ワンランク上の写真を撮るために~逆光を生かす | 写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

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逆光とは

  逆光とは、被写体の後方から光があたっている状態のことをいいます。逆光には、被写体の真後ろからの光だけでなく、斜め後ろからの光も含まれます。斜め後ろからの光は、半逆光と呼ばれます。

 

逆光撮影のメリットとデメリット

 

【メリット】

 被写体の後ろから差す逆光は、被写体のエッジを際立たせることができます。また、奥行きが出やすくなります。

【デメリット】

 被写体が黒つぶれを起こしがちになったり、被写体の色味が失われがちになったりしやすいです。

【逆光撮影によく使われるシーン】

・「くっきりとしたカゲを入れたくない」被写体

・「やわらかくみせたい」被写体

・「被写体の中にカゲを入れたくない」被写体

 

  逆光で撮ると、被写体によっては輪郭周辺の部分が光に透けてみえることがあります。例えば、動物です。輪郭の毛が光に透けて、面白い味がでています。逆光ならではの効果といえます。また、顔に入るカゲもやわらかく、全体にまろやかな印象になります。

 

nNikonD810、タムロンSP24-70で撮影(ストロボ使用)

 

逆光でキレイに撮る方法〜新しい光を加える

【日中シンクロ】

  逆光が当たって被写体が影になってしまっている場合などに、ストロボを発光させて被写体の光量を背景と大体同じに(シンクロ)して撮影する方法のことです。強い逆光で被写体が暗く写ってしまう場合でも、日中シンクロを行うことで被写体を際立たせた印象的な写真に仕上がります。また、被写体に合わせて露出を上げると背景が白飛びする、という困ったシーンにも役立つ便利なテクニックです。

カメラの内蔵ストロボを使う場合の設定

 まずはカメラのストロボマークの付いたボタンを押します。次にデフォルトでは「自動発光」となっている内蔵ストロボの設定項目を、「強制発光」へ変えます。これでカメラの設定は完了です。被写体へカメラのストロボ発光が届く距離から撮影してください。

クリップオンストロボを使う場合の設定

 カメラから操作できるタイプのクリップオンストロボの場合、設定方法はカメラの内蔵ストロボを使う場合と同様です。デフォルトで「自動発光」または「オート」となっている設定を「強制発光」へ変更して撮影します。

クリップオンストロボはフラッシュの光量も任意で設定できます。最も一般的で使いやすいオートは、撮影シーンに応じた明るさを自動的にストロボが判断し発光します。自分でストロボの発光量を調整したい場合はマニュアルモードへ。

 

 

連載 「砂上の足跡」~道徳資料「浅田剛立」執筆 その3
 道徳の資料の中には「キーワード」が埋め込まれることが少なくない。私も「麻田剛立」の中に「キーワード」を埋めた。この仕組みは、授業者がどの場面を発問の土台とするかを考えやすいようにした配慮であるし、筆者が考える価値内容への迫りでもある。しかし、このように考えていても、授業者の思いと筆者の思いが重ならなければ「キーワード」とはならない。授業を作るのは授業者であるのだから、これは仕方のないことである。
 私は、剛立がくじけそうになった場面に「キーワード」を埋め込んだ。それは「何か熱いものがこみ上げてきた。」というありふれたものだった。人によっては、「キーワード」と受け取らないかもしれない。あくまでも筆者のわがままなのである。
 さて、授業の実際はというと、「剛立の胸にこみ上げてきた熱いものとは何だろう」という問いに対して、子どもたちは様々な考えを出してくれた。「キーワード」を利用した発問は有効だったように思う。子どもたちの考えは、「不撓不屈」の流れとなったが、これも想定した通りになった。
 偉人を主人公にした資料は、一般的に難しいと言われている。それは、子どもたちの実生活とかけ離れすぎていることに一因があると思う。偉人関連の資料の宿命である。しかし、この手の資料を料理できてこそ一人前と言えるのではないかと思う。


つづく

 

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