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米軍上陸一日目 昭和十七年 八月七日

       二日目                  八月八日

      三日目...........................八月九日

 

 

八十年前の今日

米軍上陸 十四日目 昭和十七年八月二十日

 

旭川歩兵第二十八聯隊の第一大隊を主力とした一木支隊第一梯団が、ルンガ飛行場を奪回すべく夜襲攻撃を敢行した日となります。

 

七日の米軍上陸を受け、8月9日大本営は第十七軍に以下の意図を打電した。

カ号作戦(ソロモン奪回)の規模は第十七軍司令官において決定せらるべきものとし、中央としては、要すれば川口支隊、および青葉支隊をも使用し得る如く配船を考慮しあるも、現状においては、むしろ戦機を重視し、なし得れば一木支隊と海軍陸戦隊のみをもって、速やかに奪回するを可とせざるやと考えあり。

第十七軍参謀長 二見少将はガ島へ上陸した米軍兵力を7,000~8.000と判断していた。

奪回作戦へ投入された一木支隊長へは、第十七軍作戦参謀 松本 博 中佐より 「米兵力2,000名で目的はルンガ飛行場の攪乱で一部は撤収し始めている」という敵情が伝えられていた。

 

8月 9日 一木支隊ガ島飛行場奪回の新作戦の任務を受ける。

   12日 トラック島到着

    14日 第17軍作戦参謀松本中佐より新作戦命令伝達

    18日 ガ島タイボ岬へ無血上陸

 

一木支隊第一梯団の兵力

支隊長 歩二十八聯隊長 一木 清直 大佐

支隊本部              163名

歩兵第二十八聯隊 大隊本部  23名

第一中隊~四中隊      各 105名

機関銃中隊 (重機械八銃)    110名

大隊砲小隊 (砲二門)        50名

工兵第七連隊の一中隊     150名

計                   916名

 

※ラサ岬付近がレンゴ

 

    19日 08:30 渋谷 好美 大尉 以下将校斥候隊38名コリ岬へ敵情偵察にテテレを出発

      13:05 米軍の待ち伏せを受け全滅

      15:00 将校斥候隊救援の為、樋口中隊出発するも敵と遭遇せず

            

 

    20日 18:00 宿営地レンゴ出発

             一木大佐は敵情不明のまま爾後の戦闘方策に悩んだ結果「行動即捜索即戦闘」

      を決心した。

 

      20:00 テナル川渡河

 

      20:30 支隊尖兵、中川=イル川=アリゲータークリーク 右岸100㍍まで進出。

           ※現地呼称 イル川 日本軍呼称 中川 米軍呼称 アリゲータークリーク

           前哨と思われる少数の敵兵から自動小銃の射撃を受けた。

           中川対岸より信号弾が高々と撃ち上げられた。

 

                                                  つづく

 

 

 

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