へっぽこアルピニストの登山日記
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豪雨の白山登山

近頃、山に行っておらず、全く更新しておりませんでしたが、久しぶりの更新です。


7月28日から白山に行ってきました。

(豪雨のため下山を余儀なくされたため、正確には「白山の方に行ってきました」ですね。)

メンバーは、ここ数年恒例の両親および親戚の総勢7名です。

初日は登山口の白峰温泉に向かうのみで登山はありませんでした。


◆1日目

朝からサンダーバードで福井へ向かいます。

福井駅で名物・越前おろしそばをいただきました。大根の辛みがなかなか美味でした。


へっぽこアルピニストの登山日記


その後、永平寺にも立ち寄りました。

回廊のアップダウンが丁度いいウォーミングアップになりました。


へっぽこアルピニストの登山日記

◆2日目

7月29日、朝からかなりの雨でしたが、予報では夕方から回復基調。

30日は曇ということで、強行して登ることにしました。


バスに乗って約1時間、別当出合には8時過ぎに到着しました。

ここから最もポピュラーなルートである砂防新道で登ります。


へっぽこアルピニストの登山日記


雨はますます強くなってきました。

登山道が沢のようになり、濁流を横切る箇所もいくつかありました。

靴の中がビショビショになりながら登ること約6時間、

14時過ぎにようやく室堂に到着しました。


ここで、別当出合までのバス道が土砂災害の恐れがあるため17時に通行止になる!

という情報が入ってきました。

健脚なら今から下山可能なのですが、中高年7名では3時間で下山できるはずがありません。

復旧まで数日間、室堂に閉じ込められることも覚悟して小屋に宿泊しました。


◆3日目

7月30日、ようやく9時頃に雨がやみました。

下山もできないので、昼から御前峰から大汝峰でも散策しようと思っていると、

11時頃、臨時で1台だけ16時にバスが来るからすぐ下山してください!

と小屋のスタッフさんより指示がありました。

慌てて準備をして下山開始。ここにきて天候が急激に回復。

早足で下山しながらも、高山植物を堪能しました。


へっぽこアルピニストの登山日記  クロユリ

今回の主な目的は、クロユリを見ることでした。

土砂降りの中を歩いた甲斐がありました。


へっぽこアルピニストの登山日記  コバイケイソウ

数年に一度の一斉開花だそうです。


へっぽこアルピニストの登山日記  ハクサンフウロ


へっぽこアルピニストの登山日記  クルマユリ


15時半頃に別当出合に到着、何とかバスに間に合いました。

石川県土木事務所のパトロールカーに先導されたバスに乗り、人里に戻ることができました。

一里野温泉に一泊し、汗を流して靴を乾かすことができました。


◆4日目

金沢経由で帰阪。銘酒・加賀鳶を土産に購入しました。

最後に、大阪の天王寺駅構内で面白い看板を見つけました。


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【反省点】

今回は、クロユリを見たかったので7月末に登りました。

初めて槍ヶ岳に行った時も7月末で土砂降りでした。

やはり完全に天候が落ち着く8月上旬が望ましいと感じました。


雪の武奈ヶ岳

新年を迎えました。

昨年は行けなかった雪の武奈ヶ岳へ行ってきました。

へっぽこの私は先人がラッセルし、トレースの後を踏み固めた後に、楽をして登ろうという魂胆で、連休の最終日に行く予定でしたが、天候がイマイチということで、中日の1月13日に行くことにしました。

職場のメンバーと二人での山行です。


比良駅から予約したタクシーでイン谷口に向かいます。

8:30 登山開始、スパッツを装着します。

正面谷から金糞峠を目指します。


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ダケ道との分岐で金糞峠を見上げました。

今のところ、青空が目にまぶしいですが、予報では下り坂、先を急ぎます。


青ガレ手前でアイゼンを装着、さらに登ります。

10:30 金糞峠に予定より30分早く到着しました。


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ここから少し谷へ下って八雲ヶ原方面へ向かいます。

ほどなくコヤマノ岳方面の尾根筋への最短ルートへ入りました。


少しずつ雪が深くなるものの、トレースがしっかりしており、軽快に登っていくことが出来ました。


11:30 コヤマノ岳に到着、はるか蓬莱山(いわゆるびわこバレーのスキー場)も望めました。


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ここから少し下って行きます。

いっきに雪が深くなりますが、トレースははっきりしています。

武奈ヶ岳の山頂には多数の人がすでに到着しているようです。


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いよいよ武奈を目指します。

予想よりは雪が少なく、順調に登ることが出来ました。

12:00 登頂、山頂で記念撮影です。


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青空ならもっと素晴らしい景色だったのですが、予報どおり下り坂、雲が空を覆っています。

それでも360度のパノラマは絶景です。


寒さもあってゆっくりせず、ほどなく下山開始。

13:10 北比良峠まで下山できました。

武奈を振り返りました。思えば遠くに行っていたものです。


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ここからはダケ道をただただ下るのみです。

いっきに体の疲れを感じるようになりました。

油断大敵、途中、何でもない所でスッテンころりんしたりしながら15:30に比良駅に戻ってきました。


久しぶりの冬の武奈、やはり素晴らしい山でした。

京都西山の紅葉

11月16日の金曜日、休日出勤の振替休日をとることになりました。

この時期の休日は、京都はえらいことになっているので、

これ幸いと京都西山・金蔵寺の紅葉を見に行くことにしました。


このお寺は、ここ数年徐々に人が増えているものの、

交通アクセスが悪く、車のすれ違いも非常に困難な道のため、割とすいています。

お勧めですが、あまり人気になっても困りますね。


今年は赤色が若干くすんでいるようですが、まずまずの紅葉でした。

まだ黄色や緑の部分も多く、来週あたりが一番綺麗のでしょうか?


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山門を入ってすぐの階段からのショットです。

来週あたりは、もっと真っ赤に染まると思います。


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階段上のお堂付近です。

このあたりは黄色とオレンジの紅葉が美しいです。


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山門から階段上を見上げたショットです。

最盛期には真っ赤な紅葉にトンネルになるのですが・・・


帰りがけに近くの佐藤養鶏所に立ち寄り、地鶏を買いました。

昔、京都に住んでいたときはよく買いに来ていたのですが、久しぶりです。

今回は地鶏と軍鶏を掛け合わせたブリシャモと若鶏を買いました。

ブリシャモはしっかりとした食感が美味しく、若鶏はやわらかさが特徴です。


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家に帰ってすき焼き用に肉をさばきました。

ブリシャモは純粋なニワトリとは違い、皮と身の間の脂が黄色く濃厚です。


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手前が若鶏、奥がブリシャモです。


甘辛の割り下でしっかり煮込んだ鶏のすき焼き、非常に美味でした。


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牛肉もいいですが、地鶏を使ってぜひすき焼きをご賞味ください。

表銀座を縦走

9月の3連休、さらに代休で4連休となりました。

そこで、山中2泊3日(+予備日1日)で表銀座を縦走することにしました。

今回は久しぶりの単独行です。


9月15日(土)

4:10に新大阪発の夜行バスが穂高駅に到着。

ここから5時発のバスで中房温泉に向かう予定でしたが、運よく3人連れの予約したタクシーに分乗させてもらえました。


5:40中房温泉から合戦尾根を登って燕岳を目指します。


見通しがない樹林帯の急登を約2時間半、合戦小屋に到着しました。

ここは売店営業のみの小屋でスイカが名物です。

水分と糖分補給を兼ねていただきました。
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合戦小屋から先は森林限界が近づき徐々に視界がよくなります。

8:50燕山荘前に到着、ザックをデポして燕岳へ向かいました。

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途中、イルカ岩という面白い岩がありました。
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折り返していよいよ稜線を歩きます。東側からガスがかかってきました。
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まもなく蛙岩に到着、カエルには見えませんが。
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思ったよりアップダウンの多い稜線で結構疲れます。

11:30ようやく切通岩に到着。
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階段を少し登ってから分岐を左側にまいて登って行きます。

ガスで見通しがほとんどない中をだらだらと登ること30分。

12:00大天荘に到着、本日の宿泊地です。


夕食はハンバーグ、手作りでなかなか美味でした。
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9月16日(日)

3:00に起床、といっても3畳に6人寝るという状態で部屋が暑くてほとんど眠れませんでした。

4:30に朝食をいただき、ご来光を見に大天井岳へ。


雲海の下から太陽が現れました。
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目を反対側に移すと、モルゲンロートの槍ヶ岳が。

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しばし景色を楽しんだ後、6:00に出発。いよいよ表銀座の正念場のルートに入ります。

小屋で親しくなった28才の若者と34歳のオジサン予備軍と3人で行くことなりました。

それぞれ単独行で初めての槍とのことでした。


稜線上のビックリ平に出てからはずっと槍を見ながら歩きます。
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赤岩岳付近の展望は最高、槍穂高連峰の眺めに見とれて足を止めることも多くなります。
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8:30ヒュッテ西岳に到着、持参したパスタで昼食です。

9:00に再出発、西岳から水俣乗越まで一気に200mほど下ります。

鎖もある切れ落ちたルートですが、意外と足場がしっかりしており難なくクリア。
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梯子もありますが、高度感はありません。
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9:40水俣乗越に到着、ここからはまた一気に登りです。
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岩を右にまいて登って稜線に出ます。目指す槍がかなり近くになりました。
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この先の東鎌尾根は足場はしっかりしているものの、やせ尾根部分も多く、慎重に進みます。

途中、両側の切れ落ちたやせ尾根へ2段の梯子で下ります。

ここが一番の核心部なのでしょうか。
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急な岩尾根を息を切らせながら登ります。

11:15ヒュッテ大槍に到着、ここまでくればもう着いたも同然です。

迫力ある槍も目の前です。
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11:30再出発、岩尾根を歩くこと約50分、12:20槍ヶ岳山荘前に到着。

宿泊手続きをすませて少し休んでから穂先を目指しました。

さすが3連休、ものすごい行列ができています。

聞くところでは往復4時間かかった人もいるとか。覚悟して並びました。
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2:10に並び始めて4:30にやっと穂先の取付部まで進みました。

ここで5:00の夕食の人達が大勢あきらめて帰ってきました。

5:00頃、やっとスムーズに進み始めました。

動き出すと20分程でてっぺんに到着、祠の前で記念撮影です。

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西が晴れて東がガスでつつまれているため、珍しい影槍を見ることができました。
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小屋に戻って食事をいただき、男3人で酒を少々たしなんで9:00に消灯。

昨夜の寿司づめで暑い部屋にこりた我々は布団を通路に持ち出して寝ることにしました。

トイレ前の空間が最も広くスペースも広かったため布団を並べて眠りました。

非常に快適ぐっすり眠ることができました。

ちなみに我々以外にも玄関や土間やあらゆる所で布団をひく人達が数知れず。

9月の連休は一年で一番混雑する時期のようです。


9月17日(月)

3:00起床、4:20に上高地へ向かって下り始め、11:50上高地に到着しました。

さすが観光地だけあってお洒落な格好な人達が多く、我々のような山登りの格好の人間が逆に浮いてしまいました。

穂高連峰も何とか雲に隠れず見ることができました。

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食堂でカツ丼をいただき、バス、松本電鉄と乗り継ぎ松本へ。

大阪直行の臨時特急しなので帰ったのですが、満席で名古屋まで立ちっぱなしでした。


20:00頃に帰宅、久しぶりの縦走でかなりくたびれました。

予備日の1日は家で昼まで寝ることにして就寝しました。

※年齢のせいか、結局8:00に起きてしまいました。もったいない。


五色ヶ原トレッキング

昨年のちょうど今頃、奥穂高に登った親戚グループ7名で今年は五色ヶ原に行くことになりました。


8月6日(月)

サンダーバードで富山へ、その後、富山地方鉄道で立山、ケーブルで美女平、バスで室堂へと向かいました。

室堂に到着したのは16時前、結構疲れました。

腹ごなしに周辺を散策、立山の山頂部は雲の中でした。
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8月7日(火)

6:00に朝食をすませて、7:00に出発です。

早朝の土砂降りもやみ、晴れ間が出てきました。
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途中、立山信仰時代の宿舎を通り過ぎます。
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室堂界隈も高山植物が非常に綺麗でした。
へっぽこアルピニストの登山日記 ←コイワカガミ

へっぽこアルピニストの登山日記 ←シナノキンバイ


一乗越から立山とは反対側の南の稜線へ向かいます。

まずは龍王岳の山頂西側を巻いていきます。
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龍王岳から一気に150mほど下ります。

このあたりも非常に高山植物が美しい地点です。
へっぽこアルピニストの登山日記 ←クルマユリ
へっぽこアルピニストの登山日記 ←ミヤマトリカブト
へっぽこアルピニストの登山日記 ←ハクサンフウロ


一旦下って、鬼岳に登ります。

このあたりから急にガスが発生して、霧雨が降ってきました。


鬼岳山頂の東側(鬼岳東面)から来た道を振り返ります。

かなり下ってきたようです。

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鬼岳から獅子岳の間のコルのあたりで雨が結構きつくなってきました。

すぐにやむと思いましたが念のため雨具を装着。

いくらゴアテックスといえどもやはり蒸れます。


雪渓を横切ったり梯子を下ったりして獅子岳に向かいます。


獅子岳山頂で昼食をとってからザラ峠に向かって下ります。

約300mの下りのようです。

足場もざらざらで結構歩きにくい道でした。


ザラ峠から登り返した所で五色ヶ原の展望が開けました。

ここに来てまた晴れてきました。
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ハクサンコザクラの花があちらこちらに咲いています。
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15:30頃に五色ヶ原山荘に到着しました。

おそらく雨水を貯めたであろう風呂に入ってさっぱり。

夕食前、夕日に染まる山並みを見ることができました。
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↑左から龍王岳・鬼岳・雄山・獅子岳


8月8日(水)

5時に朝食をとって6:00に出発、来た道を引き返します。

本日は朝から見事な晴天、槍ヶ岳もはっきりと見えます。
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五色ヶ原山荘が少しずつ遠くなります。
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チングルマが朝日で輝き綺麗です。

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綿毛になる前の花のチングルマも近くに咲いていました。
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五色ヶ原からザラ峠の間にはイワギキョウの群生地もあります。
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ザラ峠から獅子岳を登ります。

途中振り返ると、昨日はガスで見えなかった立山カルデラも見えます。

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薬師岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳、そして、槍・穂高連峰も遠くに見えます。

昨年はあそこに登ったのか、とメンバーが感慨にふけっていました。

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前日も通った梯子です。高度感は全くありません。
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9:30頃に獅子岳頂上に到着、紅茶を沸かしてしばしブレイク。

獅子岳からまた急な下りです。下りきって雪渓を横切ります。
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鬼岳を経由して龍王岳まで最後の急登を登ります。

富山側は見事な雲海です。遠く、白山が頭を出しています。
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アップダウンと昨日からの疲れで、非常にスローペースです。

予定時刻を数時間オーバーして浄土山に到着しました。

剣岳もはっきりと見えます。

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浄土山頂上付近でミヤマリンドウを見つけました。
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急な岩の道を室堂まで下ります。

みくりが池に着いたらもう16時前でした。とりあえずビールで乾杯です。
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その後風呂に入ってテラスでまたビールを飲んでいたら、ちょうど日没の時間になりました。

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8月9日(木)

立山まで一旦戻り、称名滝に行きました。4段合計で350mの落差、日本一だそうです。

すごい水量で水しぶきがあたりを覆っています。非常に涼しくまさに天然クーラーでした。
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富山から再びサンダーバードに乗り大阪へ帰りました。

車内で富山名物のマス寿司をいただきました。やはり美味いですね。

大阪駅には18時半頃に到着、しばらく涼しい所にいたので、非常に暑さが身にしみます。


来年はもう少しアップダウンのない楽な所に行きたいと皆が言っておりました。

雲ノ平という意見もありましたが、結構きびしいのでは?

白山あたりがいいのかな?

七夕と言えば

7月7日の土曜日


七夕に素麺を食べる習慣がありますが、

子供の頃はお中元とかで素麺をやたらもらったので、

頻繁に素麺が食卓にあがった反面、

あえて七夕に食べた記憶はありません。


我が家はメニューを考えるのが面倒ということもあって、

節分は「巻き寿司」、ひな祭りは「ちらし寿司」、土用は「鰻」、七夕は「素麺」です。


朝から嫁が作った自家製干し椎茸を水で戻します。

大分時間がかかりそうなので、

とりあえずお昼は、イタリア版素麺とばかりに、

水ナスと生ハム、バジルとツナ、プチトマトと3種の冷製パスタを作りました。

なかなかお洒落にできたではありませんか。
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昼食も終わり吉本新喜劇を見てダラダラしていましたが、

ぼちぼち干し椎茸が戻ったようなので、

出汁作りを始めました。

後で冷やすので少々濃い目の味付けにします。

なかなかえー感じの出汁になったと自画自賛。

夜、出汁も十分冷えたようですし、素麺を食べます。

チューブの生姜では無粋ですので生の生姜をおろします。

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蒸暑い時期には冷たい麺がいいものですね。

※個人的には揖保の糸が最も好きです。今回も揖保の糸でした。

百丈岩と鎌倉峡(少々ワイルドだぜぇ)

6月17日の日曜日。

職場のイケメン3人で百丈岩と鎌倉峡に行くことにしました。


梅雨の季節ということで少しはさわやかな所と思ったのですが、

早朝まで降った雨の影響か異常に蒸し暑く、

足元は濡れて滑りやすく、

藪の中は蜘蛛の巣だらけで数歩歩けば顔に巣がひっかかるという、

少々ワイルドな山行になりました。


10時に福知山線の道場駅に集合、まずは百丈岩を目指します。

百丈岩が見えてきました。ここからではとても登れそうに思えません。

初めて登った人は偉かったですね。


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30分ほど登ると視界がひろがり目の前に百丈岩が迫ってきました。

クライマーはあの垂直の岩を登るそうです。

人間ってすごいですね。


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もう一足先に伸ばして百丈岩のてっぺんに到着です。

足場はがたがたで、かなりの高度感、さすがに緊張します。

でも登った者にしか味わえない景色はやはり爽快です。


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汗が引いてから一旦下り、鎌倉峡を目指します。

渓流沿いの岩肌にそって歩いていきますが、

非常に滑りやすくかなり気を使います。


ほどなく切れ落ちた岩に設置したステップで高巻きする難所です。

慎重に三点支持でクリアします。


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一旦渓流に下り左岸に渡ります。

この後はずっと渓流沿いの岩を伝っていきます。


高度感は無いものの、滑り落ちると痛いしびしょ濡れです。

所々、鎖やロープを設置した岩をトラバースする箇所があります。

メンバーの一人はかなりの高所恐怖症らしく、

ものすごい緊張した表情です。

もう一人はかなり余裕の様子です。


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渓流の入口あたりで50~60歳の男女10人ぐらいのグループとすれ違ったのですが、

あの方達が皆ここを歩いて来られたと思うと感心させられます。

継続は力なりですね。


途中、渓流をそれて平田貯水池(だったかな?)に向かいます。

笹の生い茂る中を蜘蛛の巣にまみれて登ること30分

舗装道路に出てあとは道場駅に向かって帰るだけです。


駅前には売店が1軒あるだけで何も無い所ですので、

餃子をあてに反省会をするいこともなく、

ビールを1本飲み干して帰宅しました。


金剛山ツツジオ谷を遡行

5月29日の火曜日、

ゴールデンウィーク中に出勤した代休で休みをとりました。

早く目が覚め、天気もよいので急遽、金剛山へ行くことに。


10:40に車で登山口に到着。

ツツジオ谷の滝を見ながら登ることにしました。

気温は約18度、大阪市内よりかなり涼しいものの、

林道を登ると汗がにじんできました。


いよいよ谷筋に入ります。

沢のせせらぎが見た目の清涼感を醸し出してくれます。


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山に咲くアヤメの一種が咲いていました。

名前は忘れました。


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しばらく行くと、腰折滝という割と大きな滝が見えてきました。


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滝の左側を巻いて登ります。

登り切ると道が左右に分かれています。

ツツジオ谷は右、左へ行くと高畑道という尾根筋に向かいます。


名前は知りませんが(地図にも記入なし)、

大きな滝が定期的に現れます。


へっぽこアルピニストの登山日記  ←滝2

へっぽこアルピニストの登山日記  ←滝3


この滝の左側から一気に尾根に向かって登ります。

かなり急でロープも張られています。

下りは結構気を使う道です。


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途中、ヤマアジサイを見つけました。

これを園芸用に改良したのがガクアジサイだそうです。

園芸用と違い素朴な感じがいいですね。


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風も無く蒸し蒸しする道を登ること約30分、

風の通る尾根筋にようやく到着、あとはだらだらと山頂へ歩きます。

登頂した頃、急に厚い雲が発生、雷鳴が遠くに響き、ぱらぱらと雨。

風も吹き急激に寒くなってきました。

気温は13度、下界より7度も低いようです。

※通常100m登ると0.6度気温が下がると言われています。

 登山口が400m、山頂が1200m、だいたい計算どおりです。


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雨具の上を羽織ろうかと思ったのですが、

後で干すのが面倒なので、水分補給後すぐ下山です。


小走りで千早本道を下り30分強で登山口に戻ることができました。

山の豆腐という手作り豆腐の店で、豆腐ソフトをただきました。

甘さ控えめあっさりでしっとりした食感、なかなか美味でした。


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隣の休憩所で椎茸そばをいただきました。

椎茸を自家栽培しておられるそうです。

あっさり昆布出汁の中に十割の田舎そば、そして椎茸の天ぷら、

これまたなかなかの美味でした。


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なかなか充実した休日の過ごし方でした。

山カフェでブリカマ

5月19日の土曜日

前の職場の同僚3名とともに山登りに出かけました。

昨年末に芦屋から有馬温泉に歩いて以来2度目の山行です。


今回は、芦屋から地獄谷を経て風吹岩

一旦下ってキャッスルウォール横から荒地山

そして高座の滝へ下山というコースです。

距離は短いですが、アップダウンあり滝や岩あり

変化のある少々難コースです。


9:30頃に芦屋川駅を出発。

高座の滝までの車道が一番しんどく感じます。

10:00頃に高座の滝に到着。

六甲山カフェのスタッフさんに「後で寄ります」と挨拶した後

地獄谷へ向かいます。


適度の水量で、巻き道を行くことなく直登できました。

かなり暑い一日でしたが、木々の木陰で快適でした。

途中、うっそうとしたゴルジュ的な所ではいチーズ

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ほどなくA懸垂岩に到着、とりあえず登って展望を楽しみます。

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ピラーロックを経由して風吹岩方面に登り、奥高座谷へすぐ下ります。

キャッスルウォール横から荒地山へ登ります。

三点支持で慎重に岩のホールドを確保、見た目より簡単に登れます。

岩を登りきったところで下を覗き込む3人を下から激写しました。

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しばし休憩した後、荒地山てっぺんを目指します。

浜風が心地よく体をクールダウンさせてくれます。

13:00頃、サンデーモーニングという岩に到着、しばし休憩。

このメンバー2度目の山行を記念して皆で撮影しました。

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展望のない山頂を経由して奥高座谷へ下ります。

15:00頃に高座の滝へ到着。


まずはビールを飲んだ後、六甲山カフェでワインをいただきます。

あては塩おでん、そしてブリカマ塩焼きです。

※ちなみにあては関西弁。いわゆるおつまみです。


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昆布と鰹と干し椎茸の出汁に塩だけで味付けしたさっぱり味。

山カフェの岩崎さん自慢のおでんです。


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ブリカマは炭焼きでいただきます。

う~ん トレビヤ~ンです。


ワインのボトルを2本あけて、あてもちょこちょこ追加。

気がつけば17:00、2時間もいたようです。

山に登りに来ているのか?酒を飲みに来ているのか?

流した汗以上に酒で補充したのでしょう。

鰹のタタキ

目には青葉 山ほととぎす 初鰹

という有名な俳句がありますが、

やはりこの時期、初鰹を食さなければなりません。


さすがに釣ってきて藁で焼いてタタキにすることは不可能なので、

刺身用の鰹を買ってきて家であぶってタタキにしました。


よく行く魚のうまい店の主人に聞いたやり方で作ります。


①まず、軽く塩を身の表面にまぶします。

②しばらく置いて、串にさして、ガスコンロであぶります。

③手にポン酢を少し付けて身が熱いうちに表面をたたきます。

④最後に包丁で薄く切って盛り付けます。


やはり鰹にはにんにく、しょうが、大葉、ねぎ、

そして何といってもミョウガが必須です。

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綺麗に盛っても、食べる時には薬味とポン酢をぶっかけて豪快に食べる!

これが土佐の漁師の流儀です。

※土佐清水出身の友人曰く、近頃の土佐の漁師は、

 醤油にマヨネーズをまぜて鰹を食べることがあるそうです。

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江戸時代には、初鰹は今の貨幣価値にして30万円もしたそうです。

しかも多くて20匹程度しかとれず、

将軍や豪商しか口にできなかったそうです。


シーシェパードに鰹の一本釣りを妨害される日が来ないことを祈りながら

ありがたくいただきました。

※本当は秋の戻り鰹の方が美味いのですが・・・

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