ガダルカナル戦書籍一覧
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ソロモン諸島 ガダルカナル島 御戦没者名簿(鋭意整理入力中)
2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2015年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
米軍上陸一日目 昭和十七年 八月七日
駆逐艦と水上機母艦によるネズ輸送は日を追うごと米軍に察知され空襲による損害が増えて行った。
ガ島に於ける軍需品の輸送は急務であり、6隻から生る高速輸送船団がガ島を目指す事となった。
船名 総屯数 高射砲 機関砲 阻塞弾 機関銃
笹子丸 9,258t 8 8 2 0
崎戸丸 9,245t 4 8 4 0
佐渡丸 9,246t 8 8 2 0
九州丸 8,666t 6 7 0 0
吾妻山丸 7,622t 2 4 2 5
南海丸 8,146t 4 4 2 5
乗船部隊 歩兵第十六聯隊主力
歩兵第二三〇聯隊(一大欠)
十糎加農砲 一中隊
十五糎榴弾砲 一中隊
高射砲 一中隊
独立戦車 一中隊
舞鶴特別陸戦隊
軍需品 各艦 弾薬・糧秣 800万立米
護衛艦隊 第三水雷戦隊
第2駆逐隊
村雨、春雨、五月雨、夕立、
第27駆逐隊
時雨、白露、有明、秋月
以上に輸送船団は10月12日ラバウルを出帆,一路ガダルカナル島を目指した。
上掲の輸送隊揚陸にあたり一時的にガ島上空の敵制空権を空白にするため、艦砲射撃による飛行場砲撃が計画された。
ガ島を砲撃した戦艦 金剛
80年前の今日
10月13日 23:00~0:10 (日本時間)
米軍の記録では現地時間14日0:33~83分間。
第三戦隊 戦艦 金剛・榛名による艦砲射撃を実施
飛行場は一面、火の海となり無数の誘爆を伴って壊滅的被害を
与えた。
米軍公刊戦史には
The heaviest ahelling of the campaign
「作戦中最も激しい砲撃が行われた」
と綴られている。
佐世保海軍墓地の戦艦金剛慰霊碑
2021年撮影
英語圏のWikiでは以下のように記述されている。
日本軍は ヘンダーソン飛行場へ973 発の 14 インチ (36cm) 砲弾を発射した。砲撃は飛行場の 2 本の滑走路に大きな損害を与え、利用可能な航空燃料のほとんどすべてを燃やし、CAF(米空軍) 90 機の航空機のうち 48 機を破壊し、6 人の CAF 乗組員を含む 41 人の兵士が戦死した。
大きな損傷にもかかわらず、ヘンダーソンのシービーズ(米工兵隊)は滑走路の 1 つを数時間以内に運用可能な状態に復旧した。次の数週間で、連合軍がより多くの航空機、燃料、および乗組員をガダルカナル島に輸送したため、CAF は徐々に回復した。
つづく
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過去の記事
第二師団歩兵第十六連隊 第三機関銃中隊長 亀岡日誌
第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊長 西山日誌
第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊 第十中隊長 若林日誌
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勇一三〇二
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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉 長谷川榮作さまのホームページ
冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。
新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。