豪雨の白山登山
近頃、山に行っておらず、全く更新しておりませんでしたが、久しぶりの更新です。
7月28日から白山に行ってきました。
(豪雨のため下山を余儀なくされたため、正確には「白山の方に行ってきました」ですね。)
メンバーは、ここ数年恒例の両親および親戚の総勢7名です。
初日は登山口の白峰温泉に向かうのみで登山はありませんでした。
◆1日目
朝からサンダーバードで福井へ向かいます。
福井駅で名物・越前おろしそばをいただきました。大根の辛みがなかなか美味でした。
その後、永平寺にも立ち寄りました。
回廊のアップダウンが丁度いいウォーミングアップになりました。
7月29日、朝からかなりの雨でしたが、予報では夕方から回復基調。
30日は曇ということで、強行して登ることにしました。
バスに乗って約1時間、別当出合には8時過ぎに到着しました。
ここから最もポピュラーなルートである砂防新道で登ります。
雨はますます強くなってきました。
登山道が沢のようになり、濁流を横切る箇所もいくつかありました。
靴の中がビショビショになりながら登ること約6時間、
14時過ぎにようやく室堂に到着しました。
ここで、別当出合までのバス道が土砂災害の恐れがあるため17時に通行止になる!
という情報が入ってきました。
健脚なら今から下山可能なのですが、中高年7名では3時間で下山できるはずがありません。
復旧まで数日間、室堂に閉じ込められることも覚悟して小屋に宿泊しました。
◆3日目
7月30日、ようやく9時頃に雨がやみました。
下山もできないので、昼から御前峰から大汝峰でも散策しようと思っていると、
11時頃、臨時で1台だけ16時にバスが来るからすぐ下山してください!
と小屋のスタッフさんより指示がありました。
慌てて準備をして下山開始。ここにきて天候が急激に回復。
早足で下山しながらも、高山植物を堪能しました。
今回の主な目的は、クロユリを見ることでした。
土砂降りの中を歩いた甲斐がありました。
数年に一度の一斉開花だそうです。
15時半頃に別当出合に到着、何とかバスに間に合いました。
石川県土木事務所のパトロールカーに先導されたバスに乗り、人里に戻ることができました。
一里野温泉に一泊し、汗を流して靴を乾かすことができました。
◆4日目
金沢経由で帰阪。銘酒・加賀鳶を土産に購入しました。
最後に、大阪の天王寺駅構内で面白い看板を見つけました。
【反省点】
今回は、クロユリを見たかったので7月末に登りました。
初めて槍ヶ岳に行った時も7月末で土砂降りでした。
やはり完全に天候が落ち着く8月上旬が望ましいと感じました。