小説老人と性 里坊さくら苑 18話 幼い魔女に翻弄小学教諭の生き地獄・さくら女性教諭まりえとの初夜

 さくらを自宅に招待して玄関ドアを閉めると同時にさくらは感極まったのか泣きながらまりえ先生に抱きついてきた。まりえは抱きついているさくらの顔を両手で起こして軽いキスをしたが、さくらの方が積極的でまりえの唇を強烈に吸い込んでいる。もちろんさくらは生まれて初めてのキスだが、ネツトの動画などで知識を得てその通りに実践したと後で笑い話としてまりえに打ち明けていた。

 その昔はこういうセックスの知識は本を読んだり、先輩からの話を参考にして小学校の高学年にもなると男の子よりも性の知識はませていた。ところが昨今、パソコンという新たなツールが各家庭にも入って来た上に誰でも簡単にいわゆるH動画が閲覧出来るのでリアルな性知識を女の子同士で共有して中学生にもなると男の子のボーイフレンドが出来るとその子とセックスするのが当然という風潮になっていた。こうなると学校も親も生徒にセックスをするなとは強制は出来ないので苦肉の策として①妊娠しない避妊教育②性病に感染しない教育③後悔しないという精神的教育でお茶を濁してきた。

 さらに小学高学年にもなるとませた女児は男性教諭からの視線で性の駆け引きを学んでいた。男性の教諭は自分の気に入った女児の胸元から膨らみ始めた乳房やお尻、それにスカートならその中が気になるのかどうしても視線というビームが発射されて女児の皮膚に突き刺さる。いつも無邪気に遊んている最中の子供でもこの先生の視線ビームを感じてはいるが、そこは知らないふりをする女性独特の礼儀をわきまえていた。

 これは男性教諭だけの専売特許ではなく女性教諭も好みの男児の性的に成長する姿に視線ビームを浴びせてはいたが、奥手の男児にはこの視線を感じる感性はまだ発達はしていなかった。また、これは異性だけに発射されるビームではなくゲイの教諭は同性の男児に、レズビアンの教諭は同性の女児にも発射される。さくらも小学4年生ぐらいから男性教諭のほとんどからの視線ビームを浴びていた。この頃から小学校や中学校の男性教諭が同じ学校の女性用トイレを盗撮したり女子更衣室を盗撮して逮捕されるというニュースは各地から頻繁に発信されていた、それに中学校の校長が他校の中学校の女生徒とネットの援助交際で知り合い金を渡して女生徒に淫らな行為をして逮捕されたという話題はさくらの小学校中に尾ひれがついて女児が集まればこの話しで盛り上がっていた。

 学校の方にも教育委員会から厳重な通達があり、特に校長からは生理が始まった女児は大人顔負けの色気を発散するから目の配り方から話し方、そして女児の身体には指導であっても絶対に触れてはならない。学校内外でも生徒と二人きりにならないという規則を内々に作っていた。そうなるとませた一部の女生徒は先生とふざける振りをしてまだまだ未熟な体を男性教諭の腕や脚に擦り寄せるなどをして先生をからかっていた。

 一方の男性教諭も同僚の教諭らと幼い女児からの妖しい誘惑の防衛や情報の共有を学校に近い四条大宮の居酒屋に連日のように集まり作戦を練っていた。ある教諭は、
「特に6年生の青木瑠璃子、坂本幸子、田口佳穂、それに吉川久乃、山本はるかの5名は気を付けなくては行けない。あいつらは我々教諭を完全になめてお色気作戦を楽しんでその成果を話し合っているようだ!」
「その通りだが、我々もなるべく視線を外してもあいつらはそれを知っているようでわざとふざけて俺の視線に小さな胸を入れてきよる」
「あいつらは親の前ではまだ子供子供もしているのを演じているが、我々男の教諭の前では幼い魔女に見える」
「そうそう、山科の小学校で6年生の女児が学校の保健室で赤ん坊を産んだそうだが、その生徒は元々太った体格で親も担任の先生も妊娠が気がつかなかったらしい、そして誰の子供だと校長が聞けばその子はあっさり担任の先生を指差したらしい」
「その先生、職も妻も家族も失った上に刑務所やな~幼い魔女に取り憑かれたと言っての弁解も小学校や中学校の男の教諭しかわからない生き地獄になる」

 こういう話しを連日のようにしていたが、この先生らの結論はこういう幼い魔女のお遊びの餌食には絶対ならないために連絡を密にしようとなり連日のように居酒屋に集合していた。さくらはこういう環境の小学校で育っていたが、さくらの担任のまりえ先生をレズビアンだと察知したさくらはさくらの方からまりえ先生に視線ビームを発射していた。それを受け止めたまりえ先生とさくらは小学校卒業後も中学、高校卒業まで清らかな関係で付き合っていた。この間もさくらの同級生らは彼氏ができて処女を失っただとか、誰だれが誰と付き合っているだとかの性に関する情報はさくらの耳には入ってはいたが、さくらは体の芯から湧いてくるモヤモヤと戦いながら京都看護学校に合格すれば先生の恋人になれると8年間も信じてきたからこそ先生の部屋に一歩足を入れただけで感極まっていた。

 まりえのマンションは2LDKで8畳と6畳の部屋があり、奥の部屋はベットルールで6畳の部屋のテーブルには野菜を中心にした料理が並び、ちらし寿司のデコレーションの上には高そうなマグロ、海老、うなぎ、タコの具や野菜が彩り良く配置されていた。さくらは、
「先生~私の好きなものばかりで先生は覚えていてくれたの~」
「そら~そうよ!たしか、さくらの初潮の時の内祝いのお料理が、さくらが大好きな「ちらし寿司」だと聞いていたから今日のこの日は私もちらし寿司を作ろうともう何年も前から料理の勉強をしていたの」

 そしてまりえは京都看護大学合格のお祝いだと高島屋の包み紙にリボンを飾ったプレゼントを渡していた。さくらは大喜びで中を見るとそこには、ワコールのセクシーランジェリーで色は薄いピンクの透けすけの生地のキャミソール、ブラジャー、ショーツの3点セットだったが、さくらはおもわず、
「先生~エッチ~!」
 と叫んでいた。

 楽しい祝宴もお開きになりまりえ先生はさくらに、
「さくら、さっとシャワーを浴びてきて~上がるときは先生に合図してくれたらバスタオルで迎えに行きます。その次に先生もさっとシャワーを浴びますからその間にあのセクシーな下着を着てベッドで待っていて」

 さくらは先生の指示通りに着がえてベッドに座って待っていたが、このベッドのある部屋の窓にはレースのカーテンとは別に真っ黒の厚手のカーテンがあった。先生はすぐにバスタオルを全身に巻いてバスルームから出てきてさくらのピンクの下着姿に感動したのか、暫く目に焼き付けてから部屋の照明を落とした。そこは真っ暗闇の世界で目の前の先生の顔さえ分からない。

 先生は優しくさくらを寝かしてキスをしてくれたが、その先生の唇がさくらの唇に触れた瞬間にさくらの全神経が唇に集まり全身が持ち上がるほとの力でビクッ!と反応していた。そのビクッ!を先生に悟られるのが恥ずかしいさくらは両手でシーツを力の限り鷲掴みにしていた。キスが終ると先生の右手はさくらの左乳房をキャミソールの上から優しく擦り乳首を人差し指で軽くトントンと叩くとさくらはのけぞって先生をベッドから落とすほどビクッ!ビクッ!と感じてていた。

 まりえがこのレズビアンのテクニックを学んだのは京都教育大学の3回生になった直後に先輩から、
「まりえは2年間先輩からネコ(女役)として可愛がってもらったが、この大学のレズのルールでは3回生から新入生と2回生にレズを指導するタチ(男役)にならなければならない。つまり、まりえが先輩から受けたレズのテクニックを長く伝承するために今学期から後輩を仕込んでほしいとの命令か下されてまりえは自分が先輩から受けたテクニックを後輩に教えていた。このベッドの部屋を真っ暗闇にするというのもテクの一つで人は真っ暗闇の世界では五感が普段の3~5倍も研ぎ澄まされて愛撫されている場所にその5倍ほどの神経が集中するために異常に敏感になり全身が性感帯でくまなく感じるとまりえは先輩から教わっていたことを今夜はさくらにレズビアンの極意として伝授していた。
                                 (19話につづく)

小説老人と性 里坊さくら苑 17話 身勝手な男は大嫌い・さくらと女性教諭の禁断の恋

小説老人と性 里坊さくら苑 16話 境遇は自分でしか変えられない・里井さくら 京都看護大学に入学

小説老人と性 里坊さくら苑 2002年タクシーの規制緩和は悪質なタクシー会社を増やすだけ・さくら高校へ

なぜ光秀は信長を殺したのか? 天王山の合戦は光秀信長の人妻お種争奪戦 京都歴史裏の小説 11話

 

『なぜ光秀は信長を殺したのか? 天王山の合戦は光秀信長の人妻お種争奪戦 京都歴史裏の小説 11話』なぜ光秀は信長を殺したのか? 天王山の合戦は光秀信長の人妻お種争奪戦 京都歴史裏の小説 11話 織田信長は男色家といわれているが、女子も好むという両刀使いだっ…リンクameblo.jp

 

小説老人と性 里坊さくら苑 14話 里井さくら スーパー少女、企画力爆発、京都観光ガイドブック3冊出版

小説老人と性 里坊さくら苑 13話 NPO法人 京都観光障害者車椅子高齢者誘致及びバリアフリー化促進事業認可

小説老人と性 里坊さくら苑 12話 MKタクシー値下げの陰 5 人間は嫉妬と妬みでできている

小説老人と性 里坊さくら苑 11話 MKタクシー値下げの陰 4 サービス満点・京都観光個人タクシー倶楽部発足

小説老人と性 里坊さくら苑 10話 MKタクシー値下げの陰 3・さくら13歳でNPO法人設立へ

小説老人と性 里坊さくら苑 9話 MKタクシー値下げの陰 2 ・爺ちゃんさくらにMK打倒秘策を教わる

小説老人と性 里坊さくら苑 8話 さくら初潮、大文字駅伝入賞・MKタクシー値下げの陰、失踪、自己破産、自殺続出

小説老人と性 里坊さくら苑 7話 夫の浮気は妻にも責任があるというが…・さくら小学一年生に

小説老人と性 里坊さくら苑 6話 さくら大きくなったら看護師さんになって爺ちゃんのお熱を…

小説老人と性 里坊さくら苑 5話 さくら4歳で母親に捨てられる

小説老人ホーム 里坊さくら苑 4話 夜は魔物が支配している・さくらの幼少時代

小説老人ホーム 里坊さくら苑 3話 女のパンツ屋が女かぶれしたと京都経済会から批判

小説老人ホーム 里坊さくら苑 2話 さくらお年寄り専門のセックスカウンセラーに

小説 老人ホーム「里坊さくら苑」 1話 さくら老人ホーム設立アドバイザーに

ドキドキ「人気ブログランキング」に参加しています。このブログが少しでもおもしろければ↓の画面をポッチンして清き一票をお願いいたします。↓↓↓ドキドキ  

 

                  
                   小説家ランキングへ