ワンランク上の写真を撮るために~光芒を幻想的に撮る | 写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

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日々の出来事を、風景写真等を中心に織り交ぜながら発信しています。
将棋の藤井聡太二冠の大ファン。時々藤井聡太二冠の記事を載せます。

光芒
  光芒とは、雲の隙間などから太陽の光が筋になって見える現象です。雨上がりや霧の時、海の上など水蒸気が多い時に、光が水滴に乱反射し光の筋が見えるようになります。
  雲の切れ間から、太陽光が光のすじになって、美しい模様を現すことがあります。これらは、天使のはしご、薄明光線、レンブラント光線などとも呼ばれ、厚い雲の隙間から、太陽光が空中のちりを光らせ、ダイナミックな現象となって現れます。特に山岳風景と組み合わせると、風景のなかで見事な遠近感と立体感を味わうことができます。カメラで撮るときは、光の状態にもよりますが、少しマイナス補正をするほうが、光っている部分の描写の白トビを減らし、光のすじが美しく表現できます。

 

今回の撮影機材は、NikonD810、タムロンSP24-70です。

ISO160、f/10、1/200、125mm、-0.7ev

 

幻想的な光芒を撮るポイント
  • F8~11程度まで絞る・・・光の筋をシャープにすることができます。ただ、絞り過ぎは逆効果です。レンズによってばらつきがありますが、F8~11くらいで一番シャープになります。
  • 露出をやや暗くする・・・光の筋を強調することができ、幻想的な写真にできます。
ISO160、f/10、1/160、100mm、-0.7ev
 
連載 「砂上の足跡」~道徳資料「麻田剛立」執筆 その2
  私は、剛立の自分の目標に向かって突き進む姿に感動したと同時に、自分もこんな生き方をしたいと思った。資料のあらすじは、剛立の道を拓こうとする姿と、自分の目標に向かっていく揺るぎない精神力を浮き彫りにできたらと考えた。
「父上、あの星は何という名前ですか?」
 これが資料「麻田剛立」の出だし部分である。幼い剛立の好奇心を浮き彫りにするため、敢えて会話文から入ることにした。この一文を孤立させ、一行の改行の後剛立の生い立ちを綴った。中心となる場面は、困窮している剛立が受け取った三浦梅園からの手紙を読んだ部分である。このときの剛立の心境に、キーワードを埋め込んだのである。
 この後、編集会議で議論を重ね、文章が出来上がったのは1年半年後のことだった。さらに東京の編集部と挿絵の打ち合わせ等を数回行い、原稿は私の手から腫れた。
 資料名「麻田剛立~新しい道を拓く~」は、2年の期間を費やして完成した。資料として手元に届いたとき、挿絵の素晴らしさに感動した。流石に時代考証も完璧であり、江戸時代の剛立の姿が新鮮であった。見たことのない剛立であるが、私には挿絵の剛立が「麻田剛立」そのものであった。

 道徳人の性なのか、気になる資料は授業で使ってみたいという思いが強くなる。況してや自分が作った資料となると、(これは使い物になるのか)という不安もある。検証も兼ねて早速授業で使ってみることにした。
 資料「麻田剛立」は、5ページに渡る道徳の資料としては随分長いものだ。従って、1時間の授業の中で資料を読むことは、考える時間を大幅に削ることになる。作成しているときは当然このことは考慮していたが、いざ使おうとなるとやはり事前に読ませるしか方法はないと感じた。このことは想定内のことで、はじめから授業中での「読む活動」は考えてはいなかった。想定の通りになっただけのことだ。

つづく

 

 

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