さて、日もとっぷり暮れた17時過ぎ
最後に訪れたのは乗り継ぎによく使う
アレキサンダープラッツ駅のクリスマスマーケット。
ここはテレビ塔やデパート・大型ショッピングモール
などが集まっているので観光客が多くいつもにぎわっている場所です。
ふだんはあまり明るい広場ではないのですが
クリスマスが近づくとぱっと華やかになりました。
もう雨はだいぶ降り出してますが
めげずにいってきました。
これは
ダンプフヌーデルとゆうお菓子
これ、大変困った食べ物だったんです。
もとはれっきとしたドイツはシュヴァーベン地方に
古くからあるお菓子なんですが
本場のものとは明らかに違うんだろうと初めて食べたわたしでも
その類似品ぶりに切なくなるほどでした。
まぁ地方の屋台で食べる時点で本場のモノとは違う
駄菓子的な食べ物と考えるべきなんでしょうね。
本来は酵母が入った生地にミルクと油で蒸し焼きにした
ふわふわなパンにバニラソースをたっぷりかけて食べるモノ
なんだそうです。(本で読んで楽しみにしてた)
わたしが買った屋台にもバニラソースらしきタイプもあったのですが
それには大量にモーン(ケシの実)が振りかけれていて
あまり食指が動かなかったのでした。(敗因1)
その中でもキルシュソースがけがなんとも美味しそうに映り
そっちにしてしまったのです。(敗因2)
そして一口食べてびっくり!!ものすごくなじみのある
食感に戸惑いました。夫に一言。
「あんまん!!」としか表現できなくてそのあとにものすごい酸味が襲いました。
はっきり言いましょう!
これは日本人、いやアジア人には馴染みがある
フワフワでないあんまん生地(普通の蒸しパンですね)
のなかになぜかプラムジャム(酸っぱい)が入っていて
その上からキルシュソース(ものすごく酸っぱい)をかけたもの。
どこにも甘い要素がなく
申し訳ないが美味しくなかったのです。
せめてバニラソースにしておけば甘みですこしは救われたかも?
いや、今考えれば酸っぱいプラムジャムが
バニラソースとただの蒸しパンに合わさったとこを考えても
微妙な結果になったと思うが、まだましだったはず。
しかし!ここでおおいにすくわれた出来事がありました。
雨に降られながら酸っぱいお菓子をひたすら
流し込むべく屋台の隅にいた時
丁度トルコ民族雑貨屋台の裏口の前に立っていて
ゴミを捨てに出てきたトルコ人の男性とぶつかってしまい
ジャマだと思いその場を離れようとした我々に
陽気なその人は
『お~!どうぞ召し上がれ』と
(言ったように聞こえた)
ので笑って『ダンケ』と言うと
やさしい男性は自分の傘を貸してくれました。
手に持ったスプーンはなかなか進まず
酸味の猛威と戦う我々にせめてもの救いでした。
ありがとう!!屋台のおじさん。
豪快な魚の焼き方。
たき火の火であぶるようにして焼いていました
寒かったので最初暖をとる為のたき火かと思いました。
買って帰りたかったのですが
なかなか焼けず断念。