ガダルカナル戦書籍一覧
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ソロモン諸島 ガダルカナル島 御戦没者名簿(鋭意整理入力中)
2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2015年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
米軍上陸一日目 昭和十七年 八月七日
昭和17年10月14日
ガダルカナルを目指し東進する高速輸送船団に対し
05:00 B17一機船団を爆撃
10:20 B17一機船団を爆撃
13:40 艦爆、戦闘機約30機による銃爆撃
16:05-55 小型機約30機による銃爆撃
船団の被害は殆ど無かった。
22:00 (現地時間翌01:00) タサファロング錨地へ六隻の高速輸送船団入泊
高速輸送船団とは別に巡洋艦三隻、駆逐艦十三隻での輸送も敢行さ
れている。
輸送隊の支援を終えた重巡「鳥海」「衣笠」と駆逐艦二隻はルンガ沖へ
突入し、前夜の戦艦二隻による砲撃に引き続き艦砲射撃を実施した。
重巡洋艦 鳥海
タサファロングに投錨した六隻の輸送船の揚陸作業は此の日は順調
に進捗していた。
駒宮七郎氏著「船舶砲兵」より輸送船団投錨位置
↑要図はかなり荒っぽい位置図となるので正確な位置は↓でご確認ください。
80年前の今日 昭和17年10月14日
輸送船の揚陸は夜を徹し行われた。
03:40 ~ 06:00 艦載戦闘機と艦載爆撃機数機による延べ18機の空襲
07:05 南海丸揚陸完了 迅速な揚陸は日頃の訓練と経験による
07:30 ~ 08:45 艦載戦闘機と艦載爆撃機25機による空襲
08:42 笹子丸が被弾炎上
09:40 ~10:30 B17による空襲
09:50 吾妻山丸被弾、佐渡丸と九州丸は一時抜錨し移動回避
再び投錨し揚陸を再開したところで
11:15 ~ 11:45 戦爆連合20機による空襲
11:30 九州丸被弾により大火災を起こし砂州へ強行擱座
砂州へ乗り上げた九州丸
佐渡丸は一時揚陸作業を中断し、一旦サボ島付近へ待避
15:00 (現地時間18:00は日没時間) 再び反転し揚陸を再開
15:40 戦爆連合5機による空襲
15:45 此の時佐渡丸へショートランドへ帰港命令が届き反転帰投
舳先を上空に向け擱座した九州丸。
現在は船尾方向の海底へ滑り落ち姿を目視することは出来ない。
2015年撮影 九州丸擱座位置付近
輸送船六隻のうち佐渡丸、埼戸丸、南海丸の三隻はショートランドへ帰投
九州丸、吾妻山丸、笹子丸の三隻は、今も↓位置に眠っている。
つづく
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過去の記事
第二師団歩兵第十六連隊 第三機関銃中隊長 亀岡日誌
第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊長 西山日誌
第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊 第十中隊長 若林日誌
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勇一三〇二
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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉 長谷川榮作さまのホームページ
冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。
新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。