クリスマスマーケット3
さて、日もとっぷり暮れた17時過ぎ
最後に訪れたのは乗り継ぎによく使う
アレキサンダープラッツ駅
のクリスマスマーケット。
ここはテレビ塔やデパート・大型ショッピングモール
などが集まっているので観光客が多くいつもにぎわっている場所です。
ふだんはあまり明るい広場ではないのですが
クリスマスが近づくとぱっと華やかになりました。
もう雨はだいぶ降り出してますが
めげずにいってきました。
これはダンプフヌーデルとゆうお菓子
これ、大変困った食べ物だったんです。
もとはれっきとしたドイツはシュヴァーベン地方に
古くからあるお菓子なんですが
本場のものとは明らかに違うんだろうと初めて食べたわたしでも
その類似品ぶりに切なくなるほどでした。
まぁ地方の屋台で食べる時点で本場のモノとは違う
駄菓子的な食べ物と考えるべきなんでしょうね。
本来は酵母が入った生地にミルクと油で蒸し焼きにした
ふわふわなパンにバニラソースをたっぷりかけて食べるモノ
なんだそうです。(本で読んで楽しみにしてた)
わたしが買った屋台にもバニラソースらしきタイプもあったのですが
それには大量にモーン(ケシの実)が振りかけれていて
あまり食指が動かなかったのでした。(敗因1)
その中でもキルシュソースがけがなんとも美味しそうに映り
そっちにしてしまったのです。(敗因2)
そして一口食べてびっくり!!ものすごくなじみのある
食感に戸惑いました。夫に一言。
「あんまん!!」
としか表現できなくてそのあとにものすごい酸味が襲いました。
はっきり言いましょう!
これは日本人、いやアジア人には馴染みがある
フワフワでないあんまん生地(普通の蒸しパンですね)
のなかになぜかプラムジャム(酸っぱい)が入っていて
その上からキルシュソース(ものすごく酸っぱい)をかけたもの。
どこにも甘い要素がなく
申し訳ないが美味しくなかったのです。
せめてバニラソースにしておけば甘みですこしは救われたかも?
いや、今考えれば酸っぱいプラムジャムが
バニラソースとただの蒸しパンに合わさったとこを考えても
微妙な結果になったと思うが、まだましだったはず。
しかし!ここでおおいにすくわれた出来事がありました。
雨に降られながら酸っぱいお菓子をひたすら
流し込むべく屋台の隅にいた時
丁度トルコ民族雑貨屋台の裏口の前に立っていて
ゴミを捨てに出てきたトルコ人の男性とぶつかってしまい
ジャマだと思いその場を離れようとした我々に
陽気なその人は『お~!どうぞ召し上がれ』と
(言ったように聞こえた)
ので笑って『ダンケ』と言うと
やさしい男性は自分の傘を貸してくれました。
手に持ったスプーンはなかなか進まず
酸味の猛威と戦う我々にせめてもの救いでした。
ありがとう!!屋台のおじさん。
豪快な魚の焼き方。
たき火の火であぶるようにして焼いていました
寒かったので最初暖をとる為のたき火かと思いました。
買って帰りたかったのですが
なかなか焼けず断念。
クリスマスマーケット2
次に訪れたのはウンター・デン・リンデン周辺
ドイツ教会とフランス教会の間にある広場
ジャンダルメンマルクトへやってきました。
まだ16時だというのに曇りのせいか暗さが増します。
そのおかげか統一された屋台テントのライトが
とても綺麗なイルミネーションになっていました。
ここはとても落ち着いた雰囲気でツリーも豪華!!
有料エリアもある見所たくさんのマーケットです。
残念ながら途中雨が降りだし有料エリアは断念しましたが
また次の機会にいってみようとおもいます。
無料エリアでもけっこう楽しめました。
どこのクリスマスマーケットでも有名なのが
このグリューワイン
ワインにシナモンやクローブ・オレンジなどの
スパイスを入れて温めたものです。
とても甘いのでお酒の弱いわたしでも飲めましたが
ただ、湯気を吸い込むと匂いだけで酔えます。
カップは持ち帰り自由なので記念に頂きました
ベルリンの象徴であるテレビ塔やブランデンブルグ門
大聖堂などの絵がはいっています。
カップ込みで4ユーロお店に返すとカップ代1・2ユーロ程返金されます。
余談ですが同じ形・大きさで
同じ絵のテイストで描かれたカップが
うちのアパートの食器棚に私たちが来たときからあるのですが
きっと前の利用者が置いてったモノだと思われます。
そのカップには2005と書かれていました。
そこに今年の2009カップも含まれる予定です。
これを年々集めればセットで使えて代々その部屋の人たちが
集めて行けば密かに部屋のコレクションになるな~
と夢見がちに想像してしまいました。
家具付きの部屋は良くも悪くも
少しずつモノが増えるところでしょうけど
良い意味で増やせれば面白いかなと思います。
(今住んでる部屋は置いてきぼり家電や雑貨が多かったです。)
ジャンダルメンマルクトではちょうどお腹も空いてきたので
夕飯にホットドッグを食べることにしました。
ここでは天井に吊った大きな丸いグリルパン
で薪を使ってゴロゴロとウィンナーを焼いてました。
皮がパリっとしていて美味しかったです。
こちらのホットドッグは
アメリカンなホットドッグと違ってパンが小さく
ウィンナーがこれでもかという程はみ出てます。
最初の1口目はパンに届きません。
1個2,50ユーロ
クリスマスマーケット
昨日に引き続きポツダム広場のクリスマスマーケット
このブランコ型メリーゴーランド
よくみるとトップに天使がいたり子供の絵が
一枚ずつ違ったりしてけっこう凝ってます。
後ろのビルさえなければりっぱな遊園地のようです。
天井には赤い靴下や☆がつるされていてかわいいです。
形は違えど今はなき宝塚ファミリーランドの
空中ブランコを思いだしました。
ポツダム広場の屋台は縦長に並んでいて
劇場のほうまで歩くとスケートリンクが設置されてます。
スケート靴はそこでレンタルされてます。
デパートの靴売り場の一角に
スケート靴が売られているほどなので
こちらではポピュラーな遊びなんですね。
ほぼ子供たちばかりですが
たまに年配の夫婦が仲良く手をつないで滑る姿は微笑ましいです。
屋台の隙間に天使を発見!
近くのホテルの宣伝のようでした。
白いブーツと思われたのが
食堂のおばちゃんがよく履いてる白いゴム長靴で
なんか可愛いかったです。
駅の広場に雪山
日本ではそろそろ街がクリスマスイルミネーションになる頃ですね。
ベルリンももちろんクリスマスは盛大に行われます。
市内さまざまな場所でこの時期恒例の
クリスマスマーケットが開催されます。
今日は土曜日なので近場のクリスマスマーケット3つ
をはしごしてみました。
見所がたくさんあって書ききれないので
クリスマスマーケットについては今日から何回かに分けて
写真と共にお知らせしたいと思います!
基本的にクリスマスマーケットとは11月の中頃から
長いところは年明けの1月初旬まで開催されるもので
クリスマスのオーナメントや食べ物の屋台・ドイツ名産品
などなどたくさんの屋台が連なったクリスマス限定のマーケット
を言います。
今日まず最初に訪れたのは劇場やフィルハーモニー
などが近隣にあるポツダム広場。
ここはマーケット開催時に雪山の滑り台があるので是非見ないと!
と意気揚々でした。
しかし甘かったのです。
その滑り台、本当にでかくて巨大ビルもほとんど隠れちゃって
もはや子供がきゃっきゃっ言って遊ぶような
生半可なモノではなかったのです。
大人でもびびりそうな急な坂を滑るものだったのです。
雪の滑り台と聞いて子供が雪で遊ぶような小ぶりのモノを
想像していたのでびっくりしました。
案の定、滑り台の受付に並んでいたのは
明らかに若者や大人ばっかりでした。
ただでさえ寒いのにより寒そうな雪のカタマリを
こんな大規模に作らなくてもいいのではないか?
とブルブル凍える思いでした。
上のサンドはポツダム広場マーケット内入ってすぐ
の屋台牛肉ステーキサンドです。
中身は炒めたタマネギと牛肉を
シンプルに塩こしょうで焼いただけの
肉汁たっぷりボリューミーな一品。
塩加減も薄味でわたし好みだったし
思ったより柔らかく食べやすかったです。
(1個4ユーロ)
ドイツの銀行
昨日ドイツの銀行に口座を作りに行きました。
こちらでも家賃の振り込みや電気・ガスの引き落としなど
なにかと銀行口座からの手続きが多いので
手数料のこともあるし、いっそドイツの銀行口座を開設してしまおう
という事になり手続きに行ったわけです。
こちらでは有名な銀行であるBerliner Sparkasse
(ベルリン銀行)
テレビCMもある大きな銀行で
ベルリン市内にたくさん支店を抱える便利な銀行でもあります。
最初外国人であることで口座が開きづらいと噂に聞いていました。
やはり一度目はドイツ語しか話せないおばちゃん銀行員に
「通訳を連れてきなさい!」と言われあえなく断念。
その後おそるおそる別の支店に行ったのですがそこではいとも簡単に
口座を取得できました。(今度は若い男性 英語でOK)
普通のお店でも同じですが対応は人によりけりですね。
そこで開設記念品とでも言いましょうか
Berliner Sparkasse(ベルリナーシュパーカッセ)
グッズをもらいました。
帰る道中明らかにこの銀行で口座作った人と分かるような
目の覚めるような鮮やかな赤い手提げバッグに
カードケース・首掛けストラップ・ボールペン
・ベルリンの路線図に銀行支店が記入された案内書に
ロゴマークのキーホルダー
写真ではライトの加減でオレンジに見えますが全て真っ赤です。
なかでも一番使える!と思ったのが意外や意外キーホルダー
パッと見使わないかな~と思うアイテムですが
ドイツではこれがかなりの頻度で使うことになるのです。
こちらのスーパーではショッピングカートを使う時
自由に出し入れして使う事ができません。
カートを使う時は1ユーロコインを入れて解錠して
使うようになっています(コインは戻ります)
しかし買い物のたび1ユーロコインを常備する必要があり
不便なのでこのキーホルダーはなかなか使えるモノになるのです。
写真のロゴメダルは丸い輪の部分に収納
できるようになっています。