ベアリングの日々~ベルリン滞在日記~ -78ページ目
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ジブリ作品

ベアリングの日々-ラピュタドイツ版中身
ベアリングの日々-ラピュタドイツ版



ご存知ジブリ作品は『天空の城ラピュタ』です。
これはドイツの本やCD・DVD・文具店などが合体した
大型総合書店ドゥスマンにて夫が購入してきたモノです。

ドイツ語吹替え・ドイツ語字幕付きで価格は15ユーロ
(約2000円)
仕様をみてもわかるように簡易DVDとなってるので
日本よりお安く手に入ります。
日本語オリジナルで観れるのでドイツ語版でも問題ないので
ここで観れるだけでもありがたいです。

この書店、ジブリ作品はびっくりするほど揃っていて
ナウシカから魔女の宅急便・ハウルの動く城まで三役揃い組であります。
わかってるのかいないのか?カリオストロの城も
同じスペースにキチンと入っていたそうです。

平成狸合戦ぽんぽこなんてドイツ人が観てわかるのか?
と感じてしまいますがあったようです。
まぁ、環境問題に取り組む姿勢は
国境を越えてもきっと理解できるでしょう。

中身にいたっては1500円均一で売られる洋画のように
一枚チャプターリストが差し込まれていますが
ここではドーラ率いる海賊団が背景になっています。
再生しておどろいたのがメニュー画面
画面上には分厚い本を開いたような絵の中に挿絵として
飛行船とおぼしき船体が描かれていて
そのプロペラがクルクル回っているのです。

なんともびっくりしました。
日本版ジブリ作品DVDは何点か持っていますが
中でもメニュー画面が動くのは初めての事
(日本版ラピュタは持ってないので日本版でもそうなのかもですが)
だったのでなんだか異国の空気を含んだ上に
新しさも加わった上映になってより楽しめました。


ちなみに表題は「Das Schloss Im Himmel」
Schloss=城 Himmel=空・天空
結構直訳でした。「その城は空の中に・・。」
みたいな余韻を含んだ表現でしょうか

何分未熟なドイツ語理解なもんで間違っていたらごめんなさい。


ポケットティッシュ

$ベアリングの日々-ティッシュ


ベルリンにくる前にドイツの習慣というか
ヨーロッパ全土ともいえますが
日常でのやってはいけない事やタブーを知っておくべきだと思い
『地球の歩き方』などで習慣について読んでいた頃
テレビで海外ドッキリ番組の特集かなにかでしょうか
街でプロの役者が素人さんにドッキリを仕掛ける類いの
よくある番組をやっていました。


男はカフェのテラスでお茶を飲んでいる人たちの間に座り
だんだん鼻をズルズルすすりだし
あげくクシャミとのダブル騒音をひたすらし続ける
といういたずらなのですが周囲の視線は痛いほど厳しく男に向けられ
呆れた1人はハンカチを男に渡し
『お願いだから鼻をかんでくれ!!』とまで言い出したのです。

日本でも手をしないクシャミなんかは嫌がられますが
鼻をすする事は頻繁に街中や電車内でみられる光景というか
そんなに嫌なモノと考えた事がなかったので
知らぬ間にズルズルやらないように気をつけよう!と
思ったのでした。

欧米では鼻が出てすするのがはしたないようで(当たり前なんですが)
鼻水を出す・鼻をかむのが普通なんだそうです。

そしてベルリンにやってきてすぐ季節は秋(冬みたいな気温でしたが)
鼻をかむ頻度が高い季節です。

飛行機の乗り継ぎでフランクフルトの空港で
ベルリンテーゲル空港行きを待っていた時
はじめてドイツで鼻をかむ人をみたのですが
それはそれはびっくりしました。

私の目の前でイスに座る金髪美女が
おもむろにポケットからヨレヨレのティッシュを取り出し
『オヤジかっ!?』とツッコミたくなる程
ブオーーーッン台風という響きをたてて鼻をかみ
何事も無くティッシュを元のポケットに押し込んだんです。

もうドイツに着いた時からほぼ毎日のように
街中でこの音を耳にするようになって
気にもならなくなりましたが最初はドイツ人の鼻かみの音に比べれば
鼻をちょっとすするのなんて可愛らしいもんじゃあないか!
と思ったものですが出るモノを元に戻すほうが不愉快らしく
文化の違いをおもい知らされました。


そしてそのヨレヨレにみえたティッシュもよくできた(?)モノで、
ドイツでポケットティッシュといえば上のようなモノをさします。
大きさは10,5㌢×5,5㌢の標準サイズに
10枚セットの15個パック約1,45ユーロ程

目の良い方はもうお気づきだと思いますが、そう!ナプキンなんです!
日本で使われる時はなつかしの喫茶店はピラフのスプーンを包む時の!
フォルクスのテーブルの隅に銀色のケースに入っている
やや型押し模様の入ったあれです。

日本で「鼻セレブ」や「コットンフィールローション入り」
なんてモノで甘やかされた私の鼻には非常に硬く感じられる代物です。
これは1回鼻をかんだだけではもったいないと感じる厚みであり
そりゃこちらの人々は何度か使用する為に鼻かみ使用後
ポケットにヨレヨレしまい込むわけです。

緑色の方なんて何の為かにおい付きで
鼻をかむたびにしばらくフローラルコスモスなにおいが
ありがた迷惑なほど鼻に漂う始末・・。

主食

$ベアリングの日々-たまねぎ2キロ



写真ではわかりにくいかもしれませんがこれはタマネギ2キロ
これに近い形でジャガイモ2キロもうちにあります。
ジャガイモとタマネギは2キロ袋約99㌣(日本円で130円前後)
で買えるのでこれが主食とならざるを得ません。


日本で主食だったお米はこちらにも売っていますが
明らかに古米な上に1キロで1ユーロ以上する事があるので
あまり食卓には上がりませんが
日本食がまったく食べれないわけでもありません。
日本からパックでレンジにかけるお米を送ってもらったときは
つやつやのお米が妙に新鮮でした。

今すごく食べたいのはつやつや米に
サツマイモやししとうにりっぱなエビがのった天丼目


しかしながらほんとにベルリンのスーパーでは
イモのかたまりを小脇に抱えて買い物する姿をしょっちゅう見ます。
みんなこぞってイモばっかり食べてんだなぁDASH!

ご覧の通り小振りなタマネギなので剥くのが少々大変!
自然と量の節約ができます(面倒なだけです。イモも同様)







クネーデルオセロ

$ベアリングの日々-クネーデルオセロ



こちらに来たばかりの頃は借りるアパートを家具付きにしたので
食器など基本的なモノはひと揃いありましたが
個人的に必要な私物は船便で約1ヶ月かけて
後からドドンと送る予定でした。

当然荷物が届くまでは重量制限のある
トランクやリュックに入るだけの荷物で過ごす事になります。
予想はしていた事なので必要最低限の旅支度と
絶対外せない基礎化粧品など試行錯誤しながら
トランクに詰め、もちろんの事ながら娯楽品のアイテムは
なるべく排除してました。

娯楽なんて二の次でいいだろう!
最初は観光や入国手続きなんかに忙しくて
娯楽品でなんて遊んでるヒマはないだろう?と思っていたのです。

しかし、勝手が違えば気持ちも変わるのか?
手続きも一段落しぼんやりではあるが観光も堪能した頃でしょうか
まだぜんぜん理解できないドイツ語のテレビにやや飽きたある深夜

ムショウにカードゲームがしたくなり
なにか単純で2人でできるような簡単なゲームはないだろうか?
と頭をひねり思いついたのがオセロある。
が当然あるわけもなく。

深夜もう眠れなくなっていた私たちは
部屋中物色してついに昨日食べたインスタントクネーデル
(ドイツ郷土料理ジャガイモ団子のようなもの)
の空き箱で何の補強もないもはや丸くもモノトーンでもない
ゴミくずのようなオセロをこしらえることになったのです。

ちなみに黄色側がわたし
なかなかのいい試合で勝ちました。

人生初

          
$ベアリングの日々-夜のテレビ塔



ついに開いちゃいました初ブログ
超アナログな人間でブログなんて出来ないんだろうと
思っていたのでうれしいかぎりです。


わたしは夫の留学の為ドイツベルリンに住んでいます
まだ訪れて数ヶ月、ようやくどこのスーパーの牛乳が安いか
わかってきたところでそれ意外については
まだまだ知らないことだらけです

ドイツ人からすれば何の事はない日々の出来事でも
日本人のわたしからすれば驚きと感動に満ちているので
そんな毎日のことをココでご紹介します。


本当の三日坊主を何度となく経験している怠け者のわたしですが
ドイツに居るあいだはほぼ毎日でも記録として記していけたらと思います
おヒマな時見て頂ければ幸いです。



画像はベルリンに来て一番印象的だったテレビ塔 
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