へっぽこアルピニストの登山日記 -2ページ目

六甲船坂谷から芦屋へ

4月8日の日曜日。

有馬川の船坂谷から六甲最高峰を経由し芦屋へ下ることにしました。

会社の同僚と二人での山行になります。


宝塚からバスに乗り午前9時過ぎに船坂橋で下車。

しばらくは舗装道路を歩きます。


やがて舗装道路が終わって沢沿いのルートになります。

マイナスイオンたっぷり、我々以外は誰もおらず、

静かですがすがしい山歩きが続きます。


沢を渡ることを繰り返すこと小一時間、川上滝に到着です。


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滝を直登できませんので、右手の山道から巻いて滝の上部に出ます。

その後またしばらく沢沿いを歩きます。


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やがて沢からそれて山頂へ続く尾根筋に向かいます。

やはり谷コースは最後がものすごく急になります。

10時半には一軒茶屋に到着しました。


しばし休憩し、風吹岩へ下ります。

いつもは七曲を通るのですが、今日は黒岩谷西尾根を下ります。

結構なやせ尾根で急な下りでした。

土樋割峠から本庄橋跡へ向かい魚屋道に入ります。


風吹岩からは地獄谷方面に向かいます。

万物相からB懸垂岩ではなく反対側の谷へ下りました。

表面が風化して滑りやすく結構大変な下りでした。


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谷に下りて沢沿いに下っていきます。

一部滝の上の切れ落ちた箇所があります。

足場はあるので慎重にトラバースしていきます。


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やがて地獄谷本流に出ます。

小さい滝の横を三点支持で慎重に下っていきます。


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六甲山カフェに到着したのは午後2時頃、思いのほか早く到着です。

てんぷら盛り合わせをいただきました。

海老、蟹しんじょうの湯葉巻き、うど 等々

さくっと揚がりなかなかの美味でした。


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ビールや日本酒、ワインもいただき1時間以上カフェでくつろいだ後、芦屋川へ。

桜が見事に咲いていました。

花見客も大盛り上がりで、あちらこちらから焼肉の香りが・・・

でも花見にバーベキューってわびさびが無いように感じますね


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早春賦

♪春は名のみの風の寒さや

♪谷のうぐいす歌は思えど

♪時にあらずと声も立てず

♪時にあらずと声も立てず


このところ、ロックガーデン界隈をトレーニングがてら歩いてばかりで、

かわりばえしないためブログの更新をさぼっておりましたが、

あちらこちらに寒い中にも春の訪れを感じるシーンがありましたので、

そんな風景を紹介します。


芦屋から芦屋川へ向かう途中の梅のです。
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芦屋川から高座の滝へ向かう途中の桃の花です。
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高座の滝のすぐ近所の桜の花です。

2、3輪が咲いておりました。八重咲きのようです。
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下山後、六甲山カフェで食べたあてです。

菜の花とサバのヘシコのオリーブオイル炒めです。

となりの常連さん(はるさん)が食べていたところを激写しました。
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同じく、六甲山カフェで私が食べたあてです。

へしこと菜のとミョウガの漬物、そして秋鹿の絞りたてにごり酒です。

※秋鹿は大阪は能勢町が誇る銘酒です。
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これは別の立ち飲みでいただいた、イカナゴのてんぷらです。

釘煮にする稚魚が大きく成長したものをてんぷらにするそうです。

ふわふわで非常に美味でした。

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やはり花より団子、食い物の話題が多くなりますね。

鎌倉峡

2/19(日)天候は晴れ、冬型も緩み暖かいとのこと、鎌倉峡百丈岩を探訪してきました。


鎌倉峡は六甲から有馬側に流れる船坂川がつくった渓谷です。

通常はJR福知山線の道場という駅から歩くのですが、今回は逆に歩くことにしました。


宝塚駅から11:44発のバスに乗って鎌倉峡というバス停で下車します。

今日もゆっくりとした出発です。


地図では船坂川沿いに少し歩けば鎌倉峡のはずです。

しかし船坂川はすぐ見つかりましたが、川沿いに歩くコースが見当たりません。

それらしい所は工事関係者以外立入禁止の表示があります。

あちこち探すこと1時間、地元の人に聞いて田んぼの間の道を歩き、その先のヤブをかき分け、強引ににたどり着きました。時刻は既に14:20をまわっています。


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後で知ったのですが、ゴルフ場が出来たりして地形が少し変わり、ハイキングコースがすたれ、バス停の名前は残っていますが、ここからは普通歩かないとのことでした。


道場方面から歩いて来た親子連れと出会いました。

結構足場の悪いルートなのに、よく頑張ったもんだと感心します。


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しばらく沢の左岸を下って行きます。

数ヶ所、岩をトラバース気味にへつって行く所があります。

鎖やロープがありますが、なるべく頼らず進みます。


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少しずつ水量も増してきました。岩も大きくなってきました。


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少し段差のあるゴルジュのような箇所に出ました。

ここで右岸に渡り少し高巻きます。


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高巻いた箇所から見たゴルジュです。なかなかの迫力です。


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高巻いた箇所から鉄のステップを打ちつけた岩を下ります。

岩自体にホールドが少なくステップを頼って下ります。

このコース一番の難所を通過しました。


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下った所から見るとこんな感じです。

こういった所はやはり登りより下りが難しいです。


15:20頃、百丈岩への登り口に到着しました。

クライミング用の上級コースもありますが、もちろん一般コースを選択します。


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一般コースといっても結構急な岩もあるコースです。

ほどなく展望が開け百丈岩が目の前に見えてきました。


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20分ほど登って15:40頃、百丈岩に到着です。

さすがに先端のとがった岩までは行けそうにありませんが、手前のピークまでは行ってみました。

両側が切れ落ちていてなかなかスリル満点です。

セルフタイマーで撮ろうとしましたが、適当な高さのカメラを置く場所が見つからず諦めました。


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さらに上にもう少し高い岩のピークがあり、百丈岩を見下ろすことができます。


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反対側を見ると西日で出来た自分の影が岩肌に映っていました。

ブロッケン現象とは違いますが、そんな気分になりました。


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しばし絶景を楽しんでから下山開始、16:40頃に道場駅に到着。

駅前の売店でビールを買って喉をうるおしてから帰宅しました。


<反省点>

登山ルートが開発で変わっていたり今は全く整備されていない所もあるようです。

新しい地図を持たず、ふとした思い付きで行くのは例え近場の低山でも危険だと思いました。

一人鍋で一杯

もともとは、キムチ鍋とかする時に、娘が辛いのはダメなので、

一人で別に水炊きとかできるように買った一人鍋ですが、

近頃、わたくしが頻繁に活用しています。


中学生の息子、小学生の娘、嫁と、食べたいものがバラバラで、
子供がどうしても肉がいい、親父は魚がいい、ということもよくあります。

そんな時には、酒をちびちびと味わいながら一人鍋を楽しみます。


一人鰤しゃぶ


活けの刺身用鰤を薄切りにし、昆布出汁でしゃぶしゃぶ。

鰤といえば富山湾は氷見の鰤、やはり富山の銘酒・立山です。

※ちなみに実際の鰤は長崎産です。

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一人牡蠣の土手鍋


岡山県は日生の牡蠣が少しばかり手に入ったので、土手鍋です。

鍋の内側に味噌を塗って、中には出汁をそそぎます。

ぐずぐず煮込んで味噌が出汁に溶け込めば出来上がり。

野菜は何といっても白ネギですね。
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一人味噌煮込みうどん


牡蠣の土手鍋の出汁が残ったのですが、

その味噌風味があまりにえー感じで、捨てるにしのびず、

翌日は味噌煮込みうどんにしてみました。

安い冷凍うどんですが、コシがあって味噌煮込みにぴったりでした。
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やはり冬場は鍋が最高ですね。

氷瀑探訪パート3

1月に有馬から氷瀑を2度ほど訪ねましたが、イマイチの凍り具合でした。

このところの寒さと雪で今度こそ凍っているだろうと期待し、3度目のチャレンジをしました。

今回は職場の仲間と2人で行くことにしました。


2月5日の日曜日、宝塚駅で待ち合わせ、車に乗せてもらって有馬へ向かいます。

有馬温泉界隈は、リュックを背負った登山に行くと思われる格好の人達が、異常に多く驚きました。

後で聞いたのですが、氷の滝が新聞に載った昨年あたりから、この時期にはものすごい大勢の滝見物客が来られるそうです。我々も新聞を見たわけではありませんが、その一員です。


とりあえず七曲滝の方へ先に向かいました。

紅葉谷コースから滝方面の脇道にそれて行きます。途中の片側が切れ落ちた箇所で大渋滞です。


ほどなく七曲滝に到着、写真では見たことがありますが、実際見ると迫力があります。


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記念撮影をしようとしますが、ものすごい人の数で、必ず誰かしら入ってしまいます。

後ろを向かれた瞬間にはいチーズ。なんとか滝全体も入りました。


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一旦紅葉谷コースを下って、白石谷コースに向かいます。

ここから百閒滝を見て、最終的には六甲最高峰へ向かうという予定です。


白石滝から右手の百間滝方面に向かったのですが、途中、滝の少し手前の別の沢を間違って登ってしまいました。前半は手がかり足がかりの少ない凍った沢の横を登り、後半は枯れたイバラか何かとげのある枝をかき分けて登り、何とか尾根筋の道にたどり着きました。

再度下って百閒滝に到着です。


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こちらも滝の真下はものすごい人の数です。

近付けないので少し遠目から記念撮影です。


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とりあえず、全体が凍った氷瀑を見ることができて目的達成です。

すぐに白石滝にもどり、白石谷を遡上して、六甲山上の一軒茶屋に13時ごろに到着しました。


昼食後、有馬温泉まで魚屋道を下ります。目的を達成した後の帰り道は気分的に非常に疲れました。


有馬から宝塚に戻り、お蕎麦を食べに行くことになりました。

オススメのお店が準備中でしたので別の出石蕎麦のお店に向かいました。

冷たい皿蕎麦の喉越しを楽しみほっと一息つくことができました。

やはり登山の〆はお蕎麦が最高ですね(餃子部の趣旨には反しますが…)。

氷瀑を訪ねて(2週連続)

先週は有馬から百間の滝を探訪したのですが、イマイチの氷具合。

今週頭の寒気で一気に凍ったことを期待し、1月15日の日曜日、リベンジしました。


JR芦屋駅から同じくバスに乗り有馬温泉で下車。先週同様12時過ぎに到着です。

同じルートをてくてく歩いていきます。

今回はより迫力ある七曲を探訪しました。

紅葉谷道から右にそれていきます。


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少し進むと谷沿いに進むルートと高巻きするルートに分かれます。

谷沿いは結構厳しいとのうわさですが、一応山男、谷沿いに進みます。


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右側が切れ落ちている箇所が見えてきました。

以前はロープや鎖があったようですが、今は何もありません。

ハーケンだけが数個残っているようです。

左側の岩のホールドも十分ではなく、足場も雪が溶けたのか濡れています。

無理せず戻って高巻きルートをたどりました。

こちらも結構歩きにくいルートでしたが、けつまずいたりしなければ大丈夫です。

ほどなく七曲滝に到着、期待したほどは凍っていませんでした。


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でも一応、氷瀑を見ることができました。

元のルートに戻り先週と同じルートで六甲の稜線に出ます。

14時15分に極楽茶屋跡に到着、西お多福山から住吉方面に下りました。


JR住吉駅に着いたのは17時前、二週連続同じ様なところを歩き、結構疲れました。

やはり人間は変化がないと精神的に厳しいものです。


自宅の最寄り駅のNonde Kutte PONというお店でお刺身と熱燗をいただいてから帰宅しました。

※このお店、1ヶ月ほど前にオープンしたのですが、結構丁寧な料理でちょくちょく寄っています。


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氷瀑を訪ねて有馬から六甲へ

3連休の中日の1月8日

裏六甲の百間滝を見に行きました。

この滝は冬場は凍って氷瀑になるそうです。

このところ寒かったし凍っていることを期待して出かけました。

アイゼンもザックに入れて行きます。


芦屋駅からバスに乗って有馬に向かいます。

芦屋駅に着いたのは10:45、バスは11:35発です。

乗り継ぎが悪く芦屋で40分以上待つことになりました。


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朝昼兼で駅前のマクドナルドで食べることにしました。

グランドキャニオンバーガーをいただきましたが、どこがグランドキャニオンかよくわかりませんでした。

アメリカンな豪快なハンバーガーであることは確かでした。


バスでのんびり40分、六甲を越えて有馬温泉へ。

有馬から紅葉谷に向かいます。

途中、警察官がこよなく愛する日帰り温泉の前を通ります。

明日は我が身、書類の管理は厳重にしなければなりません。


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ロープウェーの有馬駅を過ぎ、紅葉谷へ向かいます。

13:00頃、白石谷との分岐に到着です。

一旦、白石谷へ向かいます。


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少し沢沿いを歩いて白石滝に到着です。


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この滝の右手にも谷があり、その先が百間滝です。

案内表示もあります。


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百閒滝へ向かいます。ルートは結構の難路です。

夏場はともかく、今の季節は水にはまりたくないので慎重に進みます。

このあたりからアイゼンがいるのではと思っていましたが全く不要でした。

ということはまだ凍っていないかな?と嫌な予感がします。


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13:15頃、百閒滝に到着です。

一部凍っていますが氷瀑と呼ぶには程遠い状態でした。

残念。ところで波多陽区は今頃どうしているのでしょうか?


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このへんの滝としてはかなりの高さです。

氷瀑になるとアイゼンとピッケルを使ってアイスクライミングもできるそうです。


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ここから滝の右手前のルートをたどって紅葉谷に戻ります。

かなり急で切り立ったルートで道が一部凍結しています。


ほどなく紅葉谷に合流、極楽茶屋跡の六甲尾根筋に向かいます。

標高が上がると雪がかなり残っています。

結構滑るので登るのが結構しんどかったです。


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14:10頃、極楽茶屋跡に到着です。

ここから六甲最高峰方面に向かいました。


一軒茶屋もパスして石の宝殿と呼ばれる社の横から下ります。

蛇谷北山東お多福山のピークをたどって芦屋に下山です。


途中、土樋割峠(ドヒワリとうげ)という変わった名称の峠を通過します。

山の地名にはよく分らないものが多数あります。


15:30頃、東お多福山に到着です。

大阪方面、神戸方面の展望がよい山で春にはキャンプに最適です。


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雨ヶ峠、風吹岩と経由して高座の滝へ下山します。

芦屋カントリークラブを過ぎたあたりで足に力が入らなくなってきました。

朝グランドキャニオンバーガーを食べたきりでしたので腹も減ってきました。

いわゆるシャリバテ(格好よく言うとハンガーノック)気味です。

カロリーメイトをザックから引っぱり出して食べました。

さすが大塚製薬、すぐに復活して足取りが軽くなりました。


16:50頃、六甲山カフェに到着しましたが閉店作業中。

少し下の滝の茶屋でビールとおでんをいただきました。

10人ぐらいのグループが宴会をしておりました。

17:00閉店とのことですので急いで食べて帰りました。


芦屋川のあたりで完全に黄昏時になりました。

西側の空がきれいなグラデーションに色付いてました。


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氷瀑は見れませんでしたが、充実した一日でした。

2月中旬頃に再度チャレンジしてみる予定です。

年末年始の里山歩き

2011年の大みそか(登り納め)


新調したばかりの登山靴を慣らすという目的も兼ねて

今年の登り納めとして芦屋ロックガーデンに行ってきました。


高座の滝から奥高座の滝方面に向かい

まずはキャッスルウォールの横から登り始めました。


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いつ見ても迫力ある岩場です。

直登できませんので向かって左側の岩棚を登って行きます。

登りきった所でセルフタイマーで撮影しました。

大阪湾が一望できる絶景ポイントです。


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荒地山へ向かう尾根筋から横にそれて

ブラックフェースに向かって少し下ります。


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ここも直登できませんので向かって左の岩棚を登ります。


登ってきたルートを振り返ります。

見た目以上に足場が広くホールドも十分で登りやすいルートです。


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さらに岩棚を登って行きます。


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右側は切れ落ちていてブラックフェースの下を覗けます。

下を見ると結構怖いものです。


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どんどん登って行きます。

まもなく最上部、なかなかの絶景ポイントです。


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ブラックフェース最上部からさらに

岩が連続するルートを登りきると荒地山です。

風もなく日差しもあり暖かいのでしばし展望を楽しみます。


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少々お腹も減ってきました。

六甲山カフェを目指して下山します。


まずはビールで喉を潤した後で

スタッフ自家製の麺を使った釜玉うどんをいただきました。

コシがありなかなか美味でした。


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帰宅して「ガキつか笑ってはいけないシリーズ」を見ながら

年越しそばをいただきました。麺づくしの一日でした。


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2012年1月4日(新年登り始め)


本来仕事始めの日なのですが

代休がたまっており本日も休みです。

目覚めも遅かったので軽く歩こうということで

宝塚の中山連山に行くことにしました。


12:10 JR中山寺駅から出発です。

参拝はせず中山寺を通過します。


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お寺の少し西側から登り始めます。

すこし行くと公園がありその横から山道になります。

結構整備された歩きやすいハイキング道です。


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途中から沢沿いのルートになります。

小さな滝が連続するなかなか癒される景色が続きます。


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最後の急登を登りきると展望のある中山の頂上です。


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13:45 山頂に到着

六甲山や有馬方面が見晴らせます。


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寒いのですぐに縦走ルートを歩き始めます。

しばらく何の展望もありませんでしたが

30分程歩くと宝塚方面が見渡せるスポットに到着です。


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突然雪がはげしく降り始めました。急いで下山します。


15:15 縦走路が終了です。

下りきった所に立派なお寺の山門がありました。


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ほどなく住宅地に出ました。

雪もましになってきたのでJR中山寺駅まで戻りました。


ものすごく寒く熱燗でも飲みたいところですが

駅前には何もありません。

寒さに耐えて大阪まで戻り馴染みの店で軽く飲んで帰りました。


2012年1月6日(本年2度目の山歩き)


代休が結構たまっており

社長の訓示を聞かなければならない5日に初出勤して

また6日も休みです。

変わり映えしませんが芦屋ロックガーデン岩めぐりに出かけました。


12:40 高座の滝に到着

地獄谷入口のゲートロックへ向かいます。


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ガレ場を登った上の岩場ゲートロックです。

登れそうなので中間のテラス状の所まで登ってみましたが

この先は手がかりが見つかりません。


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一旦下へ下りてホワイトフェース方面に向かいました。

ほどなくホワイトフェース下部に到着です。



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左手から巻いて登ります。

ロープがありますがあまり信用できないので

岩のホールドを探しながら登ります。


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登り終えた所でセルフタイマーではいチーズです。


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西南稜から風吹岩を経由して雨ヶ峠方面に向かい

住吉方面の五助堰堤に向かって下山しました。


雰囲気のある池が堰堤近くにありました。

住吉から散歩に来られる人も多いようです。


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ダラダラとJR住吉駅まで歩いて帰りました。

軽くビールと餃子でもと思ったのですが

どの店も準備中でしたので仕方なく大阪へ。


大阪の馴染みの店も準備中とのことで

第3ビルの初めての立ち飲み屋に立寄りました。

3品を盛ったあてとビールで500円のワンコインセット

結構美味しかったです。

やはり「虎穴に入らずんば虎児を得ず」です。



芦屋から有馬温泉、〆は餃子で

12月17日の土曜日、

以前に大雨で登山を断念し鯖街道に行ったメンバーで、

六甲登山を実施しました。


※メンバーの一人、イケメンのN君を今日はフィーチャーします。


9:00 阪急芦屋川駅前で集合、高座の滝を目指します。

9:30 高座の滝に到着


六甲山カフェでモーニングでも、と思ったのですが、

スタッフさんが少々遅刻、準備中でしたので、そのまま通過。


高座の滝でかつての修行僧をしのんで祈りを捧げます。


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ここから先が芦屋ロックガーデンです。

皆、軽快に岩場を通過します。

途中、ゲートロックが見える絶景ポイントで休憩。

うしろ姿も様になるNくんです。


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さらに尾根道を登ります。

10:30 風吹岩に到着、しばし休憩します。

クールで自然なポーズが憎いNくんです。


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しばし景色を楽しみ、いよいよ六甲最高峰を目指します。

ゆっくりながら一定のペースで確実に高度を稼ぎます。


11:30 雨ヶ峠に到着、小休止後、出発します。


一旦下りって本庄橋跡付近の沢を渡ります。

思いのほかよいペースだったので、また休憩します。


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軽く紅茶を飲むつもりだったのですが、

日差しもあり結構暖かく、小腹もすいてきましたので、

お湯を沸かしてパスタを食べることにしました。

一応、山頂の一軒茶屋で昼食をとる予定ですので、

4人で1.5人前程度の量を茹でます。


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キューピーあえるだけのパスタソース、結構美味しいんです。

おすすめはカルボナーラとタラコです。

ここから先は七曲という胸突き八丁の急登です。

炭水化物を摂取して備えます。

パスタをがっつくワイルドな一面もまた魅力です。


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12:45 少々長めの休憩後、最高峰を目指します。

ここからはしばし黙々と登ります。


13:30 一軒茶屋に到着、ビールを飲んで喉をうるおした後、

女性陣は一軒茶屋名物あっさり出汁のうどん

男性陣はカツ丼を食べました。


食事後、最高峰へ登ります。

最高峰の標識周辺は、20人以上の大グループでいっぱいでした。


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14:30 有馬温泉に向けて下山開始です。

下山道は整備が整った歩きやすい道です。


16:00 有馬温泉に到着、炭酸泉の源泉に到着です。


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日帰り温泉前の無料の足湯は、

今日は待ちができるほど人でいっぱいです。


前のお洒落なバーでアル中気味の私はビールをまたいただきます。

※健全な他のメンバーはコーンスープを注文されてました。


日もたそがれてきました。

神戸電鉄に乗って三宮へ向かいます。

アリバイ工作のように車両をバックに記念撮影です。


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阪急に乗り換え三宮で下車、

メンバーの一人がオススメの餃子店を目指します。


山側へ歩くこと10分弱、祥雲というお店に到着です。

羽根つきのパリパリ餃子、餡はあっさりで食が進みます。


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シイタケと肉だけの餡のシイタケ餃子

どのように作るか分りませんがニラ玉餃子

どれも美味しくいただきました。


紹興酒も豊富で年代物も猪口で一杯100円からいただけます。

葱油鶏という一品も最高でした。


天気予報ではこの冬一番の寒さとのことでしたが、

風がなく雲もほとんどない好天で、

ある意味最高の登山日和でした。


来年は屋久島に行って、縄文杉を見に行こう、

という話で盛り上がりました。

六甲西南稜を彷徨

12月10日土曜日、珍しく二週連続で晴れの週末です。

今週も山に出かけることにしたのですが行き先に悩みます。


そういえば、六甲の西南稜はきちんと歩いたことがない、

ということで、行ってみることにしました。


11:30に家を出たので、芦屋に着いたのは12:30です。

そこからとりあえず、高座の滝に向かいます。


途中、座禅道場があります。

表の勧誘の看板をじっくり見てみました。

そして、なかなか面白いフレーズを発見しました、


どなたさまもお気軽に座ってみませんか


座ってみるという表現はどうなのでしょうか?


13:00、高座の滝から地獄谷の取り付き部に行き、

そこから堰堤の端を越えていよいよ西南稜に入ります。

知らないと見過ごしそうな所です。
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こんな所を登って行きます。落ち葉が沢山落ちていて結構滑ります。
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ようやく稜線に出かけた所に谷側へ向かう小道を発見。

すこし寄り道してみることにしました。

すると、こんなビューポイントがありました。
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どうやらゲートロックという岩の上部のようです。

ふと横を見ると、こんな岩場もありました。

よく見ると補助のロープが張られています。

この岩場も行ってみることにしました。
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一旦尾根道に出てしばらく行くとまた横にそれる小道がありました。

恐らく先ほどの岩場へのルートだろうと思い、小道に入ってみました。


ホワイトフェイスという岩場との表示がありました。

どうやら横側から下に降りることができそうです。
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ロープを頼りにしながら一旦岩場を下降してみました。

岩が滑りやすく、手がかりもあまりなく、結構苦労しました。

下から上を見ると、結構迫力がありました。

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ホワイトフェイスの正面はより迫力があります。

ハーケンが多数打たれています。

ここもブラックフェイス同様、クライミングの練習場のようです。

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再度、ホワイトフェイスの上部に登りました。

下りと違い、ロープの補助に頼らず登ってみました。


やはり下りの方がはるかに難しいものです。


再び、尾根筋に出て登ります。

寄り道したりしたので遅くなりましたが、15:00過ぎに風吹岩に着きました。

すぐに高座の滝へ下ります。

途中、ロックガーデンから、行きに立寄った岩場が見えました。

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16:00頃に高座の滝に到着、

そして久しぶりに六甲山カフェに立寄りました。


六甲山カフェは週替わりで複数の有志の方が、

自分達がやりたいカフェをやるというスタイルです。

今日は、パン職人を目指す土井ちゃんのどいぱん

そしておつまみが得意なATEYAさんのコラボです。

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まずは土井ちゃんお手製ホットドッグをいただきました。

玉子やバターを使わない素朴な感じのパンがなかなか美味でした。

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それから、竹野でとれたハタハタ、香住でとれたカレイの

一夜干をいただきました。

お酒は白ワインを添えてみました。

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ハタハタもカレイもふっくらとして旨味がたっぷり。

山でこんな物がいただけるとは、幸せです。


ふと外を見ると時雨が。

まさに冬空といった感じの鉛色の空に変わっていました。

氷雨を見ながら飲むのもオツなものです。