ガダルカナル戦書籍一覧
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ソロモン諸島 ガダルカナル島 御戦没者名簿(鋭意整理入力中)
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今を遡ると八十年前、昭和十七年八月八日
米軍上陸二日目
①ガダルカナル島
第十一設営隊 門前 大佐 と 第十三設営隊 岡村 少佐、第84警備隊 遠藤大尉は沖川河口付近(戦史叢書では小川付近となっている)で合流し、八日の朝高台へ上がって敵艦船を確認した。
同夜、ツラギ海峡夜戦を高台より望見、日本軍の大勝利と感じ取り友軍の反攻は必至と考えいつでも進撃出来るよう準備せよとの命をだした。
第十一設営隊の軍属・隊員の殆どは飛行場南方密林内を彷徨っている。
昭和十七年八月八日米軍侵攻図
米軍に鹵獲されたガダルカナルの日本軍糧秣
②ツラギ島
七日深夜より八日未明にかけて数度の切り込みを行い、一部は敵前線司令部近くまで達したが犠牲者も多く、二八〇高地へ撤退。
八日早朝、有力な敵増援部隊がツラギに上陸し、午後から猛烈な火力支援の中二八〇高地へ包囲攻撃を開始し、同日夕刻には警備隊の殆どが玉砕した。
一部、隣のフロリダ諸島へ逃れたという記録があるが生存者の証言は無い。
↓ツラギで拾得したとされるツラギ守備隊の集合写真
二〇八高地麓の日本軍塹壕
③ガブツ・タナンボコ・ハラボ
八日午前八時から九時半にかけて米軍の有力な増援部隊がガブツへ上陸、橋頭保を確保した。
昼頃、水陸両用戦車二両もガブツへ上陸し148高地を制圧、続いて歩兵一個中隊と共に水陸両用戦車はタナンボコへ上陸した。この間ガオミ島へ分派されていた警備隊の機銃掃射が威力を発揮したが艦砲射撃により沈黙。
八日夕刻にはガブツ・タナンボコの殆どが米軍の掌握した。
↓当時の写真に〇数字を入れてみました。
①七日夜に上陸した海兵第二連隊の一個中隊が浜空宮崎司令のドラム缶炎上作戦で一晩過ごした位置。
②日本軍弾薬庫、砲爆撃で直撃を受け白煙を上げている。
③浜空隊員で生還し手記を残した宮川・桜井両氏の閉じ込められて士官壕位置。
④121高地麓の浜空塹壕群、砂州方向は掘り出された土砂で土手が構築されている。
以上、ガ島戦二日目の昭和十七年八月八日の戦い・・・ 合掌
過去の記事
第二師団歩兵第十六連隊 第三機関銃中隊長 亀岡日誌
第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊長 西山日誌
第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊 第十中隊長 若林日誌
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勇一三〇二
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冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。
新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。