写真撮影のテクニック~青空をきれいに撮影する裏技 | 写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

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印象的な青空を写し撮るために

 青空で大活躍するのが「PLフィルター」です。「PLフィルター」は、大気中の光の反射を制御するためのフィルターで、「偏光フィルター」とも呼ばれています。通常の「PLフィルター」と「C-PLフィルター」が存在しますが、デジタル対応のC-PLフィルターが現代の主流になっています。そして「PLフィルター」を使うことで、空の色が劇的に変化します。
 

 円偏光フィルターやサーキュラーPLフィルターなんて呼ばれることもある「C-PLフィルター」はレンズの先端に直接付ける事の出来る特殊フィルターの一種です。このフィルター、反射した光に含まれる「偏光」と呼ばれる成分を除去できるため、偏光が含まれる空の色を変えたりや葉っぱの表面や水面に反射した光を除去することができます。

 

C-PLフィルターとは

 

  CPLフィルターは、光源に対して直角になった時に最大の効果があります。人差し指を光源に向けて親指を直角に立てたとき、親指が示す面に対してPLフィルターの効果が最大になります。

森林の撮影では、CPLフィルターが非常に効果的です。特に光源が頭上にある場合、自分と並行の関係にある地平線上で最大限のPLフィルターの効果が得られます。

CPLフィルターを使用する場合は、レンズを回転させながら、自分が望む結果に一番近い角度を決めます。注意点は、雲の無い空を撮影するときです。特に、超広角レンズにCPLフィルターを装着して光源に対して直角で使用すると、除去するのも難しい暗い帯が映り込むことがあります。

 

 

今回の撮影機材は、NikonD810、タムロンSP24-70 F2.8です。

 上の写真は、C-PLフィルターなしで撮影したものです。

 この写真は、C-PLフィルターを装着して撮影しました。空の色が濃くなっているのと同時に、左端の雲が鮮明になっています。また、木々の反射が抑えられ、鮮やかさが増しているのがわかります。

 

 

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