寂光院の紅葉
高校時代の友人と続けている史跡散策。今回は今、紅葉まつりが行われている犬山の寂光院へ出かけました。
名鉄犬山遊園駅から歩き始めました。
山の中を約40分歩き、到着。前回は尾張三十三観音の参詣で訪れ、それほどしんどかった記憶はありませんが、あれから14年経ち、皆、体力の衰えを感じます。
前回の記事です。
スロープカーがあるのでこれを利用しようとしましたが、待っていてもなかなか到着しません。どうも故障しているようです。
やむを得ず階段で上りました。全部で320段あるそうですが、熊野古道などの階段と違ってしっかりと整備されているのでとても上りやすい階段です。
本堂わきのモミジが色づき始めております。
鐘撞堂
境内の紅葉も色づき始めております。
境内のラカンマキ、推定樹齢400年です。
弘法大師の筆塚、ここからの眺望がとてもきれいです。
日本モンキーパークの観覧車が隣に見えます。
参拝を済ませ、また駅に向かって歩きました。今日は週末で気候も良いことからモンキーパークに出かける人か、駐車場は多くの車でいっぱいでした。
山中で見かけたしめころしの樹です。樹に巻き付いて樹を絞め殺して、日当たりを確保するそうです。悠久のときを経て、植物どうしが死闘を繰り広げております。
途中で成田山に立ち寄りました。
車のご祈祷で来たことがあります。車のご祈祷はここで受けます。
境内前の紅葉もきれいに色づいております。
犬山遊園駅の近くで食事をしようとしましたが、飲食店が見当たらないので木曽川に沿って歩きました。
なかなか見当たらず、やっと見つけたビストロ猫というイタリアンレストランで昼食をとりました。今日は3時間半ほど歩き詰め、15000歩以上も休憩なしで歩き、久しぶりに疲れ果てました。
弓ヶ浜温泉から石廊崎
令和7年10月30日、弓ヶ浜温泉へ出かけました。熱海から踊り子号で伊豆急下田まで。
そこからホテルのバスで約20分、弓ヶ浜温泉へ。今夜の宿は「壺中の天 〇文」です。「〇文」と書いて「マルブン」と読ませます。
壺の中が別天地であったという中国の逸話がもとになっているようです。宿の入口にはその大きな壺が飾ってありました。
宿の部屋はちょっと変わっております。
ベランダから弓ヶ浜が見えるように露天風呂が設置されており、トイレからも浜が見えるようガラス張りです。ただトイレは下半分が摺りガラスになっており、外からは見えないようです。
夕食前に付近を散策しました。
近くの若宮神社
楠は樹齢800年の大木です。
弓ヶ浜がきれいです。
ちょうど夕日が沈む時間です。
ホテルも夕焼けに染まっております。
翌日は宿から5分くらいに位置する休暇村のバス停から石廊崎へ向かいました。
およそ25分です。石廊崎オーシャンパークとして整備されております。
売店から約10分ほどで石廊崎灯台に到着します。
石廊崎灯台は1871年に建てられた日本最初の木造灯台だそうです。もちろんその後現在の灯台に建て替えられております。
付近は波が打ちつけ絶景です。
ここから先10分ほどのところに石室(いろう)神社があります。
岩の間に社務所があり、神社は岬の最先端にあります。
午後は雨が降りそうなので早めに切り上げ宿へ戻ることにしました。
昼食は宿の近くの青木さざえ店であわび丼を食べました。
最終日は帰るだけ。昨晩激しく降った雨も上がり、この日は快晴です。
弓ヶ浜がとてもきれいに見えます。
今回は石廊崎の観光だけで宿でゆっくり過ごしました。弓ヶ浜温泉は下田と石廊崎のちょうど中間あたりに位置し、観光するには便利ですが、下田は以前に来ており、今回は素通りです。
以前の記事は以下に。
熊野市世界遺産巡り
2日目の午後は熊野市を観光タクシーで回りました。
最初は花の窟(いわや)神社、この神社は日本書紀にも記されている日本最古の神社です。この神社を含む一帯は平成16年に世界遺産に登録されました。
この巨大な岩がご神体です。
毎年2回行われる例大祭では45mほどのご神体の頂上から約170mの大綱を松のご神木に渡します。この御綱掛け神事は今年も10月2日に行われます。
岩の上部に見える綱は前回かけられた綱です。
この巨大な塔を使って綱をかけます。
当日は国道を通行止めにして道路の反対側の砂浜から大勢の人が綱を引き、
その綱を岩にかけます。残念ながら今日は見ることができません。
この後は鬼ケ城へ出かけました。世界遺産に登録されております。
魔見島(マブリカ)
鬼ケ城
土地の数回にわたる隆起と海の浸食によってできたもので、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されております。
千畳敷
高さ15メートル、広さ1,500㎡の広大な敷地です。
鬼ケ城から少し行ったところに獅子巌があります。
ここも世界遺産に登録されており、高さ25メートル、周囲120mの岩塊で海に向かって獅子が吠える形をしております。
この口の中にちょうど月が入る時があるとのこと。その時は大勢のカメラマンが集結するそうです。
獅子巌のある海岸は七里御浜で熊野市から紀宝町まで22キロも続いております。
このあと、丸山千枚田へ向かいました。タクシーで約30分かかります。
鬱蒼と杉などが茂った山道を進み、その先の開けたところにあります。
田んぼの真ん中に大きな岩があります。何とも不思議な景色です。
稲刈りもほとんど終わっており、見頃は過ぎておりました。
背景の山と田の景色は素晴らしく、いつまで見ていても見飽きません。
一番小さな田んぼです。2~3株しか植えられていません。
あとわずかに残っている稲を刈り取る作業が行われておりました。
丸山千枚田を眺めたあと宿まで帰りました。約2時間半の観光です。
熊野市は初めて来ましたが、とても素晴らしい景色と世界遺産を堪能できます。
熊野市は今年は暑かったせいもあり、観光客も少なかったようです。
見どころも多く、10月からは月に1回、尾鷲まで夜行列車も開通したりとまだまだ開発途上の観光地です。
熊野古道
翌日は熊野古道を歩きました。松本峠は約2キロの初心者向けコースで、もっとも簡単で景色の良いコースだそうです。
入口は見上げるほどの階段です。ただその先はたいしたことはないだろうと侮っていました。
ところがどこまでも上りです。そろそろ平らな個所のさしかかりそうなものです。
膝が悲鳴をあげ始めました。ここまで来たらもう戻ることはできません。
ところどころに排水や雨水の勢いを弱める目的で、「洗い越し」と呼ばれる溝が作られております。
一部には石垣も積まれております。
熊も出るようで、ところどころに熊除けの鈴が置いてあり、人が来たことを知らせるため、鈴を鳴らして通るよう注意書きがありました。
頂上付近のお地蔵さんです。江戸時代、夜中に鉄砲撃ちが峠にさしかかると何か得体の知れないものが立ちはだかっていたので思わず発砲したところ、それは峠のお地蔵さんだったと言われており、今でも足元に傷跡が残っているようです。
峠を越える前に少し寄り道して、東屋からみた見た七里御浜です。
この浜は熊野速玉大社がある新宮までおよそ25キロ続いております。
峠を越えると平らになり、あとわずかです。
最後のトンネル、この山の先が出発したところです。
2キロの道のりをボランティアガイドさんの説明を聞きながらおよそ2時間かけて歩きました。熊野古道は伊勢神宮から熊野三山まで170キロあるそうですが、そのほんの一部を歩いたことになります。松本峠が一番短く、小学生でも上れるやさしいコースだそうです。
しかし歩いてみて、熊野古道を走破することがいかに大変かを知ることができました。行き倒れになることもあったと聞き、頷けます。
にほんブログ村 bsp;
熊野俱楽部
令和7年9月17日から熊野古道などを楽しむため、熊野市へ出かけました。
宿は熊野倶楽部、広大な敷地に施設が建てられており、とても魅力的な宿と感じました。
名古屋から特急南紀に乗り、約3時間で熊野市駅到着です。特急が1日に4本しかないのでちょっと不便です。
駅からはホテルのバスで送迎してくれます。
フロント
フロント周辺
売店
宿泊場所は道路をはさんで奥にあるので、道路上には歩道橋がかかっております。
宿泊施設
各施設がとても遠いので施設内に5か所バス停が設けられ、バスで移動することもできます。呼べばすぐ来てくれます。最初は何度も利用しました。特に部屋に戻る時は上りになるので歩くのは大変です。
宿に着いた時はまだチェックインできなかったのでレストランでアフタヌーンティーを楽しみました。熊野俱楽部はオールインクルーシブなので飲み物などすべて無料で利用できます。
部屋の様子
高台に建っているので眺めは最高です。
大浴場も歩いて行かなければなりません。湯上り後は暑いのでバスを利用しました。
レストラン
夜はライトアップされますが、暗いので歩くのも少々不安です。
ラウンジがあり、酒類、ソフトドリンク、おつまみなどが無料で提供されます。
施設内はとても広く、しかもアップダウンがあるので移動が大変ですが、お酒が好きな人にはこたえられません。
ダイヤモンドプリンセス乗船記(最終回)
7日目、今日の清水港入港は12時ごろの予定なのでゆっくり起床し、午前中はシアターで料理ショーを見ました。
料理長はしっかりとした料理をつくり、料理部門の責任者がつくる料理はとても食べられそうもありません。二人で楽しく掛け合いしながらつくります。
料理部門の責任者という人はとんでもない料理をつくりながら説明を加えます。説明はなかなか訳せないようなことを言っております。そしてヒロシさんに
"translate!"と連発し、困らせます。
まともな料理ではないので、調理し終わるとそっと陰から出した出来上がった別の料理と交換し、料理長のつくった料理とどちらがおいしそうか、会場に問いかけます。
最後は調理部門、ウエイターなど料理に係わる多くの人が舞台に集まりました。
午後は予約してあった観光タクシーで久能山東照宮へ出かけました。
家康は生前、遺体は久能山に納め、一周忌後に日光に小堂を建てよと遺言を残しており、それに従ってここに東照宮が建てらたそうです。
ロープウエイから海がきれいに見えます。
久能山東照宮の石段は段ごとの高さがとても高く上りはとても大変です。
本殿(国宝)
逆さ葵(葵の紋が上下逆さになっており、建物が未完成だということを表すそうです。)
御廟
帰りもロープウエイで。
ロープウエイを下りて、隣の日本平夢テラスへ。
ここから富士山がきれいに見えるはずですが、この日は全く見えませんでした。
日本平夢テラスは隈研吾の設計によるものだそうですが、万博の空中回廊とよく似た設計です。この地方の人はこちらが先で、万博はこちらの模倣だと言っているそうです。
隣のロープウエイ乗り場
この先、次郎長の生家を訪ねました。次郎長にまつわる写真や資料が展示されております。
次郎長はかつては浪花節によくとりあげられておりましたが、最近は知らない人も多いようです。
次郎長は任侠親分として知られておりましたが、明治維新を機に社会事業家として清水港の発展に寄与したそうです。
次郎長が経営していた船宿「末廣」
当時の英語塾の様子
港へ帰ると船に向かって歌を唄って送り出してくれる人がいて多くの人だかり。
午後5時出航予定が航路の変更で午後8時出航に変更になりましたが、当初の予定に合わせて歌っていたものです。まだ船に帰らない人もおり、ちょっとちぐはぐになってしまいました。
夜のレストランでは恒例のウェイターによる行列、ロウソクを灯したケーキなどを持って店内を走り回ります。コロナのとき、批判を浴びたセレモニーですが、コロナも終息し、また復活しております。
夕食後はシアターでプリンスワールドオーケストラによるミュージックショー。
迫力あるショーを楽しみ、いよいよクルーズも終わり。明日は下船です。
荷物をまとめ、廊下に出しておきます。こうしておくと大さん橋まで運んでくれますので、そこで受け取り、税関検査を受け、宅配便で自宅まで運んでもらいます。
朝食はリザーブ・コレクションの人はサンタフェで食べることができ、パシフィックダイニングで下船まで過ごすことができます。
今回は8日間のクルーズでしたが、アップグレードもあり、ゆったりと非日常を味わうことができました。
ダイヤモンドプリンセス乗船記(6)
今日は大阪、天保山へ入港。特に予定もないのでインターナショナルダイニングでゆっくりと朝食をとりました。
食後、天保山公園へ出かけました。
天保山は日本一低い山で標高4.53mと隣に三角点もあります。
展望台のほうが山頂よりも高いところにあります。
西村捨三の銅像、大阪港の基をつくるのに貢献した人だそうです。
人が歩いて渡る橋がないので渡し舟があります。
停泊中のダイヤモンドプリンセス
観覧車
観覧車から見た天保山公園の全景
空中から見たダイヤモンドプリンセス
海遊館、何度も来ているので今回はパス。
大阪の街
約15分の空中散歩を終え、マーケットプレイスへ。
元祖 たこ焼きの店に多くの人が並んでいます。
ちょっと小ぶりでしたがとても美味しかった。
午後4時に出航。
夢洲の万博会場、回廊の大きさを実感します。
夕食を摂りにいつものサボイというレストランへ出かけると、「お客様はいつでもサンタフェの窓際の席でおとりいただけます」といって案内してくれました。
私たちの部屋はリザーブ・コレクションのついた部屋だったようです。レストランは毎日予約していたのですが、この部屋は予約不要で、いつでも好きな時間に出かけるとリザーブされた席に案内してもらえるようです。
これまで何度も来ているのに一度も教えてくれず、もしそうならもっと早く教えてほしかったものです。メニューは同じですが、ゆったりと食事できます。
今夜はロブスターが通常35ドルするものを無料で食べられるというので頼んでみました。 メニューに land and sea とあります。海と陸で海老と牛なのでしょう。
今日の夕食です。
食事の時、必ず胡椒を持って"pepper?"といってきます。今回はタコの酢の物にもかけようとするので"No,thank you"です。
今夜のエンターテイメントは「ブラボー」と呼ばれるミュージックです。ダイヤモンドプリンセスのエンタテイナーが総出演して迫力ある演技、音楽を盛り立てます。
とても人気のあるショーでいつもより観客数が多いようです。
私たちはこのショーが終わると部屋に戻りますが、まだまだ12時過ぎまでダンスや音楽を楽しむ人も多いようです。
ダイヤモンドプリンセス乗船記(5)
今朝は5時から7時にかけて関門海峡を通ると聞いたので、5時に起床。
外は明るくなり始め、陸地が見えてきました。
水先案内人を乗せたボートが近寄ってきました。
船に近づき、4階から乗り込みます。
無事乗り込み、立ち去ります。ほんの数分の出来事です。
下関の町が見えてきました。もう電車も走っています。
関門大橋を通ります。
今日は終日航海日。午前中に「クイズに挑戦(日本語)」という催しに出かけましたが、難しすぎて早々に断念。
昨晩ジャグラーをやった人がジャグラー、皿回しなどを指導していましたが
なかなかできる人はいません。
ヒロシさんによる船内の乗員の生活に関するトークショーがありました。
とても興味深い話でした。乗員は6か月間続けて船に乗り、その間休みはなく、
1日8~12時間勤務。そのあと2か月間の休み。上下の関係は厳しく、クルーは
2人部屋でしかも隣の部屋とトイレ、シャワーなどが共用。地位があがるごとに
部屋のグレードもあがり、マネジャーになると一人部屋で部屋の掃除もやって
もらえるなど待遇が地位によって全く違います。
乗員専用の食堂があり、娯楽室も整っているそうです。
新人は乗客の接待の事前演習も兼ね、上官の部屋掃除、配膳などを行います。
このあと、グランドプラザで卵落とし大会がありました。
7階から5階のグランドプラザへ卵を落とし、割れないで落とした位置の正確さ、美しさを競うものです。皆、工夫を凝らし、落としますが、あえなく割れるのも多く、見ていても楽しいものでした。
今夜のシアターでビートルズの楽曲を楽しみ、そのあと、三遊亭絵馬による紙切りを見て、金原亭龍馬による落語を聞きました。
終日航海の日は催しも多く、退屈する暇はありません。
ダイヤモンドプリンセス乗船記(4)
今日の目的地は済州(チェジュ)島。朝が早いのでルームサービスで朝食をとりました。
ダイヤモンドプリンセスの場合、船内ではチップは必要ありません。代わりに船内チップとして部屋のグレードによって、一人一日あたり17米ドルから19米ドルとられます。ただルームサービスを頼んだときは少し渡すのが一般的のようです。
下船してから長い桟橋をイミグレーションまで15分ほど歩かなければなりませんが、幸い動く歩道があったので助かりました。
今日は旅行者のオプショナルツアーを予約してあります。
もちろん日本語のガイドつきです。
最初の観光地は天帝淵瀑布です。
入口にトルハルバンと呼ばれる「石でつくったおじいさん」が置かれています。
これは済州島の象徴でもあり、右手を組んでいるのが文官、左手を組んでいるのが武官で二つ一組で備えられております。
橋を渡る手前に五福泉と呼ばれる噴水がありました。五つの縁起物がかたどられております。
売店のようです。
橋の上から海が見えます。
天帝淵瀑布
済州島は溶岩が噴出して海底が盛り上がってできた島なので作物が育ちません。このあたりの地面を見るとよくわかります。
続いて訪れたのは柱状節理、日本の東尋坊のようなところです。
柱状節理は冷え固まった岩石が柱のような形になったものです。
最後の観光地は薬泉寺です。2000年代初頭に建てられた東洋一の大きさの寺だということです。
鐘楼
こちらには太鼓が置かれています。
寺の2階から撮りました。
寺の維持費は寄付で賄われているようで2階に吊り下げられた飾り物、並べられた仏の彫刻はひとつひとつに寄付者の名前が刻まれております。
街中を通って昼食会場に向かいます。
昼食会場、今日の料理は黒豚サムギョプサルと味噌チゲです。黒豚が済州島の名物だそうです。
昼食を終わって出国、港には別のクルーズ船が停泊しておりました。
船に戻るとグランドプラザで歌を唄っていました。いつもここでは何かが行われています。
夕食後のエンターテイメントは今日はジャグラー。演技のあと、乗客を舞台に上げて、かつての「欽ちゃん」のようなコントで楽しませてくれました。乗客がどうしていいかわからず行動するのを面白おかしくやり直させ、言葉はわからなくても身振りで説明して拍手の渦です。
明日は鹿児島に寄港する予定でしたが、熱帯低気圧フランシスコ10Wが移動してきており、鹿児島近海では強風と荒波が予想されるため、航路を変更し、関門海峡を通り、明日は終日航海に変更するとのアナウンスがありました。
クルーズではよくあることで、安全が第一なのでやむを得ません。
鹿児島で観光を予定していた人は変更を迫られますが、私たちは特に何も予定していませんでした。
ダイヤモンドプリンセス乗船記(3)
3日目、今日は長崎の松ヶ枝国際ターミナルへ入港。
港では入国審査が行われました。横浜の大さん橋でいったん出国したため、国内でも入国になるのでしょうか。
長崎はダイヤモンドプリンセスが建造された町です。
前回乗船したときには出島へ出かけましたが、今回は長崎ペンギン水族館へ行くことにしました。
ここから長崎バスに乗り、出島で県営バスに乗り換えて長崎ペンギン水族館へ
向かいます。
ペンギンの飼育種類で世界一だそうです。
可愛らしいその姿に癒されます。
帰りは長崎駅に出て昼食を摂りました。
船内では毎日フルコースのこってりした食事ばかり食べていたので、久しぶりに食べる日本食、長崎ちゃんぽんはとても美味しく感じました。
前回長崎へ来たときは工事中でしたが、今はすべて工事も終わり、新しい駅舎が出来上がっておりました。
船に戻る時には出国審査が行われました。船に乗っていて外出しない人もいったん船から下りて手続きをしなければなりません。乗客が2900人もいるので結構時間がかかりました。ここでパスポートに出国スタンプが押されました。
夕方出航。高校の吹奏楽部の方が演奏で見送ってくれました。
国際信号旗で「ご安航を祈る」と見送ってくれる人もありました。
これで長崎ともお別れ。これから韓国の済州(チェジュ)島へ向かいます。



























































































































































































































