ジャズトリガースクールブログ
  • 24Feb
    • パールフルート カンタービレの画像

      パールフルート カンタービレ

       今日はパールフルート、カンタービレの紹介です! パール楽器は1946年に楽器の製造を始めたそうです。戦後すぐにできた会社なんですね。打楽器やドラムで非常に有名なメーカーですが、1968年から千葉の工房にてフルートも作り始めます。 パールフルートの特徴と言えば一本芯金とピンレスメカニズムでしょうか。一本芯金は上から下まで一本の芯金を通すことで、特定のキーが痛んだりすることを防ぐ仕組みで、耐久性がとても高いそうです。 そして普通は連動するキイや連携するパーツをピンを打ち込むことで固定するのですがこれがシャフトなどを痛めることがあるそうで、パールではピンを使わずに固定するピンレスメカニズムが使われているという事です。  今回のモデルはカンタービレというモデルでランク的にはセミハンドメイドという位置づけになります。総銀製でパールフルートの中では一番普通のモデルというかんじでしょうか。 実際に吹いてみると、とても重厚感があります。とはいえ重すぎることはなく、キラッとしたフルートらしい音色も併せ持っている感じです。バランスの良いVIVO頭部管が採用されていることもあってか、色々な要素が上手くバランスとられている感じがしますね。 例えばですがヤマハが癖が無くとても素直な音色なのに対して、パールはもう少しメーカーの目指す音の味というか重厚さを感じます。 また一本心金の効果なのか操作感がしっかりとしていて、メカとしてとても信頼できる感じがします。パールフルートはクラシックや吹奏楽だけでなく、ジャズやスタジオミュージシャンでも使っている方が多い気がします。バランスの良い音色や信頼のメカニズムから多くのミュージシャンに選ばれているのですね!聖蹟桜ヶ丘でサックスレッスン | ジャズトリガースクール京王線聖蹟桜ヶ丘、小田急線読売ランド前でジャズレッスン。 サックス、トランペットが学べます。jazztriggerschool.wixsite.com

  • 08Feb
    • バンドレン V16 メタル スモールチャンバー テナーマウスピースの画像

      バンドレン V16 メタル スモールチャンバー テナーマウスピース

       今日はバンドレン、V16、メタル、スモールチャンバー、T8の紹介です! バンドレンのジャズ向けサックスマウスピースシリーズは、V16シリーズは非常に人気のあるビンテージマウスピースをイメージして作られたモデルですね。 今回紹介するV16メタルマウススピースは3種類あり、40年代をイメージしたラージチャンバー、50年代を意識したミディアムチャンバー、そしてスモールチャンバーとなります。 バンドレンのメタルマウスピースは結構昔から製造されていました。こちらのスモールチャンバーはその昔から製造されているバンドレンメタルと同じ構造になっており、V16のラージチャンバーとミディアムチャンバーが追加されたため、従来からあるモデルにV16スモールチャンバーという名前が付いたというわけです。 バッフルは高めですが、ガーデラやデュコフのような階段のようなバッチリしたものではなく、緩やかなバッフルが長く付いています。現代では一番人気がある構造ではないでしょうか。また、同じV16でもラージやミディアムと比べると少し細身な気がします。 実際吹いてみると、中の構造のイメージ通り、ギラっとした音色がベースになっており、バンドレンらしく下から上までばっちり鳴ってくれます。また音色の幅もガーデラ程ではありませんが、つけやすくとても扱いやすいマウスピースだと思います。 マウスピース自体が重い感じなので、バリっとした音色にマウスピースの重さからくるズッシリした密度が加わり、総合するとギラっとした密度のある音色と言えると思います。バンドレンの考える現代的なテナーサックスの音色はこう言うイメージなんだなと非常に興味深いマウスピースだと思います。とはいえ個性的ではなく、きれいにバランスがとられたマウスピースゆえか、あまり使っている人は見かけませんね…。聖蹟桜ヶ丘でサックスレッスン | ジャズトリガースクール京王線聖蹟桜ヶ丘、小田急線読売ランド前でジャズレッスン。 サックス、トランペットが学べます。jazztriggerschool.wixsite.com

  • 29Jan
    • セルマー リガチャー 現行の画像

      セルマー リガチャー 現行

       今日はセルマー、リガチャー、現行品の紹介です! セルマーのリガチャーは最近モデルチェンジしたようですね。以前紹介した旧タイプのセルマーのリガチャーは、マウスピースのリード側にねじがある純締めで、2本のねじで締め付けるタイプでした。  新しいセルマーのリガチャーは最近はやりの?逆締めタイプ。また、ねじは1本で締め付けるタイプに変更されました。 旧タイプも現行も素材は真鍮で表面にはラッカーがかかっています。よって軽くて明るい鳴りは旧型も新型もあまり変わらないようです。 新型の特徴としては、旧型に比べ締め付けるためのねじが1本になったことで締める手間は少なくなりましたがその反面、締め付けは少し弱くなったので、チューニング時にマウスピースを抜き差しする際にリガチャーが外れてしまう事がありました。また、逆締めタイプになったことでねじが演奏者の顔側に来るわけで、そこが振動することで奏者の耳に入ってくる音には多少なりとも良い影響がありそうですね。 ネガティブなことも書きましたが、構造がシンプルで値段も手ごろ、鳴りも軽いので結構使えるリガチャーだと思います。キャップが別売りなのが玉に瑕でしょうか。聖蹟桜ヶ丘でサックスレッスン | ジャズトリガースクール京王線聖蹟桜ヶ丘、小田急線読売ランド前でジャズレッスン。 サックス、トランペットが学べます。jazztriggerschool.wixsite.com

  • 14Jan
    • Jazz Conception for Saxophone Advancedの画像

      Jazz Conception for Saxophone Advanced

       今日はジャズコンセプション、フォー、サキソフォン、アドバンスの紹介です!レニー・ニーハウスさんのジャズコンセプションシリーズの一番最後にあたるエチュード、アドバンスです。 レベルとしてはアドバンスという事で一番難しいエチュードになります。 音域も下から上まで広く、1曲の長さも今までのコンセプションより長くなっています。また、転調したりリズムが変わったりと、かなり手ごたえがある感じです。なんといっても休符が本当に少ないので苦しいですね💦 アドバンスという名前にふさわしい、かなり噛み応えのある内容だと思います!聖蹟桜ヶ丘でサックスレッスン | ジャズトリガースクール京王線聖蹟桜ヶ丘、小田急線読売ランド前でジャズレッスン。 サックス、トランペットが学べます。jazztriggerschool.wixsite.com

  • 25Dec
    • ottolink Tone Edge 6☆ ソプラノの画像

      ottolink Tone Edge 6☆ ソプラノ

       今日はオットーリンク、トーンエッジ、6☆、ソプラノサックスマウスピースの紹介です! テナーサックスではスーパートーンマスターと並び定番中の手番であるオットーリンクのトーンエッジですが、テナー以外ではあまり見かけません。ソプラノサックス用の現行のトーンエッジとなると、今まで使っている人を見たことないですね。ソプラノマウスピースと言えばセルマーとかヤナギサワとかを使っている人が多いように思います。 とはいえバビット社が現在までずっと作り続けているところを見ると需要があるんでしょうかね。 見た感じはそんなに悪くないですね。左右のレールも割ときれいに見えます。中はバッフルという程ではないですがロールオーバーバッフルが少し見られます。 実際に吹いてみると印象として普通に鳴るなという感じでしょうか。低音から高音まできれいになります。音色としては割と素朴な感じでしょうか。ただ素材のせいか、力を入れても音が開く感じがあまりしませんね。よって結果的に少しモコっとした感じがするかもしれません。しかしながら、とても素直なマウスピースだと思いますので落ち着いたキラキラしない音色が欲しい人には良いかもしれませんね!聖蹟桜ヶ丘でサックスレッスン | ジャズトリガースクール京王線聖蹟桜ヶ丘、小田急線読売ランド前でジャズレッスン。 サックス、トランペットが学べます。jazztriggerschool.wixsite.com 

  • 18Dec
    • Jazz Conception For Saxophone Intermediateの画像

      Jazz Conception For Saxophone Intermediate

      今日はジャズコンセプション、フォー、サキソフォン、インターミディエイトを紹介します! レニー・ニーハウスさんのエチュード、ジャズコンセプションシリーズの第3巻、中級編です。 以前に紹介した1巻、2巻はベーシックという事で、比較的短く基本的なフレーズを練習する感じでしたが、この第3巻は中級編というとで実際に譜面で出てくるような、より実践的な内容になっています。また、発音も良くあるもの以外に少し例外的な発音も出てくるなど、多少歯ごたえがある内容だと思います。1、2巻をしっかり練習してから挑戦したいエチュードですね!聖蹟桜ヶ丘でサックスレッスン | ジャズトリガースクール京王線聖蹟桜ヶ丘、小田急線読売ランド前でジャズレッスン。 サックス、トランペットが学べます。jazztriggerschool.wixsite.com

  • 09Dec
    • ドレイク スタビー テナーマウスピース 7☆☆の画像

      ドレイク スタビー テナーマウスピース 7☆☆

       今日はドレイク、スタビー、メタル、テナーマウスピース、7☆☆の紹介です! ドレイクマウスピースはアーロン・ドレイクさんにより作られるマウスピースです。アメリカ製にこだわりがあり、材料から製造工程まで一貫してアメリカ製であることが特徴になっています。また、ドレイクオリジナルのマウスピースはもちろん、ビンテージマウスピースのレプリカやジャズジャイアントと呼ばれる方が実際に使っていたマウスピースのレプリカ、レジェンドシリーズを製造して有名になりました。 今回のマウスピースは、デュコフの最初期のモデル、スタビーのレプリカです!なんとマニアックな!と思われる方はなかなか通ですね!普通テナーのビンテージマウスピースと言えばビンテージオットーリンクとかビンテージセルマーだと思いますがスタビーを復刻させるとはなんとも面白いと思います。 デュコフのスタビーは1945年くらいに作られていたマウスピースです。その頃はオットーリンクはトーンマスターを作っていたあたりでしょうか。当時のメタルのテナーマウスピースはリンクとデュコフで人気を2分していたみたいですね。とはいえこの頃からすでにオットーリンクはかなり人気があったみたいですが。 スタビーファンである私は今までにビンテージスタビーを5本程手に入れてきましたがこのレプリカ、実際の吹き心地はかなりオリジナルの物に近いです!オットリンクのようなふくよかさがありながら、もう少しギラっとした成分が多い感じです。  表現力はリンクの方がありそうですが、音の味みたいな部分ではこちらもなかなか魅力的だなと思います。 素材は真鍮で24金メッキ仕上げ、ドレイクさんが実際に仕上げており、精度もかなり高そうです。 リンクメタルは好きだけど人と同じは嫌だ、という人にはなかなか面白い選択かもしれませんね!聖蹟桜ヶ丘でサックスレッスン | ジャズトリガースクール京王線聖蹟桜ヶ丘、小田急線読売ランド前でジャズレッスン。 サックス、トランペットが学べます。jazztriggerschool.wixsite.com

  • 26Nov
    • Jazz Conception for Saxophone Basic Vol.2の画像

      Jazz Conception for Saxophone Basic Vol.2

      今日は、レニー・ニーハウスのジャズコンセプション、フォー サキソフォン、ベーシック、vol2、を紹介します! 先日紹介しましたジャズコンセプション、ベーシック、Vol.1に引き続き、今回はベーシックVol.2の紹介です。 ジャズの発音を学ぶこのシリーズですが、Vol.1は1小節単位とか、比較的短いフレーズについて練習する感じでしたが、今回のVol.2では2小説単位とか、もう少し長いフレーズが出てくる印象です。発音自体はベーシックという名前の通り、基本的な発音がほとんどですがフレーズが長いのでVol.1に比べると少し歯ごたえがある感じがするかもしれません。 ここまでキチンと身につけば、ジャズの基本的な発音はだいたいできる?ようになっているかもしれませんね!聖蹟桜ヶ丘でサックスレッスン | ジャズトリガースクール京王線聖蹟桜ヶ丘、小田急線読売ランド前でジャズレッスン。 サックス、トランペットが学べます。jazztriggerschool.wixsite.com

  • 24Nov
    • ブリルハート トナリン シャンクリングの効果 の画像

      ブリルハート トナリン シャンクリングの効果 

       今日はブリルハート、トナリン、5☆、シャンクリング付きの紹介です! 今までにも何本か紹介しましたが、ブリルハート、とトナリンです。ビーバップの元祖、チャーリーパーカー始め、多くのサックス奏者に愛されたマウスピースです。 とてもメローな音色が特徴で、現代でもファンの多いマウスピースです。 トナリンは私も大好きなマウスピースなのですが、唯一困るのはクラックが入りやすい?という弱点があるんですね。 トナリンの中古ではよくシャンクやテーブルにクラックが入ったものが見られます。これを防ぐ、またはこれ以上クラックが進まないためにシャンクに金属製のリングをはめたりすることがあります。 今回の物はゴッツさんによりGチューン、そしてシャンクリングをつけてもらったものです。これでクラックは安心ですが音色にはどんな変化があるのか、不安だったのですが、実際吹いてみたいと思います。 結論から書きますと、音色的にはあまり変わらないみたいですね。良かった ( ;∀;) 。  シャンクリングが付くことで、重量が増すせいか、少し息を受け止めてくれる容量が大きくなったような感じがします。よって、息をたくさん入れた時に今までよりももう少し先に行ける感じがします。 逆に言えば小さい音や少ない息で鳴らそうとしたときはちょっと力が要る感じがするかもしれません。 よって鳴るポイントが少し力がいる方向にシフトしたといえますね。 しかし、トナリンが大好きな人にとっては、このリングでかなり精神的にはほっとしますよ!聖蹟桜ヶ丘でサックスレッスン | ジャズトリガースクール京王線聖蹟桜ヶ丘、小田急線読売ランド前でジャズレッスン。 サックス、トランペットが学べます。jazztriggerschool.wixsite.com

  • 20Nov
    • ジャズコンセプション フォー サキソフォン ベーシック Vol.1 Lennie Niehausの画像

      ジャズコンセプション フォー サキソフォン ベーシック Vol.1 Lennie Niehaus

       今日はレニー・ニーハウスのジャズコンセプション フォー サキソフォン ベーシック Vol.1を紹介します! レニー・ニーハウスさんと言えばとても有名なジャズアルトサックス奏者で、様々なエチュードを書いていることでも有名です。また、チャーリーパーカーの生涯を描いたクリントイーストウッド監督の映画、”バード”で音楽を担当された方ですね。 ニーハウスさんの多くのエチュードの中でも、最も古くからジャズを勉強するために使われているのがこの本ではないでしょうか。 ジャズの演奏をする上で最も大事なものの一つに発音があります。英会話と一緒で、音だけを追う事が出来ても発音がジャズになっていないと、ジャズの言葉として聴こえないんですね。そんなジャズ特有の発音を勉強するのにとてもよい教材だと思います。 ベーシックのVol.1という事で、短いフレーズやあまり複雑でないリズムから勉強していく感じです。よって、譜面としては簡単ですので、何を勉強するためにこのエチュードがあるのかを考えて練習しないと、何も身につかず、簡単だったね、で終わってしまう事もありそうです。💦聖蹟桜ヶ丘でサックスレッスン | ジャズトリガースクール京王線聖蹟桜ヶ丘、小田急線読売ランド前でジャズレッスン。 サックス、トランペットが学べます。jazztriggerschool.wixsite.com

  • 09Nov
    • デュコフ スタビー テナー 6 オリジナルの画像

      デュコフ スタビー テナー 6 オリジナル

       今日はデュコフ、スタビー、テナーマウスピース、6番の紹介です! デュコフのスタビーを紹介するのは何本目でしょうか?自分でもどれだけスタビーが好きなんだと感心するやらあきれるやら……。 スタビーと言えば1945年くらいに作られていたデュコフの初期の頃のモデルで、今のデュコフとは違い、どちらかというとオットーリンクに近いフィーリングを持っていますね。 このような古いビンテージマウスピースは表面が削られているため、表面を削ってバランスをとるリフェイスという作業をされていることがほとんどですがこちらのスタビーはオリジナルという事で、なかなか貴重ですね! シリアルはT304、素材は真鍮、表面は金メッキでティースガードは白い色というのが面白いです。また、スタビー(ずんぐりした、短い)という名前の通り長さが短いです。長さは短いですが、サイドウォールの下は深くえぐられており、全体として中の容積は大きい方だと思います。 咥えた感じはオットーリンクよりも薄め、中には短めのバッフルが見られ、そのあと深く落ちていくデザインです。 このバッフルのせいか、オットーリンクと同じようなふくよかさはありつつ、バリっとした輪郭を持っているマウスピースですね。また、開きは6番という事で、5番くらいのひらきが多い昔のマウスピースとしては少し広い感じでしょうか。 個人的に大好きなマウスピースですが、70年も前の物という事で中古でもほとんど見ることがなくなってきました。もし見かけることがあったら是非試してみてほしいマウスピースですね!聖蹟桜ヶ丘でサックスレッスン | ジャズトリガースクール京王線聖蹟桜ヶ丘、小田急線読売ランド前でジャズレッスン。 ジャズサックス、ジャズトランペットが学べます。jazztriggerschool.wixsite.com

  • 16Oct
    • Retro Rivival Super D Newyork 8 テナーの画像

      Retro Rivival Super D Newyork 8 テナー

       今日はレトロリバイバル、スーパーD、ニューヨーク、8番、テナーマウスピースの紹介です! レトロリバイバルマウスピースは昔の有名なビンテージマウスピースを精密にコピーして、レプリカマウスピースを製造しています。 ビンテージのレプリカマウスピースは様々なメーカーから販売されていますが、このレトロリバイバルはミントコンディションのビンテージマウスピースをコピーしているという事で、かなりオリジナルに近い?という事で、最近では一番話題になっているマウスピースではないでしょうか。 レトロリバイバルではオットリンクのスラントやスーパートーンマスターはもちろん、デュコフのスタビー等のレアなマウスピースのレプリカも製造しいます。 さらに、同じオットーリンクのスーパートーンマスター、ダブルリングでもニューヨーク時代のダブルリング、そしてその後フロリダ時代のダブルリングとそれぞれ別に製造しているというのも、なかなかマニアックですね! 今回の物はスーパーD、ニューヨークという事で、オットーリンクがニューヨークの工場でマウスピースを製造していた頃のスーパートーンマスター、通称ダブルリングのレプリカです! ニューヨーク時代のダブルリングと言えば、1950年から製造されており、1955年には工場がフロリダに移りますので、その頃作られたものですね。オリジナルの物は現在でも多くの方が使用しており、そのふくよかな音や作りの良さから非常に人気のあるマウスピースですが、70年くらいたっていることから、ほとんどの個体はリフェイスを繰り返しされているため、もともとの本当の音はどうだったのか?知ることはできないわけです。これはあくまでレプリカですが、かなり精密に再現されているようですので当時の物とかなり近い?とのことです。 中の構造を見てみると、最近のようなステップ型のバッフルとは違いますが、丸みを帯びた緩やかなバッフルが付いています。  さらに外も中もピカピカに磨き上げられており、今のリンクのような中の方はザラザラ、みたいな感じとは違いますね。この辺はオリジナルと同じかはわかりませんが。 実際に吹いた感じは、とにかく良く鳴ります。下から上までバッチリ鳴る感じです。サブトーンも良く出ますね。リンクは少しモコモコするのが特徴みたいな間違ったイメージを持っている方がいますが、昔のリンクはどれを吹いてもとにかく良く鳴るんですよね。 その感じは昔のリンクっぽいといえばぽいです。鳴り方はバッチリ鳴るので、すごくふくよかという感じではなく、イーブンな音色で鳴る感じです。とはいえ音色のコントロール幅もそれなりに広いので、とても実用的なマウスピースだと思います。 付属のリガチャーはダダリオのリガチャーが付いています。ハリソンリガチャーのコピーみたいなリガチャーです。リガチャーもレプリカなんですかね! という事で昔のマウスピースを知る上でもなかなか思しろいマウスピースですが、癖のないとても実用的なマウスースでもありますので、リンク探しの旅に疲れた人には試してみる価値があるのではないでしょうか!ジャズトリガースクールhttps://jazztriggerschool.wixsite.com/mysite

  • 07Oct
    • ウッドストーン ライヤースクリューの画像

      ウッドストーン ライヤースクリュー

       今回はウッドストーン、ライヤースクリューの紹介です! ライヤースクリューとは、サックスのネックのジョイント辺りについている、小さな譜面台をつけるためのねじの事です。 メーカーによって形状は異なりますが、セルマーだとネックを取り付けるためのジョイントスクリューの反対側についていますね。普通はここには真鍮のねじが付いているのですが、この部分のねじの材質を変えることで音色を改善させるというアイテムです。 ウッドストーンのライヤースクリューは銀の合金でできており、普通の真鍮のねじよりも音のつながりが良くなり、音につやが加わるという事です。 また今回の物はライヤースクリューですが、ネックのジョイントスクリューも販売しています。 実際吹いてみるとなんというか音に軽やかさが出た気がします。また、軽やかさが出たことで早いフレーズを吹いた時の音の粒が立つように感じます。 おそらくこの部品の振動が奏者の耳に入ってくる音に変化を及ぼしているのかなと思います。今回は試していませんがネックジョイントスクリューも変えることでネックと本体のつながりも良くなったりするんでしょうかね。 聴いている人にまではっきりと音の変化がわかるかは判りませんが、少なくとも演奏者には違いが判ると思います。という事で、奏者が少しでも気持ちよく演奏するためのアイテムと言えるかもしれませんね!ジャズトリガースクールhttps://jazztriggerschool.wixsite.com/mysite

  • 03Oct
    • セルマー リガチャー テナーメタル用の画像

      セルマー リガチャー テナーメタル用

       今日はセルマー、リガチャー、テナーメタル用の紹介です! 前回紹介しましたセルマーのリガチャーは主にラバー用でしたが、今回の物はセルマーのテナーメタルマウスピース用のリガチャーです。 あまり使っている人を見かけませんが、セルマーはメタルのマウスピースも製造しています。昔はジャズメタル、クラシックメタルとかあったと思いますが今はアルトのジャズメタルのみ製造しているようですね。 2本のねじで締めるオーソドックスなタイプで、下側にねじが来る純締めです。最近は1本ねじのリガチャーが増えてきましたが、2本のねじで締めるタイプの物はリードをしっかりと締め付けることが出来るのが良いところですね。  前回のセルマーリガチャーは普通のラッカー仕上げでしたが、このリガチャーはシルバープレートがかけられてます。セルマーメタルマウスピースがシルバープレートなので、それに合わせてシルバープレートしてあるのですかね。 シルバープレートの効果もあってか、音色はギラっとしていて良くフォーカスする感じだと思います。 そしてこのリガチャーはオットーリンクメタルで良く使用している人を見かけます。オットーリンクは上部にでっぱりがあるので、そこに合わせるのに少し加工が必要ですが、リンクメタルのリガチャーとしては定番の1つですね。ジャズトリガースクールhttps://jazztriggerschool.wixsite.com/mysite

  • 29Sep
    • セルマー リガチャー 旧タイプの画像

      セルマー リガチャー 旧タイプ

       今日はセルマー、リガチャー、旧タイプの紹介です! セルマーのリガチャーと言えば定番中の定番ですね。この旧タイプのリガチャーは1950年代に製造が始まり、細かいマイナーチェンジはあったでしょうが、最近までほぼずっと、このデザインで作られてきました。2本のねじで締めるタイプで下側にねじが来る順締めです。セルマーのリガチャーは最近デザインが変わり、ねじが1本になり逆締めとなりました。最近は、ねじが上側に来る逆締めのタイプが流行りのように思いますが、セルマーもそちらに流れたんですかね。 昔ながらの2本のねじで締めるタイプはとてもガッチリ締められるので、演奏しているときやマウスピースの抜き差しを行う際にリードの位置がずれにくいです。また、人によっては下側のねじをキッチリ締めて上側のねじを軽く締めるなど好みによって締められるのも良いところですね。 そして個人的にはこのキャップのデザインが好きなんですよね~。シンプル過ぎず凝りすぎず、さすがに長年愛されている、とても秀逸なデザインだと思います!ジャズトリガースクールhttps://jazztriggerschool.wixsite.com/mysite

  • 23Sep
    • フレディ グレゴリー マークⅡ メタル 7☆ テナーマウスピースの画像

      フレディ グレゴリー マークⅡ メタル 7☆ テナーマウスピース

       今日はフレディ・グレゴリー、マークⅡ、メタル、7☆、テナーマウスピースの紹介です! フレディ、グレゴリーと言えば、有名なマウスピース職人でイギリスの名工ともいわれた方です。グレゴリーのマウスピースはボブ・ミンツァーを始め、ボブ・マラックやデイブ・リーブマン等、素晴らしいミュージシャンの方々に使用されていたマウスピースですね。 昔は楽器店で普通に買う事が出来たようですが、晩年は注文を受けてカスタムマウスピースを作っていました。このマウスピースもグレゴリーさんに注文して作っていただいたものです。モデルとしてはマークⅠからマークⅣまでありマークⅠがバッフルがほとんど無く、ダークな音色で数字が大きくなる程、バッフルが高くなり、音色がブライトになっていきます。また素材はメタルとラバー、そしてマーブルの3種類があったと思います。  今回の物はメタルのマークⅡで、ロールオーバーバッフルが付いているタイプです。ボブ・ミンツァーが使っていたものと同じタイプです。シリアルは2798、素材は真鍮で金メッキ、 ティースガードはマーブルで注文して作ってもらいました。本体は金メッキですがシャンクはサテンの処理がされています。これは特に注文していないのですが、どんな効果があるのかわかりませんがカッコいいですね。 また、ロールオーバーバッフルが付いていますがそんなに高くないので、リンクで言えばフロリダというよりダブルリングに近いような? サイドウォールはほとんどえぐられていないですが、咥えた時に少し太めの印象なので、縦に大きく開いていることで中の容積を稼いでいるのかなという感じがします。持った感じもズッシリと重いので、太くてダークな密度のある音が得られる印象です。  とても良いマウスピースで世界中でファンが多いマウスピースですので、探している方も多いようですが、先日海外のオークションサイトを覗いたら80万円程で出品されていました!!この値段はちっと…。ジャズトリガースクールhttps://jazztriggerschool.wixsite.com/mysite

  • 16Sep
    • ブリルハート トナリン 8 テナー セルマー製の画像

      ブリルハート トナリン 8 テナー セルマー製

       今日はブリルハート、トナリン、8番、セルマー製の紹介です! 以前にも紹介しましたブリルハート、トナリンですが、今回の物はブリルハートさんが作ったものではなくセルマーが製造したマウスピースです。  トナリンは1940年頃から作られていましたが、1966年にブリルハートの会社と名前がセルマーによって買い取られます。 よって、1966年からのブリルハートはセルマー製という事なんですね!  オリジナルのトナリンと比較してみると、外見はそんなに変わらないようです。 こちらの方が少し全長が長いようです。 通常はテーブルから見て右側にシリアルナンバーがあるのですが、このマウスピースには見られないので、かなり後の時代に作られたものですね。中の構造もほとんど変わりないですが、わずかに中が小さくなっているようにも見えます。また、素材も同じプラスチックだと思われます。 吹いてみると、オリジナルのトナリンがとてもピュアな、素朴な音なのに対し、こちらはもう少しフォーカスされた音かなと思います。現代のマウスピースに少し近い音色です。中が少し小さいことが影響しているかもしれませんね。とはいえ素材が軽いことからくるのか、トナリンのメローな感じは継承されているようです。 今回の物は開きが8番と少し広めですので、息は良く入りますが、やはり素材の関係からか、ボリュームはそんなにでかい感じではないです。 セルマー製のブリルハートは今では作っていないようですが1966年以降長く作られたようです。日本では見かけませんが、トナリンと兄弟的存在のエボリンは、今でも作られています。おそらくオリジナルとは全く違うキャラクターでしょうが、値段はとても安く、なんというかエントリーグレードって感じの存在みたいですね。ジャズトリガースクールhttps://jazztriggerschool.wixsite.com/mysite

  • 10Sep
    • バンドレン オプティマム リガチャー V16メタル専用の画像

      バンドレン オプティマム リガチャー V16メタル専用

       今日はバンドレン、オプティマムリガチャー、V16メタル用の紹介です! バンドレンのオプティマムリガチャーは順締めで、一分のねじで締めるタイプです。 普通のリガチャーはねじを締めることで輪が小さくなっていき、リードを締め付けるわけですが、このオプティマムはねじを締めることでリードを押さえつけるプレッシャープレートが下に下がり、リードから見て真上からの力でリードを固定します。よって普通のリガチャーより余計な力がかからずにリードを固定できるというのが特徴です。 また、ねじ1本で簡単に固定できる事や、リガチャーがマウスピースの側面に接触しないので傷つけない事も良いところですね。 そしてもう一つの特徴は、リードを締め付けるプレッシャープレートが3種類付属しており、好みの吹奏感で選択できる所ですね。 写真の一番左のプレートは縦のでっぱりでリードを固定します。リードの繊維に沿って固定することでバリっとした吹奏感です。  また真ん中のプレートは横向きのでっぱりで固定するタイプで、普通のリガチャーのような感じでまとまったサウンドだと思います。 そして一番左のプレートは4点の突起でリードを固定します。3種類の中では一番柔軟に振動する感じだと思います。 というとこで、素早く確実に締め付けることが出来、様々な吹奏感を試せる面白いリガチャーだと思います!ジャズトリガースクールhttps://jazztriggerschool.wixsite.com/mysite

  • 28Aug
    • ブリルハート エボリン テナーマウスピースの画像

      ブリルハート エボリン テナーマウスピース

       今日はブリルハート、エボリン、4☆、テナーマウスピースの紹介です! ブリルハート、エボリンのテナーと言えばGene Ammonnsが使用していた事でも有名ですね。  素材はコンパウンドプラスチックで、トナリンとは違い黒い色の本体に白い色のティースガードとなっています。 今回の物はシリアルナンバーが22万台、フォントがとても小さいタイプの物で、1960年くらいにカールスバットで作られたものと思われます。 この時代のマウスピースはバッフルはほとんど見られず、息のスピードはそんなに早くないので、実際吹いた感じはとてもやさしく鳴ってくれる印象です。 また、今のマウスピースはそれぞれにマウスピースの音色の個性みたいなものが明確にあると思うのですが、このブリルハートも含め古いマウスピースは、きちんと効率良く鳴るのはもちろんですがあまり味を感じないというか、逆にとても素朴でピュアな音が出るように思います。 今のマウスピースはすごく渋い音が出るとか、倍音がとても多いとか非常に個性的なものが多いですが、ブリルハートはサックスのピュアな鳴りが得られるようにという事だけ考えて作られたのかなと思います。  という事で今の物に比べ、人の声に近いような印象を与えてくれるマウスピースです!ジャズトリガースクールhttps://jazztriggerschool.wixsite.com/mysite

  • 30Jul
    • ゴッツ VI メタル 8 GP テナーマウスピースの画像

      ゴッツ VI メタル 8 GP テナーマウスピース

       今回は、ゴッツ、VI、メタル、GP、8番、テナーサックスマウス―スの紹介です! 以前にも紹介しましたゴッツ、VIメタルです。 ゴッツのメタルマウスピースはジャズメタルモデルを中心に様々なタイプが存在します。このVIタイプはジャズメタルよりも少しバッフルが高めで、少しゴリっとした音色が特徴です。オットーリンクで言えば1960年代後半の後期フロリダ、または1970年前半のアーリーバビットというイメージでしょうか。通常のVIメタルは銀メッキされているのですが、特注で金メッキも選ぶことが出来ます。 メッキの違いで、どんな違いがでるか試してみたいと思います。  構造は変わらないのでそこまで大きな変化はないですが、あえて比較すると、銀メッキの方が音がストレートに飛ぶ感じで、音に密度がある感じでしょうか。 それに比べ金メッキの方は、もう少し音に太さが加わった感じで、ふわっとしたところがありますね。 という事で、金メッキも面白い選択だと思います!ジャズトリガースクールhttps://jazztriggerschool.wixsite.com/mysite