へっぽこアルピニストの登山日記 -3ページ目

神峰山寺からポンポン山、そして金蔵寺へ

12月4日の日曜日、

前日とはうって変わり、朝から好天です。

遅ればせながら10時前に家を出て、ポンポン山に向かいました。


少し時期遅れですが、紅葉も楽しもうということで、

神峰山寺(かぷさんじ)から金蔵寺(こんぞうじへ向かうコースにしました。


高槻駅からバスに乗って上の口バス停で下車。すでに11時です。

神峰山寺へまずは向かいます。

この鳥居から登りが始まります。しばらくはアスファルト道です。
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11:30に山門前に到着、

紅葉の名所ですが、あまり赤く色付いていません。
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少し先の駐車場辺りがきれいに色付いていました。
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この後、ずっとアスファルト道を歩いていきます。

小雨が時々降ってきます。冬らしい天候です。

12:15にようやく本山寺に到着です。

このコース、実は、ここまでの方がきついです。


ふと前を見ると鹿の親子が道を横切りました。

道の傍らからこちらをうかがっています。
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本山寺からようやくいわゆる山道になります。

しばらくすると、高槻の古木があります。

神が宿る木なのでしょう。

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樹林帯をしばらく歩き続けます。

途中、きれいな紅葉を発見しました。
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馬の背上の尾根をしばらく歩き、最後に少し急登を登って、

13:00に山頂に到着です。

標高678.9m、覚えやすいです。

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山頂でお湯を沸かしてカップヌードルを食べます。

また小雨が降ってきました。風もあってかなり寒いです。

お湯を入れて2分ぐらいで食べ始めます。

アルデンテといった感じでしょうか。

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食事が終わって13:30に山頂を出発、

金蔵寺(こんぞうじ)を目指して下山します。


杉谷という三叉路は左にルートをとります。

ちなみに右に行くと善峰寺です。

(善峰寺は徳川家ゆかりの古刹で、

片岡鶴太郎が描いた屏風絵か襖絵もあるそうです。)
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しばらく舗装道を歩きます。

約30分で金蔵寺です。

途中、こんな雰囲気のある二段の滝があります。
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いよいよ金蔵寺です。

やはり標高が高いせいか、かなり散っていましたが、

それなりにきれいな紅葉でした。
へっぽこアルピニストの登山日記 ←仁王門
へっぽこアルピニストの登山日記 ←駐車場付近の紅葉
へっぽこアルピニストの登山日記 ←仁王門上の階段より
へっぽこアルピニストの登山日記 ←仁王門より西側を望む


へっぽこアルピニストの登山日記 ←セルフタイマーでハイチーズ

しばし紅葉を鑑賞してから、下山します。


途中、金蔵寺から善峰寺までの道を聞く観光客が2組いました。

普段着でハンドバックを持ってといういでたちです。

地図もなく、その格好で今から向かうのは無理だろうと思ったので、

「無理しないほうがいいですよ」

と忠告したのですが、どうされたのでしょうか?


約30分下って大原野に到着。

阪急バスで向日町まで行き、電車で帰りました。


近頃は長距離を歩いていなかったので、結構疲れました。

見頃は過ぎていましたが、なかなか趣のある紅葉を楽しめました。


破れ寺の 甍も燃ゆる 紅葉かな

金剛山・丸滝谷を上る

11月29日の日曜日、行楽日和の晴天です。

というわけで、突然思い立ち、少々遅くの10時半に、

金剛山へ向かいました。


どこから上ろうかと考えながら車を運転、とりあえず水越峠に駐車。

ひさしぶりに丸滝谷を歩くことにしました。


11:50に水越峠付近から林道に入ります。

12:00にいよいよ沢の取り付きに到着、

しばらくマイナスイオンたっぷりの沢歩きです。
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12:20に石ブテ東谷との分岐に到着。

沢の左側に見えるこの滝の向こうが石ブテ東谷です。

水の少ない時期なら滝の直登も可能らしいですが、

以前チャレンジした時はずぶぬれになり、

途中で滑って落下してしまいました。巻き道があるので、その方が無難です。

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丸滝谷に視線を戻し、登っていきます。

小さな滝が次々と現れます。

ロープが張られている箇所や巻き道も多いですが、

なるべくロープに頼らずに滝を直登します。
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13:30に丸滝に到着です。

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その奥のちょろちょろと水の落ちる滝から尾根に上ることができます。
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すぐ右側にロープが張られています。

小学生でも頑張れば登ることが可能です。

ただし、登ってすぐ、滝の上を横切る箇所が滑りやすく要注意です。
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今回はここを登らず、右手奥の谷を登ることにしました。

下から見ている限りは、足場は悪いですが、何とかなりそうです。
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かなり足場が悪く、両手を使って這い上がっていきます。

尾根が見えてきた所で、足場は崩れるは、手がかりはないは、

というニッチもサッチも行かない状態になりました。

左手の岩ももろく、とても頼りにできません。

ここで断念し、注意しながら下り、来た道を帰ることにしました。

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お尻をつけながらずるずるすべり降りたりして、

14:00に何とか丸滝に戻りました。

下半身が泥んこになっていました。


15:15に登り口に到着、帰路につきました。


やはりコースとして認知されていない所は行くべきではない、

また、谷を上るコースは危ないということを再認識させられました。

鯖街道を大人の遠足

11月19日の土曜日、職場の美男美女総勢4名で

かねてから秋のさわやかな時期に登山をしよう、と計画し、

六甲登山に行くはずだったのですが、またしても週末に雨です。


せっかく休みを合わせたのに、ということで、

車で遠路はるばる鯖街道に行くことになりました。


名神から湖西道路に入って、近江高島から小浜へ向かいました。


昼過ぎに小浜の港に到着、まずは浜の四季というお店で

鯖のへしこ茶漬けをいただきました。
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あぶったへしこをご飯にのせてお茶をかけます。

大阪界隈で食べるへしこのように塩辛くなく、またやわらかく、

美味しくいただけました。

ご存じない方もいらっしゃると思いますが、

へしことはぬか漬けした魚のことで保存食として珍重されたものです。


浜焼き塩鯖もいただきました。

なんとも大ぶりでふわっとして、これまた塩辛さがない美味しい鯖でした。


食事が終わってすぐ、すこし京都方面に戻り、

かつて鯖街道にあった宿場町熊川宿の町並みを見に行きました。


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入口に復元された番所です。

人形が置かれてますが、一瞬誰かいるのかと驚きました。


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民家も綺麗に整備され、電柱も地中化され、素敵な町並みです。


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前川という水路も復元されています。

昔の人は酔っぱらって帰ってはまったりしなかったのでしょうか?


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家の前にはかわとと呼ばれる場所があります。

食べ物を洗ったり洗濯したりしたようです。

※雨で水が濁ってますが、普段は清流です。


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松木神社には色付き始めたモミジがありました。


大河ドラマでおなじみ江のお姉さん初が関ヶ原の合戦後、

旦那の京極高次が亡くなるまで小浜で過ごしたそうです。

その京極高次が小浜城を作るため増税し、

その後の別の大名の時代もずっと高い年貢が続いたため、

地元の名士が集まって年貢引き下げの直訴をしたそうです。

その一人松木庄左衛門を祭っている神社だそうです。
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一人最後まで年貢引き下げを訴え続け処刑されたのですが、

その後、年貢が引き下げられたそうです。


途中、手作り鯖寿司のお店まる志んを発見、

お店の方が10切れに切り分けてくれて、店内でいただくことができます。
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1本2500円、有名な老舗鯖寿司店のほぼ半額、

しかもそれ以上に鯖のうまみと寿司飯のふっくら感がありました。


あぶり焼鯖寿司もありましたので、お土産に持って帰りました。

※お店の方曰く、やはりあぶりよりも生がオススメとのことでした。


しばし熊川で過ごしたのち、京都へ向かいました。

途中、大原のとあるお寺の前で見事なモミジを発見しました。
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すっかり日が暮れた頃、京都は桂の菓子処中村軒に到着。

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名物の麦代餅をいただきました。

あっさり粒あんをもちもちの餅でくるんで黄粉をかけたお菓子です。


一日車移動で食べてばかりで腹も減らず、そのまま帰路につきました。

日本の伝統文化の一部を堪能した一日でした。


妙見谷から金剛山を登る

11月13日の日曜日、久しぶりに好天の週末。

10月あたまに八ヶ岳に登って以来、全く登っていません。

というわけで、運動のため、金剛山に行ってきました。


登り口をどこにしようか、と色々考えたのですが、

昔、一度だけ下りに使った妙見谷にしました。


登山口の駐車場に9:40頃に到着、

9:50頃、車道を少し登って妙見谷へ向かう林道入口に到着しました。
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この柵の横から妙見谷へ向かいます。


約30分ほどして、妙見滝に到着です。高さは約10mでしょうか。
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左側から巻いて登る道もありますが、今日は沢コースを直登する方針です。

滝のすぐ右から滝上部へ登ることができます。

濡れていて滑りやすいので、注意して登ります。


ゴルジュ状の狭い沢がしばらく続きます。
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浮石や流木で足を滑らさないよう、ゆっくり登って行きます。

次々に数メートルの滝が現れます。

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よく見ると滝のすぐ横の岩にホールドがしっかりあります。

すこし水しぶきで濡れますが、三点支持で確実に登ります。


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少し大きな滝です。左側にロープがはられています。

さすがに沢登り用の靴ではないので、この濡れた岩場はロープを頼りにします。


高さはありませんが、横のホールドが少ないカスケード状の滝です。

右側の巻き道を行こうと思ったのですが、よく見ると足場もあります。

慎重に直登しました。

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登りきって上から撮影しました。ここが一番今回難しい場所でした。


妙見谷は、金剛山の数ある沢コースの中でも、

上部に行っても水量が豊富で飽きないコースです。


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沢を登りつめ、傾斜もかなり急になってきました。

尾根筋を登る人の声も聞こえてきました。

かなり鼓動が速くなってきましたが、一気に頂上を目指して登ります。


結局11:30頃に頂上に到着です。

さすがに今日は、頂上の広場も休憩所もすごい人の数です。


まだお腹も減っていませんし、少し休んで汗がひいたらすぐに下山開始です。

下りは千早本道を下るというラクチンコースです(階段だらけですが)。

下ってすぐ、モミジが綺麗な場所がありました。


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数は少ないですが、なかなか綺麗なモミジです。

やはり標高1000mともなると紅葉は早いものです。


運動もかねて下りは少し小走りで下ってみました。

結局、12:30頃に駐車場に到着です。

一休茶屋という休憩所がすぐ横にあるので、入ってみました。


車なのでビールは諦め、とりあえず炭酸飲料で喉をうるおしていると、

店内に鉄板のあるテーブルがあるのに気付きました。


焼きそば、お好み焼きが出来るということです。

粉もん大好き大阪人ですし、思わず両方注文してしまいました。


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サクサク感もあり、ソースの甘辛さもイイ感じで美味でした。

ビールが飲めれば最高でしたが…


おばちゃんも気さくで楽しいひと時を過ごしてから車で帰路につきました。


久しぶりの山で、短時間のコースでしたが、変化のある楽しい山行でした。

中之島バラ園をぶらぶら歩き

秋晴れの休日、嫁の提案で、中之島バラ園に行きました。

よく分りませんが、大きなアヒルが来ているとのことです。


とりあえず、愛犬シリウスを連れて中之島へ向かいました。


確かに大きなアヒルのバルーンが川に浮かんでいます。

オランダの芸術家のホフマンさんの作品だそうです。

現代アートとは、凡人には理解が難しいものです。


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バラ園というだけに、バラが綺麗に咲いています。

梅田の摩天楼を背景に咲くバラも趣があります。


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水都祭というイベント開催中らしく、屋台も出店しています。


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タイ風ラーメンとインドカレー、

そしてアメリカ村で知る人ぞ知るお店のミートソースパスタをいただきました。

少しピリ辛の肉の風味たっぷりの濃厚なミートソースは、

個性的ですが美味でした。

お店にしかありませんが、ラザニアもおすすめとのこと、

一度行ってみようと思いました。


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なんだかんだ色々食べてお腹がいっぱいになり、うろうろしていると、

「ゴムボートであのアヒルのアートの間近に行きませんか?」

と声をかけられました。

シリウスも乗船してOKとのこと、これも一つの経験とチャレンジしました。


自分達でパドルをこいで、川を進みます。

シリウスは少々かたくなっています。


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アヒルのアートを川の水面付近から見上げます。


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犬がボートに乗っているのは驚きらしく、

岸辺からはたくさんの人が

「あの犬、かわいい」と声をかけてくれました。


その後、公会堂を見に行きました。

元市長の関さんの銅像の上に、ハトがとまっています。

何ともお間抜けな様に夫婦で失笑してしまいました。


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数時間を過ごして中の島を後にします。

橋のたもとにライオンの石像がありました。

西洋文化への憧れが強かったのでしょうか。

シリウスとツーショットで写真撮影してみました。

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大阪市内にも色々と楽しいイベントがあるもんだな、

と思いつつ、帰路につきました。

北八の最高峰・天狗岳へ

父親が、北八ヶ岳の最高峰・天狗岳から蓼科方面に縦走する

山中2泊の山行を計画、この夏、奥穂に登った親戚夫婦の1組も参加、

私はガイド役として同行しました。


■第1日目(10月5日)


第1日目は登山口に行くだけで登山はありません。

梅田から8:30発の茅野駅行きバスに乗ること約6時間、

茅野駅からはタクシーに乗り唐沢鉱泉に向かいました。


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15:30頃、唐沢鉱泉に到着、ちょっとした旅館のような素敵な宿です。


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ドライフラワーで装飾を施した館内も素敵です。


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源泉のお風呂に入ってから夕食をいただきます。

地元の山菜や野菜を使った料理に大満足です。


翌日に備え、10時過ぎには床につきました。


■第2日目(10月6日)


朝食をすませて、8:30にいよいよ登り始めます。

昨日からの雨が続いてますが、午後には晴れるとの予報です。


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宿の前の綺麗な池を横目に苔むした樹林帯に入って行きます。


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苔と木々に囲まれた登り道が延々と続きます。

両親のペースが非常に遅く、なかなか尾根筋に到着しません。


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途中、一気に天候が回復、木漏れ日がまぶしくなってきました。


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コースタイムより大幅に遅れて11:00頃に第一展望台に到着。

霧が風に流されて展望が開け始めました。


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目標の天狗岳も見えてきました。ここからは尾根筋が続きます。


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途中、赤岳方面も見渡せるようになってきました。


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ほどなく第二展望台に到着、八ヶ岳の主峰・赤岳をバックに記念撮影。


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いよいよ天狗岳が眼前に迫ってきました。


一旦鞍部に下ってから、岩場の続く急なルートを登り返します。

予定時刻を2時間近く過ぎた13:30頃、ようやく西天狗岳に登頂です。

※天狗岳は東・西二つのピークがある双耳峰です。


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後ろは次に目指す東天狗岳です。


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硫黄岳、横岳、赤岳方面をバックに記念撮影です。


計画では、ここから中山峠を経由し白駒池に行く予定でしたが、

時間的に無理と判断、計画を変更し黒百合ヒュッテに宿泊することとしました。


軽く食事を済ませてから東天狗岳に向かいます。


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約20分で東天狗岳に登頂です。

下山ルート方面は足元に岩が続く歩きにくそうなコースです。


黒百合平方面と中山峠方面の分岐点まで急な下りが続きます。

分岐点からは左手の黒百合平方面に向かいます。


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天狗の奥庭と呼ばれる溶岩台地を上り下りします。


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途中、岩の隙間に赤く色付いた小さなナナカマドを見つけました。

大きく成長するまでにどれぐらいの年月がかかるのでしょうか?



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16:40頃、ようやく黒百合ヒュッテに到着。

6月末から7月にかけては、一面にクロユリが咲くそうです。


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今は所々に見える赤いナナカマドが美しいです。


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黒百合ヒュッテは、山小屋らしい素朴な宿です。

ぼんやりと灯るランプがなんとも情緒があります。


まずはビールで喉をうるおしました。500ml缶で650円です。

ヘリコプターで運ぶので高いのは仕方ありません。


夕食は豚の生姜焼きでした。美味しくいただきました。

日本酒をチビチビといただいた後、20:30に床につきました。

※銘酒・八海山を冷酒で味わうことができました。


■第3日目(10月7日)


5:00に起床、5:30から朝食をいただいた後、7:00に下山開始。

気温は0度、風も強く非常に寒いです。

雨具を羽織り、手袋をして歩き始めます。


沢沿いのルートを延々と下ること4時間、

11:00に奥蓼科温泉郷の渋の湯に到着しました。

あたりには硫黄のにおいが立ち込めます。


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渋の湯は天下の名湯らしいです。


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800円で温泉に入ることが出来ます。檜風呂につかり体を温めました。


入浴後、タクシーで茅野駅に向かい、JRで大阪へ帰りました。

大阪に着いたのは19:30頃、皆でビールを飲んでから帰宅しました。


★反省点★

今回は、計画より大幅に歩くペースが遅く、ルート変更を余儀なくされました。

縦走の場合、エスケープルートを必ず計画しておくことが大切と痛感しました。




日本の原風景・明日香村

9月末の休日、まさに天高く馬肥ゆる秋というべき快晴。

嫁が突然、「彼岸花の綺麗とこ、知ってる?」

と聞いてきました。


「奈良の明日香は綺麗で」と回答すると、

「どれぐらいかかる?」とまた聞かれました。

「車で1時間半ぐらいで行けるで」と答えると

「行こう」ということになりました。


途中、大和三山のひとつ、畝傍山が見えてきました。

登っても楽しくありませんが、一応登ることができます。
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昼前に明日香に到着。

穂がたわわに実った田んぼの周辺に見事な彼岸花が。

まさに日本の原風景です。

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石舞台古墳の奥にはさらに素敵な風景が広がります。

山紫水明とはこのことというべき景色です。

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コスモスも所々に咲いています。
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飛鳥川の土手には、すすきも風に揺れています。

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甘樫の丘の下の公園はさすがに整備されて綺麗に咲いています。
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愛犬シリウスは全く興味がありません。退屈してあくびしています。
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コスモスも綺麗です。彼岸花を背景に撮影してみました。
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1時間ほど明日香村で過ごして帰りました。

喉が渇いたのでコンビニに立寄ります。

コンビニも明日香らしさを意識した外観です。

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一足早く小さい秋を見つけることができました。


大阪はまだまだ暑い日が続いていますが、

早く涼しくなって登山をする気になる季節になって欲しいです。

我が家の愛犬シリウスがCMに!!

我が家には、ボーダーコリーのシリウス★がいます。

割と珍しい白と茶色、レッド&ホワイトのボーダーコリーです。


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以前よくCMで見た「ごん太のササミジャーキー」でお馴染みのサンライズが、

41周年を記念して、ごん太+40匹の一般公募の犬で、

アイドル犬ユニットGNT41を結成するというキャンペーンを始めました。


嫁がそれに応募していたそうなのですが、40匹にシリウスが選ばれました。

また、その中でテレビCMに出演する10匹にもなりました。


サンライズからの記者発表がある9月23日までは人に言わないよう、

との忠告があったのですが、晴れて公表できるようになりました。

※CM画像はサンライズのHP で見ることができます。

 よかったら一度見てください。シリウスは1秒も映っていないかな。


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8月の末に南森町近くのスタジオに集合して、CM撮影を行いました。

皆AKB48を意識したチェックのネクタイをつけられました。


昼前に集合し、まずロケ弁を食べます。結構美味しいお弁当でした。


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弁当を食べて待つこと約1時間、ようやくスタジオに呼ばれます。

ホワイトボードに出演する犬の写真と絵コンテが貼られていました。

やはり愛らしい小型犬がセンターのようです。

シリウスはでかいので一番端です。


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順番に呼ばれてカット毎に撮影を始めます。

餌をあげて口を動かさせ、話しているように見せるのですが、

犬のこと、ベストな映像を撮るのに非常に時間がかかります。

何度もおやつを与えて繰り返し撮影します。

何日分のおやつを食べているのでしょうか?


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ごん太が主役ですので、撮影時間のほとんどは、ごん太です。

また、センターの小型犬は個別にアップの撮影もします。

結局、シリウスは、1カットの撮影だけでした。


何だかんだ撮影は続き、夜の7時頃、またロケ弁の時間です。

これも結構豪華な弁当でした。


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その後も出番はなく、11時前に撮影終了。弁当を食べただけの1日でした。

何もしていないけれどすごく疲れました。

※シリウスはおやつを沢山食べることができて良かったかもしれません。


私は行ってませんが、翌日も午前中に撮影の続きがあったそうです。

事前のカメラテストも含めて計3日、3万円の出演料をいただいたそうです。

とりあえず初仕事お疲れ様でした。

餃子部、金剛山に登る

夏の間、休止中だった餃子部ですが、

9月に入り少しは秋めいてきたということで活動を再開。

今回は、大阪府最高峰金剛山を登ることにしました。


9月11日の日曜日、朝から想像以上にじりじりと暑く、

とても9月とは思えない天気です。


朝飯は冷蔵庫に玉ねぎとニンジンが残っていましたので、

ナポリタンを作りました。ハムは無いのでツナ缶で代用です。
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☆そう言えば、映画「岳」三歩が救助前にナポリタンを食べてました。


9:00 阿倍野の新宿ごちそうビル、通称ごちビル前に集合、

車で登山口まで向かいます。


ごちビルは大阪南部の人間にとって待ち合わせの定番スポットです。


10:20 登山口を出発、カトラ谷を目指します。


11:00 林道からいよいよカトラ谷に入ります。

台風の影響なのでしょう、いまだに水量が多く、濁っています。
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水量も多く、倒木も所々に見られます。

台風の爪跡なのでしょうか、かなり荒れています。


沢沿いとは言え、かなり暑く汗だくです。

途中、天然クーラーとでも言うべき涼しいスポットで休憩です。

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沢を何度も渡りながら登って行きます。

足元が悪く注意が必要です。
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滝が見えてきました。

この先を少し行った所が、今回の要注意箇所です。
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左側が切れ落ちた鎖場と梯子が続きます。

足場は十分ありますので、鎖を持たなくても行けますが、

やはりいざという時の安心感があります。
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慎重に鎖場を通過します。

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次に梯子です。
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しばらくすると水場に到着しました。

喉をうるおし、顔を洗ってさっぱりします。
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12:30 頂上に到着しました。

持参したサラスパを茹でて、パスタソースをからめます。

今回はたらこパスタと柚子胡椒風味のペペロンチーノです。

柚子胡椒風味のペペロンチーノ、なかなか美味でしたが、

オイルこってりでコッフェルをふき取るのが大変でした。


下山前に記念撮影です。

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13:50 下山開始、下りは千早本道を歩きます。

階段ばかりで膝への負担が結構きついです。
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中間地点付近にこんなものがあります。

権利問題はクリアしているのでしょうか?
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少し行くと、丸太を大量に切り出している所を発見。

「まだ元気な方、700m先まで運んでください」との表示が…


何となくノリで運ぶことになってしまいました。

再び汗だくになりながら運ぶこと約20分、ようやく運び終わりました。

この丸太は、階段の整備に使うようです。

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ここには「お疲れ様」の表示が…本当に疲れました。
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15:00 登山口に到着。

山の豆腐屋で絹ごし豆腐を購入しました。

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私の家に一旦帰り、皆で食事をしました。

餃子部ですが、今回は餃子無しです。


サッパリした物ということで、こんなシンプルメニューで乾杯です。

・タコとキュウリの酢の物

・山の豆腐屋の絹ごし豆腐の冷や奴

・カツオのタタキ

・ハマチのお造り

・おでん

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☆この豆腐、非常に美味でした。

醤油に麺つゆを少し合わせると旨味・甘味がUP↑します。


とにかく暑い一日でした。

もう少し涼しくなってから、次回の活動をしようと思います。

ガパオライスに挑戦

スーパーの見切り品コーナーで、スイートバジルのパックが

なんと破格の80円で売られていました。

ジェノベーゼパスタでも作ろうと購入したまま冷蔵庫にしばらく放置。


某テレビの料理番組で、速水もこみちさんがタイ料理の

「鶏肉のバジル炒めご飯」いわゆるガパオライスを作っていました。


同じくイケメン料理男子として負けてはいられないと、私も挑戦してみました。


ガパオとは、タイ語でバジルのことだそうです。
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① 赤ピーマン緑ピーマン玉ねぎを一口大に切ります。
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② 鶏のモモ肉を細かく刻みます。
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③ ニンニク赤トウガラシをすりこぎですりつぶします。

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④ オイスターソースナンプラー醤油砂糖

  合わせ調味料を作ります。
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⑤ ③をサラダ油で炒め、②①④の順に炒め、

  鶏ガラスープを加えて汁気が飛ぶまで加熱します。


⑥ バジルを加えてさっと炒めます。


⑦ 綺麗にご飯を盛って半熟の目玉焼きをトッピング。

  炒めた具を横に添えて完成です。

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バジルのさわやかさが食欲をそそります。

なかなか美味しくいただくことができました。

好みかと思いますが、辛い物好きの我が家では、

もう少しトウガラシの辛みを効かせてもよかったかな・・・


大阪駅前ルクアにあるマンゴツリーカフェも連日満員、

女性はアジア料理が大好きなようです。

ガパオライスは簡単に誰でも作れますので、

是非チャレンジしてみてください。


★次回は本格的に、本場タイのジャスミンライス

 使ってみようと思います。