今回は、水族館での撮影です。
大分県大分市の水族館「うみたまご」に行ってきました。
水族館撮影が難しいとされている一番の原因は、「ブレ」です。水族館はとても暗いです。ですから、シャッタースーピードが重要になってきます。また、水族館では三脚を使う事が禁止されていて、なおかつ魚は絶えず泳いでいるので手ブレ、被写体ブレを起こしてしまうのです。暗い館内でブレずに撮るための最重要ポイント...それはISO感度を高めに設定することです。
今回は、ISO感度を高めて、手ブレ・被写体ブレを防ぐ撮影に努めました。使用した機材は、NikonD7100、タムロン16-300F3.5-6.3です。
この写真は、ISO6400、f/4.5、1/50、22mm という設定で撮影しました。シャッタースピード1/50は手ブレぎりぎりです。脇をしっかり絞り、慎重にシャッターを切りました。撮影モードは絞り優先モードです。ISO感度6400は、画質面でもぎりぎりのところですから、これ以上、上げることはできません。1/50は少し不安ですが、何とか撮影できました。
最近の一眼レフは、ISO感度6400でもさほどざらつきはきになりません。手ブレするよりもいいに超したことはありませんから。
この写真は、ISO感度3200、f/4.5、1/320、22mmで撮影しました。大水槽でしたので、とても明るくISO感度3200でシャッタースピード1/320をかせぐことができました。これならブレは関係ありませんね。
大きな水槽いっぱいに泳いでいる魚の群れを見ると、水槽全体を広く写したくなります。しかし、このような場合には必ずと言っていいほど、ガラス面に人の姿や非常口のマーク、照明等が映り込んでしまいます。このような余計な映り込みを防ぐためには、できるだけ水槽に近づいて撮影することです。かなり映り込みを回避できます。
この写真は、ISO感度1250、f/5、1/60、58mmで撮影しました。可愛いエビをアップでとらえたくて、この設定にしました。背景のぼけ具合もまあまあでしょうか。
この写真は、ISO5000、f/4.5、1/50、22mm という設定で撮影しました。シャッタースピード1/50は手ブレぎりぎりです。なおかつ、鰯の群れは絶えず動いていますので、とても撮り辛い対象です。できれば、開放F値の小さい単焦点レンズがいいかと思います。私は、躍動感を出したいと思い、この設定で撮影しました。
写真撮影のテクニック~写真仕上げの裏技
写真撮影のテクニック~星空撮影のピント合わせ
写真写真のテクニック~PLフィルター
写真撮影のテクニック~星空撮影、LAW現像の裏技
写真撮影のテクニック~日の出撮影の裏技
写真撮影のテクニック~夜景撮影の裏技
写真撮影のテクニック~ハーフNDフィルターで撮る月夜
写真撮影のテクニック~シャッタースピードを操る
写真撮影のテクニック~絞り優先モードを操る
写真撮影のテクニック~ドラマチックな夕日・夕焼けを撮る
写真撮影のテクニック~パンフォーカス
写真撮影のテクニック~光の量を操る
ワンランク上の写真を撮るために~レンズの特徴を生かす
ワンランク上の写真を撮るために~逆光を生かす
ワンランク上の写真を撮るために~光芒を幻想的に撮る
ワンランク上の写真を撮るために~夕日の色にこだわる
ワンランク上の写真を撮るために~レンズの汚れにシビアになる
ワンランク上の写真を撮るために⑦~日の丸構図をうまく使うには
ワンランク上の写真を撮るた
https://jin780ando.web.fc2.com/CreativeStudio/index.html
ご用命をお待ちしております。
人気ブログランキングに挑戦中です。
よろしければ上のバナーを押して応援してください。