の花が群がることのように
平家の希望も絶やさず参ろうではないか】
※拮抗・・・力、勢力がほぼ等しく、互いに張り合うこと。
メッセージの合間に
鳥がさえずっていたり、目の前で魚が思いっきりジャンプをしていました。
まるで、平家の解放を祝福しているかのようでした。
動物は氣に敏感ですからね。
これからの《平家池》は清々しい自然豊かな佇(たたず)まいとなることでしょう。
鶴岡八幡宮の境内の木々も草も…
境内に存在する生命すべてが、 この時ばかりは俺達に注目していました。
御祭神と共に…
全国の平家ゆかりの地に、今だ囚われているかもしれぬ魂の解放という新たな挑戦を受けながら、この場を後にしました。
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次回は《平家池》関連の番外編です。
一見、関係のないタケミナカタさんやタケミカヅチさんらが登場してきます。
《平家池》関連の過去日記はこちらからもご参照できます。
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