前回の記事
過食嘔吐の
お母さんに
不登校の子供
がいる
ってパターンが
多い気がします。
（すべてがそうなるわけではありません）
もちろんですが
私の長男が
引きこもりなので
私もそのパターンの一人です。
さて、
私が個人的に思うことですが
過食嘔吐のお母さんが
不登校の子を支えられるか
なんですけど
めっちゃ
難しい
と思います。
なぜなら
その「支える」の意味は
子供が
普通に
戻れるように
支える
という意味、だから。
摂食障害の母親は
自分が普通じゃないと思ってるので
普通になることを
望んでいると思うんですよね。
で、お子さんに対しても
普通に学校行けるように
望んでる
んじゃないかなって。
でね、それって本当は苦しくないですか？
よく考えてほしいんですよね。
だってね。
「普通に3食食べられるあなたが大切だよ」
「普通のあなたなら、大切だよ」
って言われたら
過食嘔吐で苦しんでるあなたは
ホッとするかな？
私なら
ぜってぇ
しんどい。
絶望するね。
私なら、こう言われたい。
普通に
食べられなくても
あなたのことが
大切だよ。
そう言われると
涙がでるほど、ホッとするよ。
だから子供にも
普通じゃなくても
あなただから
大切なんだよ。
って言えるお母さんになりたくて
自分が
普通に食べれないことを
否定せず
受け入れ
これが私なんだと
許したんだ。
子どもの不登校、ひきこもりは
私にいろんなことを
教えてくれてる。
すごくお金持ちにならなくても
ある程度生きて行けるように
普通に生きるという
世間の価値観を
親の価値観を
子どもたちは
違う！と
体を張って訴えてる。
子どもの人生を使って
親に訴えてくる。
私もずっと
過食嘔吐の頃は
普通になりたくて
仕方なかったから
子どもを普通に戻したい気持ちは
わかるんだけど
もう今は
「普通」という言葉に
すごく疑問を感じる。
自分を普通に
食べれるようにするんじゃなくて
子どもを普通に
学校へ戻すんじゃなくて
自分が何を感じてるか
子どもが何を感じてるかを
しっかり聞きたいと思う。
こどもが
安心して話してくれる状態を
作りたいと思う。
穏やかで、家族がにこにこ笑う平穏な毎日がほしい…。
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