鰹のタタキ
目には青葉 山ほととぎす 初鰹
という有名な俳句がありますが、
やはりこの時期、初鰹を食さなければなりません。
さすがに釣ってきて藁で焼いてタタキにすることは不可能なので、
刺身用の鰹を買ってきて家であぶってタタキにしました。
よく行く魚のうまい店の主人に聞いたやり方で作ります。
①まず、軽く塩を身の表面にまぶします。
②しばらく置いて、串にさして、ガスコンロであぶります。
③手にポン酢を少し付けて身が熱いうちに表面をたたきます。
④最後に包丁で薄く切って盛り付けます。
やはり鰹にはにんにく、しょうが、大葉、ねぎ、
そして何といってもミョウガが必須です。
綺麗に盛っても、食べる時には薬味とポン酢をぶっかけて豪快に食べる!
これが土佐の漁師の流儀です。
※土佐清水出身の友人曰く、近頃の土佐の漁師は、
醤油にマヨネーズをまぜて鰹を食べることがあるそうです。
江戸時代には、初鰹は今の貨幣価値にして30万円もしたそうです。
しかも多くて20匹程度しかとれず、
将軍や豪商しか口にできなかったそうです。
シーシェパードに鰹の一本釣りを妨害される日が来ないことを祈りながら
ありがたくいただきました。
※本当は秋の戻り鰹の方が美味いのですが・・・