百丈岩と鎌倉峡(少々ワイルドだぜぇ) | へっぽこアルピニストの登山日記

百丈岩と鎌倉峡(少々ワイルドだぜぇ)

6月17日の日曜日。

職場のイケメン3人で百丈岩と鎌倉峡に行くことにしました。


梅雨の季節ということで少しはさわやかな所と思ったのですが、

早朝まで降った雨の影響か異常に蒸し暑く、

足元は濡れて滑りやすく、

藪の中は蜘蛛の巣だらけで数歩歩けば顔に巣がひっかかるという、

少々ワイルドな山行になりました。


10時に福知山線の道場駅に集合、まずは百丈岩を目指します。

百丈岩が見えてきました。ここからではとても登れそうに思えません。

初めて登った人は偉かったですね。


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30分ほど登ると視界がひろがり目の前に百丈岩が迫ってきました。

クライマーはあの垂直の岩を登るそうです。

人間ってすごいですね。


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もう一足先に伸ばして百丈岩のてっぺんに到着です。

足場はがたがたで、かなりの高度感、さすがに緊張します。

でも登った者にしか味わえない景色はやはり爽快です。


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汗が引いてから一旦下り、鎌倉峡を目指します。

渓流沿いの岩肌にそって歩いていきますが、

非常に滑りやすくかなり気を使います。


ほどなく切れ落ちた岩に設置したステップで高巻きする難所です。

慎重に三点支持でクリアします。


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一旦渓流に下り左岸に渡ります。

この後はずっと渓流沿いの岩を伝っていきます。


高度感は無いものの、滑り落ちると痛いしびしょ濡れです。

所々、鎖やロープを設置した岩をトラバースする箇所があります。

メンバーの一人はかなりの高所恐怖症らしく、

ものすごい緊張した表情です。

もう一人はかなり余裕の様子です。


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渓流の入口あたりで50~60歳の男女10人ぐらいのグループとすれ違ったのですが、

あの方達が皆ここを歩いて来られたと思うと感心させられます。

継続は力なりですね。


途中、渓流をそれて平田貯水池(だったかな?)に向かいます。

笹の生い茂る中を蜘蛛の巣にまみれて登ること30分

舗装道路に出てあとは道場駅に向かって帰るだけです。


駅前には売店が1軒あるだけで何も無い所ですので、

餃子をあてに反省会をするいこともなく、

ビールを1本飲み干して帰宅しました。