鎌倉峡
2/19(日)天候は晴れ、冬型も緩み暖かいとのこと、鎌倉峡と百丈岩を探訪してきました。
鎌倉峡は六甲から有馬側に流れる船坂川がつくった渓谷です。
通常はJR福知山線の道場という駅から歩くのですが、今回は逆に歩くことにしました。
宝塚駅から11:44発のバスに乗って鎌倉峡というバス停で下車します。
今日もゆっくりとした出発です。
地図では船坂川沿いに少し歩けば鎌倉峡のはずです。
しかし船坂川はすぐ見つかりましたが、川沿いに歩くコースが見当たりません。
それらしい所は工事関係者以外立入禁止の表示があります。
あちこち探すこと1時間、地元の人に聞いて田んぼの間の道を歩き、その先のヤブをかき分け、強引ににたどり着きました。時刻は既に14:20をまわっています。
後で知ったのですが、ゴルフ場が出来たりして地形が少し変わり、ハイキングコースがすたれ、バス停の名前は残っていますが、ここからは普通歩かないとのことでした。
道場方面から歩いて来た親子連れと出会いました。
結構足場の悪いルートなのに、よく頑張ったもんだと感心します。
しばらく沢の左岸を下って行きます。
数ヶ所、岩をトラバース気味にへつって行く所があります。
鎖やロープがありますが、なるべく頼らず進みます。
少しずつ水量も増してきました。岩も大きくなってきました。
少し段差のあるゴルジュのような箇所に出ました。
ここで右岸に渡り少し高巻きます。
高巻いた箇所から見たゴルジュです。なかなかの迫力です。
高巻いた箇所から鉄のステップを打ちつけた岩を下ります。
岩自体にホールドが少なくステップを頼って下ります。
このコース一番の難所を通過しました。
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下った所から見るとこんな感じです。
こういった所はやはり登りより下りが難しいです。
15:20頃、百丈岩への登り口に到着しました。
クライミング用の上級コースもありますが、もちろん一般コースを選択します。
一般コースといっても結構急な岩もあるコースです。
ほどなく展望が開け百丈岩が目の前に見えてきました。
20分ほど登って15:40頃、百丈岩に到着です。
さすがに先端のとがった岩までは行けそうにありませんが、手前のピークまでは行ってみました。
両側が切れ落ちていてなかなかスリル満点です。
セルフタイマーで撮ろうとしましたが、適当な高さのカメラを置く場所が見つからず諦めました。
さらに上にもう少し高い岩のピークがあり、百丈岩を見下ろすことができます。
反対側を見ると西日で出来た自分の影が岩肌に映っていました。
ブロッケン現象とは違いますが、そんな気分になりました。
しばし絶景を楽しんでから下山開始、16:40頃に道場駅に到着。
駅前の売店でビールを買って喉をうるおしてから帰宅しました。
<反省点>
登山ルートが開発で変わっていたり今は全く整備されていない所もあるようです。
新しい地図を持たず、ふとした思い付きで行くのは例え近場の低山でも危険だと思いました。