写真撮影のテクニック~水族館での写真撮影① | 写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

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今回は、水族館での撮影です。

大分県大分市の水族館「うみたまご」に行ってきました。

大分マリーンパレス水族館は、大分県大分市の高崎山下海岸にある水族館です。通称は、うみたまご。1964年に大分生態水族館マリーンパレスとして開館しました。2004年4月1日にリニューアル開業して、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」となりました。

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ワンランク上の水族館写真を撮るために

 水族館撮影が難しいとされている一番の原因は、「ブレ」です。水族館はとても暗いです。ですから、シャッタースーピードが重要になってきます。また、水族館では三脚を使う事が禁止されていて、なおかつ魚は絶えず泳いでいるので手ブレ、被写体ブレを起こしてしまうのです。暗い館内でブレずに撮るための最重要ポイント...それはISO感度を高めに設定することです。

  今回は、ISO感度を高めて、手ブレ・被写体ブレを防ぐ撮影に努めました。使用した機材は、NikonD7100、タムロン16-300F3.5-6.3です。

 この写真は、ISO6400、f/4.5、1/50、22mm という設定で撮影しました。シャッタースピード1/50は手ブレぎりぎりです。脇をしっかり絞り、慎重にシャッターを切りました。撮影モードは絞り優先モードです。ISO感度6400は、画質面でもぎりぎりのところですから、これ以上、上げることはできません。1/50は少し不安ですが、何とか撮影できました。

 最近の一眼レフは、ISO感度6400でもさほどざらつきはきになりません。手ブレするよりもいいに超したことはありませんから。

 この写真は、ISO感度3200、f/4.5、1/320、22mmで撮影しました。大水槽でしたので、とても明るくISO感度3200でシャッタースピード1/320をかせぐことができました。これならブレは関係ありませんね。

 大きな水槽いっぱいに泳いでいる魚の群れを見ると、水槽全体を広く写したくなります。しかし、このような場合には必ずと言っていいほど、ガラス面に人の姿や非常口のマーク、照明等が映り込んでしまいます。このような余計な映り込みを防ぐためには、できるだけ水槽に近づいて撮影することです。かなり映り込みを回避できます。

 この写真は、ISO感度1250、f/5、1/60、58mmで撮影しました。可愛いエビをアップでとらえたくて、この設定にしました。背景のぼけ具合もまあまあでしょうか。

 この写真は、ISO5000、f/4.5、1/50、22mm という設定で撮影しました。シャッタースピード1/50は手ブレぎりぎりです。なおかつ、鰯の群れは絶えず動いていますので、とても撮り辛い対象です。できれば、開放F値の小さい単焦点レンズがいいかと思います。私は、躍動感を出したいと思い、この設定で撮影しました。

 

 

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