奥穂高岳ファミリーツアー
昨年、槍ヶ岳に登頂した両親が「次は奥穂を制覇する」と意気込み、
今年は奥穂高岳に行くことになりました。
そんな話を法事の席でしていたら、母親の従兄夫婦2組も意気投合。
総勢7名のファミリーツアーを行うことになりました。
■ 8/6(第1日目)
特急しなの、バスを乗り継ぎ、12:00頃に上高地到着。
本日の宿泊地、横尾山荘まで約3時間、梓川沿いを歩きます。
途中、夕立が降ってきました。冷夏の影響なのでしょうか、
今年は、毎日、午前中は晴れていても、午後には雨が降るそうです。
■ 8/7(第2日目)
6時前に山荘を出発。今のところ、晴天です。
9:30過ぎに涸沢に到着した頃から稜線がもやってきました。
涸沢ヒュッテ名物のおでんをいただきました。
10:30に涸沢を出発、穂高岳山荘到着14:00を目標にしました。
涸沢小屋から上の高山植物に癒されながら登ります。
シャクナゲが綺麗に咲いているのを発見しました。
本格登山となる岩尾根ザイテングラードまでなかなか到着しません。
かなり空気が薄くなってきたのか、両親のペースが一気にダウン。
だんだん雲が下りて来ました。
ようやくザイテングラードに取り付く頃、パラッと雨が。
夕立が近いと判断、レインウェアを着ることにしました。
着終わるかどうかという時に、雹交じりの雨がドカッと降ってきました。
まさに間一髪でした。
ザイテングラードは一部、鎖場や梯子があります。
晴れていると何ともないのですが、ドシャ降りですべりやすく、
レインウェアのため視野も狭まり、少々緊張感があります。
予定時刻をかなり過ぎた15:30頃、ようやく穂高岳山荘に到着です。
山荘に着いた頃に雨がやみました。なんともバッドタイミングです。
奥穂高岳山頂はここから約50分の登りですが、
靄がかかっているので、明日の朝に行くことにしました。
■ 8/8(第3日目)
夜明け前の4:00に起床、満天の星空です。
4:30頃、ご来光を見るために小屋の前にスタンバイ。
常念岳あたりから朝日が姿を現しました。
しばしご来光に見とれておりました。
朝食後、出発準備を済ませてから、
空身状態で奥穂高岳山頂を目指します。
両親はバテバテのため、小屋で待っているとのこと、
親戚4名とともに梯子場を登って行きます。
前回、私が行った際には、終日霧の中でした。
今日は見事なパノラマが楽しめそうだとワクワクします。
山頂直下でジャンダルムの雄姿が現れました。
西穂から見たことはありますが、こちらからの方がやはり絵になります。
ジャンダルムへ向かうルートは映像に見る以上に恐ろしい岩場で、
とても私には無理だと思いました。
6:30、奥穂高岳山頂に到着です。
筆舌に尽くしがたい絶景に見とれ、30分も山頂に留まってしまいました。
7:30に小屋に到着、下山開始です。
ザイテングラードはほとんど岩も乾いており、快調に下ります。
10:30頃、ようやく涸沢に到着。しばしお花畑の中を歩きます。
緑の中、クルマユリのオレンジが非常に綺麗です。
涸沢で一休みした後、横尾山荘に向かい下山します。
本谷橋付近で今日もまた夕立です。
ここからは大した道ではないので、傘をさしながら帰ります。
16:00頃、ようやく横尾山荘に到着しました。
石鹸、シャンプーは不可ですが、ジャグジー付の風呂があります。
夕食前にさっぱり汗を流しビールをグイッと飲んでいる頃、
雨が上がってきました。二日連続でバッドタイミングです。
■ 8/9(第4日目)
すっかり天気もよくなり、前穂の朝焼けを楽しむことができました。
山岳用語でモルゲンロートと言います。多分ドイツ語です。
上高地まで3時間歩いて帰ります。
さすがに行きと違い、目標がないので疲れます。
バスで新島々まで、そこから松本電鉄、松本からJRで帰阪します。
帰宅したのは21:30。数日ぶりの大阪の暑さに体がグッタリしました。
※今回、皆さま初めての北アルプスということで、
いろいろな装備を持って来られておりましたが、
必要最小限の荷物にして軽量化を図る事が大切と痛感しました。
特に一番の年長者の父親の場合、電気ひげそりは不要かと思います。
自称紳士の父親はひげそりは必須だそうですが…
タイ風カレーパーティー
やはり暑い夏は、辛いアジア料理と夏野菜が食べたくなります。
ちなみに従兄の奥さんはタイ風カレーが得意とのことで、
我が家で作ってもらうことになりました。
タケノコ・パプリカ・カボチャ・鶏肉を炒めてココナッツミルクをたっぷり入れて、
スパイス類を混ぜて煮込むこと約30分、
スパイスを自宅で調合して持って来てくれましたので意外と手軽に完成しました。
辛さで汗だくになりながら、がっつりいただきました。
水を全く入れずにココナッツミルクだけを使うということに驚きました。
それからタケノコがなんとも絶妙な食感でした。
食後は、これまた従兄の奥さんお手製のミルフィーユをいただきました。
甘さ控えめであまりケーキを食べない私も美味しくいただけました。
今回、お腹に余裕があれば生春巻きも作ろう!ということだったのですが、
カレーがたっぷりで次回のお楽しみということになりました。
ナンプラーも折角購入したことですし、ナシゴレンも作ってみたいですね。
ちなみに、従兄はもともと辛い物が得意ではなかったそうですが、
奥さんがアジア料理好きで、かなり鍛えられたそうです。
裏六甲・白石谷を登る!
夏の北アルプスにそなえて久しぶりに両親が登ろうと言ってきました。
そこで梅雨の晴れ間の6月28日、
裏六甲・白石谷から芦屋に向けて歩くことにしました。
梅田の紀伊国屋の裏の高速バス乗り場から有馬行きのバスに乗ります。
私と両親3人の貸切でした。
渋滞のため予定より遅れて9:20に有馬に到着。
ロープウェーの駅の横あたりから山道らしくなります。
10:00頃、紅葉谷と白石谷の分岐点に到着です。
※白石谷は熟練者向きと道標にありますが、それほどではありません。
ただし、沢伝いで足場が悪く、またルートが分かりにくい所もあります。
初心者だけで安易に立ち入らない方がよいコースではあります。
ほどなく白石滝に到着です。梅雨の時期だけに水量も豊富です。
直登はできませんので右側の巻き道を登ります。
沢や小さい滝の横をしばらく登って行きます。
足場が濡れているので注意しながらゆっくり歩きます。
11:00頃、このコースで一番大きい滝の白龍滝に到着です。
マイナスイオンをたっぷり体に浴びている感じがします。
ここも直登できませんので、すこし手前のガレ場から巻いて登ります。
滝の上部は左側が切れ落ちており、足元をよく見て歩く必要があります。
ほどなく沢沿いのコースが終了、六甲山頂に向けて最後の急登です。
ヤブこぎという程ではありませんが、クマザサについた水滴でびっしょりです。
13:00、一軒茶屋という山頂直下の休憩所に到着。カツ丼をいただきました。
ここから魚屋道を経由して芦屋まで下ります。
一番暑い時間帯に南に向かうため、しかも樹林帯で風もなく、異常な蒸し暑さです。
途中、風吹岩で休憩、名前の通り涼しい風でしばしクールダウンしました。
芦屋川駅に着いたらすぐにコンビニでビールを購入、一気に飲み干しました。
梅田に着いてホワイティの焼鳥屋むさし乃で一杯飲んで帰りました。
※刺身にも使えるササミをレアであぶりワサビを載せた串が最高です。
芦屋から有馬に向かって歩く人に多数すれ違いましたが、
皆さま、死にそうな表情をされていました。
この時期の六甲山系は、よほどの早朝出発をするか、
でなければ有馬側からのコースをおすすめします。
へっぽこアルピニストの登山日記(金剛山カトラ谷編)
6月25日土曜日
朝起きると予想外に晴れているではないですか!
先週の餃子部の活動も天気予報が悪く登山は中止となりました。
そろそろ少しは登らないと体がなまる、と思い、
約3ヶ月ぶりに登りました。
車で金剛山登山口まで向かい、カトラ谷から頂上を目指しました。
10:25 駐車場から林道を経由しカトラ谷に向かいます。
街中より涼しいとは言え、かなりの湿度、すぐに汗が噴き出します。
カトラ谷の取りつき部、以前は無かったダムが出来ていました。
ここから先は沢沿いの登り道です。
蒸し暑さも少しは和らぐ気がします。
一部、左側が切れ落ちた危険箇所と言われている所がありますが、
ロープがはられており問題ありません。
※雪の季節はアイゼンがないと非常に危険ですのでご注意を!
沢が二股になっている箇所に到着しました。
左股が本来のカトラ谷のコースですが、
行ったことのない右股にチャレンジしてみました。
(こちらは左股、本来のコースです。)
かなりガレた沢ですが、最初は快調に登って行きました。
しかしながら、沢を登りつめるとザレた土砂の急斜面、
しかも梅雨の雨で非常に足場がもろく少々危険な状態に。
脇のヤブに入り、木の根やクマザサを手がかりに登り、
なんとか見覚えのあるタカハタ道の尾根筋に出ました。
泥と汗に全身まみれ、気力もなえてしまいましたので、
頂上には行かず、そのままタカハタ道から下山しました。
やはり変なルートに行くべきではないな、と反省しました。
相当な汗をかいたのでしょう、帰宅して風呂上がりに体重を計ると、
2kgほど軽くなってました。
でも、たっぷりビールを飲んですぐに元に戻るのですが…
今宵は、長野の地ビール、YONAYONAエールで乾杯!
へっぽこアルピニストの登山日記
4月から何かと忙しく、餃子部はすっかり活動休止中です。
来るべき餃子部の活動再開に備えて、というわけでもありませんが、
久しぶりに家で餃子をつくりました。
個人的には豚肉ミンチでつくる方が好きですが、今回は牛豚合挽きを利用。
キャベツみじん切りの水気を切って、ニラ、おろしニンニクとショウガを投入、
各種調味料で味付けして、いよいよ皮で包みます。
我が家は、食べざかりの中3男子と色気より食い気の小5女子がいます。
私も嫁も昔ほどではなくなりましたが、沢山食べる方です。
というわけで、いつも120個作ります。
※平均一人30個、5人前程度ですからそれほど多くもないかな?
いよいよ焼きに入ります。一気に焼くためにホットプレートを使いました。
分けて焼く必要がありますが、フライパンの方が火力が強く美味しいかな?
ちなみに、丸いホットプレートは、一見便利そうに思って買ったのですが、
実際には四角い方が使いやすいです。これから買う方は四角い方をどうぞ。
お好み焼きなんかはすこぶる焼きにくいです。
焦げ目がついてきたら、蒸し焼きにします。
完成です。餃子にはビール。サッポロ黒ラベル★が私は大好きです。
反省点①…もう少し野菜の比率が高い方がよかったかな?
反省点②…豚肉の比率が多い方がジューシーに仕上がったかもしれません。
餃子部は6月下旬に活動再開予定です。
ちなみに昨年、真夏の期間は、登山はせず、餃子パーティーのみの活動でした。
その時に作った冷やし餃子(茹でた餃子を冷水でしめてポン酢で食べる)、
なかなかのものですので、一度お試しください。
ミョウガ、大葉といった薬味やきざんだトマトをあえるとvery goodです。
へっぽこアルピニストの登山日記(番外編)
このところ、何かと忙しく、休みも少なく、全く山に登っておりません。
ぼちぼち夏の北アルプスに備えて登らなければならない、
と思ったのですが、久しぶりの休みの日は朝から雨・・・。
イメージトレーニングではないですが、映画「岳」を嫁と一緒に観に行きました。
この漫画、一話完結の読み切りで、
どんな感じで映画にしているのだろう?と思ったのですが、
1~5巻の中のいくつかの話をつなげたような感じでした。
世界の山を渡り歩いた登山家・島崎三歩が
北アルプスの山中でテント生活をしながら、山岳救助のボランティアとして、
山岳部の先輩(漫画では同級生)が隊長を務める長野県警救助隊とともに、
救助活動をするという設定です。
登場する救助隊メンバーや山荘のおかみさん等、ほぼ漫画どおりでした。
谷村山荘のおかみさんを演じる市毛良枝さんはまさにはまり役でした。
観る前は、主演の小栗旬と三歩のイメージに違和感を感じていましたが、
三歩のおおらかさ、天然キャラな雰囲気が割と出ていました。
長野県警の女性救助隊員・椎名久美を演じる長澤まさみは、
原作のお茶目で乙女なイメージがなく若干違うように感じましたが、
でも、誰がピッタリかと言われると浮かびませんね。
映画だから現実的すぎては面白くないと分りつつ、突っ込みどころがありました。
つっこみ①
オープニング直後の場面、西穂手前の独標あたりに救助に行くのに、
奥穂方面から20~30分では絶対無理、夏でも何時間もかかるコースです。
ヘリコプターの方が絶対早いです。
つっこみ②
雪山の尾根筋で走ったら雪崩のもと、しかも、プロでも滑落の危険性が…
急いでいても足の底をしっかり雪につけて歩きましょう。
つっこみ③
クレバスに落ちたシーンが出てきましたが、クレバスは氷河の割れ目。
氷河のない日本にクレバスはありません。
雪渓と谷とのすきま(シェルンド)に落ちることはあるでしょうが・・・
しかもクレバスの底に降りるのに下も見ずに飛び降りていました。
あまりにも無茶な行動です。確保して懸垂下降で降りましょう。
つっこみ④
雪崩に流された後、帽子をなくした三歩が、防寒具のフードもかぶらずに
捜索していましたが、せっかくフードあるのに、かぶりましょう。
耳は凍傷になりやすいそうですよ。
でも、それなりに楽しく見ることができました。
そして、早く北アルプスに行きたくなりました。
へっぽこアルピニストの登山日記~沢沿いを歩く
3月27日日曜日
餃子部(餃子を美味しく食べるために登山をする会)の活動を行いました。
今回は、新神戸からトウェンティクロスを歩いて徳川道を登り、
カスケードバレーから六甲道に下るコースです。
9:00 三宮で集合、新神戸まで地下鉄に乗ります。
新神戸からは、布引の滝を経由して市ヶ原へ向かいます。
市ヶ原の紅葉茶屋でコーヒーをいただいてから、
トウェンティクロスに向かいます。
20回沢を交差して歩くことから名付けられたとのことですが、
それは今は昔、現在は5、6回しか交差してないのではないでしょうか?
それでも、沢沿いの景色には癒されます。
マイナスイオンたっぷりなのでしょう。
桜谷出会から徳川道を経由して杣谷(そまたに)峠を目指します。
幕末の開国直後、外国人との衝突を避けるために山中に通した街道です。
石畳で風情はあるものの結構きつい階段道です。
■徳川堂の石の階段
杣谷(そまたに)峠からカスケードバレーと呼ばれるルートを下ります。
ここも小さな滝が連続するマイナスイオンたっぷりのルートです。
山道も終わり市街地に到着。
丸山公園という所には早くも桜が咲いておりました。
六甲道まで下山してからJモール六甲道で買い出しをします。
今回も部員の一人F君の下宿におしかけ、イタリアンパーティーです。
一人暮らしを始めたばかりのF君の自炊メニューの幅を広げるべく、
意外と簡単でお洒落に見えるトマトソースを一緒に作りました。
※さすがに餃子も少々飽きたかな…
ベーコンとナスを具材に、ペンネアラビアータとトマトソースのスパゲティ、
そしてカルボナーラをつくりました。
バゲットパンにトマトソースとアンチョビをトッピングした前菜も用意。
ワインで乾杯です。う~ん、なかなかお洒落ではないでしょうか?!
すっかりF君宅でくつろいでしまし、10時半頃に帰宅。
★近い将来、餃子部の部室になってしまいそうな予感が…
へっぽこアルピニストの登山日記(六甲の岩場巡り)
三寒四温という言葉がぴったりな今日この頃、
小春日和な土曜日の3月5日、六甲山系の岩場を巡ってきました。
新しいルートも見つかり、楽しいひと時でした。
クライミングの練習場になっている岩も多く、
よく見ると残されたハーケンやピン、スリング等が多数あります。
誰が名付けたのか知りませんが、面白い名前の物も結構あります。
(ロックガーデンの命名者で昭和初期の登山家藤木九三氏が
命名したものが多いのでは・・・?)
まずは、高座の滝から地獄谷経由で風吹岩に向かいました。
■A懸垂岩
地獄谷上部の今でも現役のトレーニング用岩場です。
高さは約15mでしょうか?
※写真はB懸垂岩付近から上部を見下ろしたものです。
真ん中のちょっとしたピークがA懸垂岩の頂きです。
■B懸垂岩
A懸垂岩からさらに進んだところにありますが、震災で崩落しました。
前面の斜めの一枚岩を登る達人もいましたが、
風化したもろい岩場で信用できないため、右手からまいて登りました。
B懸垂岩を一旦降りて万物相と呼ばれる奇岩帯を通って風吹岩へ行きます。
そこから奥高座谷へ下ってから荒地山に向かいます。
■キャッスルウォール
奥高座の滝付近にそびえる高さ約20mの岩場。
まさにその迫力は城壁です。クライミングの練習場ですが、
技術のない私はいつも左側のチムニー状のルートを登ります。
■ブラックフェース
キャッスルウォールからさらに奥に進むと突然現れます。
黒っぽい岩肌が迫力満点です。
ここも左側の岩棚部分をまいて登ります。
結構高度感がありますが、意外と登れます。
■プロペラ岩
ブラックフェースを直登せず、
荒地山となかみ山の中間点辺りを目指すルート上にあります。
※写真はブラックフェース付近から眺めたものです。
近くからでは分りませんが、遠くから見るとプロペラっぽいです。
■テーブル岩
ブラックフェースから荒地山に向かう途中にある岩場。
上に乗ることも可能です。日向ぼっこに最適です。
※写真はサンデーモーニングから見下ろしたもの。
■サンデーモーニング
荒地山直下の一枚岩。
縦に走るクラックを巧みに利用し登るそうですが、私は無理です。
日曜日の朝日に輝く美しい岩、という意味でしょうか?
大抵この付近で休憩&昼食をとります。
■プラクティススラブ
サンデーモーニングの隣の高さ約3mの一枚岩。
ボルダリングのちょっとした練習になります。
ちょっとした岩のくぼみやクラックを頼りに、
指先の力を集中し、岩の感触を感じながら登ります。
高座の滝に下山し、六甲山カフェで休憩しました。
パン職人を目指すどいちゃんお手製のおつまみと
白ワインでルネッサンスなひと時を過ごしました。
お手製バゲットにマッシュルーム、玉葱たっぷりディップを載せて
今日は交通費も計算して飲みすぎないよう注意し、
予定通り電車に乗って帰ることが出来ました。
へっぽこアルピニストの登山日記(番外編)~久しぶりに登山に行かない週末
2月11日、大阪市内で3年ぶりの積雪がありました。
さすがに登山する気がしなかったので、家で山道具の整理をしました。
冬場の日帰り登山でよく食べる辛ラーメンを発見。
この辛ラーメンは、韓国産のピリ辛スープのインスタントラーメンです。
賞味期限が切れているのは分っていましたが、改めて見ると、
昨年の3月が賞味期限、つまり11ヶ月ほど前に賞味期限切れでした。
そろそろ食べねば!と思い、冷蔵庫の中の白菜やらシイタケやらを使って
中華の酸辣湯麺風にしてみました。
粉末スープに酢と醤油を加えて水溶き片栗粉でとろみをつけて麺にぶっかけます。
インスタント麺で簡単に作った割にはそれらしい味になりました。
さすが結構な辛さの味付けのため、雪が積もるほどの寒さというのに、
体が温まり汗がどっと出て来ました。
食後の運動がてら、我が家の愛犬、ボーダーコリーのシリウスを
初めての雪にどんな反応をするかと思いましたが、
公園にどこかの子供が作ったであろう雪だるまがありましたが、
ヘタレ犬のシリウスはビビってへっぴり腰で近付いて行きました。
家に帰ってくると、イースター島のモアイの様に雪だるまが並んでいました。
うちの息子と娘の仕業のようです。
ちなみに…
賞味期限を1年近く過ぎても、特にお腹の具合も悪くなりませんでした。
私の胃腸が丈夫なのか、インスタント麺のパックの技術が凄いのか。
★そう言えば、槍沢ロッジでは、賞味期限を少し過ぎたカップヌードルを
割引価格で売っていました(もちろん賞味期限切れを表示していましたが)。
少々驚きましたが、下界の常識と山の常識は違うということでしょうか。
へっぽこアルピニストの登山日記~部活本格始動
2月5日の土曜日、餃子部2011年の活動を本格始動しました。
目指すは先週下見をした六甲山系の岩場ブラックフェイスです。
■参加メンバー
①元ソフトボール投手で細身ながら抜群の運動センスを誇るM嬢
②同じくソフトボールで鍛えられ、体力・精神力を兼ね備えたO嬢
③日ごろからジムで体力アップに余念のないI氏
④先週下見をこなし準備万全のF氏
⑤へっぽこアルピニスト
10:00にJR芦屋駅で集合でしたが、なんだかんだ遅れて10:30頃出発。
芦屋川をさかのぼりロックガーデンを巻いて奥高座谷へ。
少しエネルギーを補給して、いよいよブラックフェースに向かいます。
F氏以外は皆、初めて見る岩場に「登れるのか?」と少々不安気味。
下見済みのためルートに悩むことなく、ハイペースで岩のてっぺんへ。
予定より少し早く12:50に登頂です。
途中、「絶対下を見ないこと」と言っておりましたが、
皆さん、怖いもの見たさからか、ついつい下を見てしまうようです。
上から見ると、伝ってきた岩棚がよく分ります。
一見登れそうになくても、ホールドさえあれば登れるものです。
さらに上のボルダー群をかわしながら登ります。
13:00過ぎに頂上直下の岩場に到着、昼食を済ませます。
魚屋道経由で甲南山手へ下ります。
下山後、最近一人暮らしを始めたF氏の新居にて餃子鍋をしました。
下山後、時間もないので餃子はチルドの物を購入して手抜き。
スープは、湯を沸かしてウェイパー(味覇)を溶かすだけ。
最後に塩・醤油を少々加えて味を調整します。
キャベツ、モヤシ、ニラ、キノコ類を入れて火が通ったら餃子を投入。
実に簡単です。
★ウェイパー(味覇)とは・・・
ペースト状の高級中華スープの素。
大阪人の家には必ずある言われているが、それほど普及していない。
1すくい入れるだけで本格中華の味になるすぐれもの。
決して安くはないが、コストパフォーマンス的には納得。
中華の野菜炒・煮込料理のほかラーメン、チャーハンにも使える。
一人暮らしを始めたF氏にオススメしたところ、すぐに購入したとのこと。近頃、味の素からツァンウェイ(香味)という類似品が発売された。
女子部員の一人、小柄ながら大食漢プリンセスのK嬢も合流。
餃子鍋と各種お酒で盛り上がり、打ち上げも無事終了しました。
具だくさんの水餃子といったところでしょうか。
最後にラーメンを入れて鍋は終了。
すっかり、新居に長居してしまい、時計を見ると11時前、
皆あわてて帰宅しました。
F氏、ありがとう、また寄らせてもらいます。