氷瀑を訪ねて有馬から六甲へ | へっぽこアルピニストの登山日記

氷瀑を訪ねて有馬から六甲へ

3連休の中日の1月8日

裏六甲の百間滝を見に行きました。

この滝は冬場は凍って氷瀑になるそうです。

このところ寒かったし凍っていることを期待して出かけました。

アイゼンもザックに入れて行きます。


芦屋駅からバスに乗って有馬に向かいます。

芦屋駅に着いたのは10:45、バスは11:35発です。

乗り継ぎが悪く芦屋で40分以上待つことになりました。


へっぽこアルピニストの登山日記


朝昼兼で駅前のマクドナルドで食べることにしました。

グランドキャニオンバーガーをいただきましたが、どこがグランドキャニオンかよくわかりませんでした。

アメリカンな豪快なハンバーガーであることは確かでした。


バスでのんびり40分、六甲を越えて有馬温泉へ。

有馬から紅葉谷に向かいます。

途中、警察官がこよなく愛する日帰り温泉の前を通ります。

明日は我が身、書類の管理は厳重にしなければなりません。


へっぽこアルピニストの登山日記


ロープウェーの有馬駅を過ぎ、紅葉谷へ向かいます。

13:00頃、白石谷との分岐に到着です。

一旦、白石谷へ向かいます。


へっぽこアルピニストの登山日記


少し沢沿いを歩いて白石滝に到着です。


へっぽこアルピニストの登山日記


この滝の右手にも谷があり、その先が百間滝です。

案内表示もあります。


へっぽこアルピニストの登山日記


百閒滝へ向かいます。ルートは結構の難路です。

夏場はともかく、今の季節は水にはまりたくないので慎重に進みます。

このあたりからアイゼンがいるのではと思っていましたが全く不要でした。

ということはまだ凍っていないかな?と嫌な予感がします。


へっぽこアルピニストの登山日記


13:15頃、百閒滝に到着です。

一部凍っていますが氷瀑と呼ぶには程遠い状態でした。

残念。ところで波多陽区は今頃どうしているのでしょうか?


へっぽこアルピニストの登山日記


このへんの滝としてはかなりの高さです。

氷瀑になるとアイゼンとピッケルを使ってアイスクライミングもできるそうです。


へっぽこアルピニストの登山日記

ここから滝の右手前のルートをたどって紅葉谷に戻ります。

かなり急で切り立ったルートで道が一部凍結しています。


ほどなく紅葉谷に合流、極楽茶屋跡の六甲尾根筋に向かいます。

標高が上がると雪がかなり残っています。

結構滑るので登るのが結構しんどかったです。


へっぽこアルピニストの登山日記


14:10頃、極楽茶屋跡に到着です。

ここから六甲最高峰方面に向かいました。


一軒茶屋もパスして石の宝殿と呼ばれる社の横から下ります。

蛇谷北山東お多福山のピークをたどって芦屋に下山です。


途中、土樋割峠(ドヒワリとうげ)という変わった名称の峠を通過します。

山の地名にはよく分らないものが多数あります。


15:30頃、東お多福山に到着です。

大阪方面、神戸方面の展望がよい山で春にはキャンプに最適です。


へっぽこアルピニストの登山日記

へっぽこアルピニストの登山日記


雨ヶ峠、風吹岩と経由して高座の滝へ下山します。

芦屋カントリークラブを過ぎたあたりで足に力が入らなくなってきました。

朝グランドキャニオンバーガーを食べたきりでしたので腹も減ってきました。

いわゆるシャリバテ(格好よく言うとハンガーノック)気味です。

カロリーメイトをザックから引っぱり出して食べました。

さすが大塚製薬、すぐに復活して足取りが軽くなりました。


16:50頃、六甲山カフェに到着しましたが閉店作業中。

少し下の滝の茶屋でビールとおでんをいただきました。

10人ぐらいのグループが宴会をしておりました。

17:00閉店とのことですので急いで食べて帰りました。


芦屋川のあたりで完全に黄昏時になりました。

西側の空がきれいなグラデーションに色付いてました。


へっぽこアルピニストの登山日記


氷瀑は見れませんでしたが、充実した一日でした。

2月中旬頃に再度チャレンジしてみる予定です。