ガダルカナル戦書籍一覧   
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      十五日目 八月二十一日

       川口支隊左翼隊 岡部隊9/1~9/11

      川口支隊主力 8/29~9/11

      左翼増援 青葉大隊左翼隊 9/11

 

80年前の今日、昭和17年9月13日

 

右翼隊 川口支隊主力

支隊本部

川口少将は少数の司令部要員だけを従えて、攻撃計画で予定した高地に向かうも、密林が立ち塞がり前進はみんなんとなった。

止む無くルンガ河沿いに下流を目指したがルンガ河は次第に水深が深くなり、流れも急流となった為、再び密林を右往左往するうちに天明を迎えた。

川口支隊長は、13日夜攻撃再興を決心した。

午前五時五十分(現地時間/午前六時に太陽が昇り明るくなる)各大隊へ以下の命令を下す。

「現在地付近の密林内に於いて、兵力の集結、隣接大隊との連絡を確実にならしむ」

 

熊大隊 歩28一木支隊第二梯団

突撃地点に到達する前に天明となった。

 

第一大隊 歩124

漸く突撃地点へ尖兵が到達したときは既に午前五時頃で天明の午前六時まで一時間を残すだけであった。

やむなく夜襲を一時中止する決心をし第三大隊と連絡調整の後、突撃地点で集結に務めた。

 

第三大隊 歩124

敵の警戒陣地と遭遇、戦闘を開始し漸く突破したところで天明を迎えてしまった。

敵の猛烈な砲撃を受け、第九、第十一中隊長が戦死。

部隊は正午頃まで攻撃を続行した。

 

青葉大隊 歩四第二大隊

第二線部隊とされた部隊は、左第一線第一大隊と右第一線第三大隊の後方に位置し各隊との連絡に務めた。

 

9月13日天明を迎えた川口支隊各隊の予想位置図

 

左翼隊

岡部隊 歩124連隊本部・第二大隊(舞鶴大隊)

12日午後八時頃東方支隊主力突撃地点方面で米軍の砲声を認め、支隊主力が攻撃を開始したと判断、前進を急ぐが目的地に達する前に天明を迎えた。

 

追及左翼増援 青葉大隊

11日にガ島西端マルボボに上陸した為、13日日中も強行軍で岡部隊へ追及に務めた。

 

こうして80年前の今日、夜明けを迎え各隊とも本夜の総攻撃のため集結に務めたのでありました。

本夜の総攻撃は明日までに纏め公開したいと考えております。

                                                     つづく

 

 

 

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