今回より英語版「大逆転裁判2」第3話の解説です。
■第3話 未来科学と亡霊の帰還:Episode 3 The Return of the Great Departed Soul

タイトルは直訳で「偉大なる故人の魂の帰還」。
「The Return of」の部分は、短編集第3作「The Return of Sherlock Holmes(シャーロック・ホームズの帰還)」と対になっています。
日本語版タイトルにも「亡霊」とあり、英語版の「the Great Departed Soul(偉大なる故人の魂)」と同じ意味になっていますが、この亡霊を誰と取るのかはプレイヤー次第ではないでしょうか。このエピソードの最後に戻ってくるアイツと捉える方が多いかと思いますが、アイツの父親と考えてもいいでしょうし。
英語版の「Soul」を「精神」「心」と解釈すれば、倫敦に戻ってくる寿沙都さんだって当てはまるでしょう。‥‥日本語版だと無理がありますが。
■第3話 キャラクター名
この話から登場の新キャラのみ紹介。
・ベンジャミン・ドビンボー:Albert Harebrayne
harebrainedで「とっぴな、軽はずみな」の意味。
「髪がもじゃもじゃ」「ドイツ」「科学者」という共通点からアルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein)のAlbertが名前につかわれたのかもしれない。
実際、「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- 公式原画集」には、ドビンボーの髪型について「いわゆるアインシュタイン系の爆発ヘア」というコメントがあります。
ドビンボーはイギリス人なので、Albertは「アルバート」と発音するのが普通。
(あくまでもカタカナ表記で。実際の発音はネットとかで探してください))
・エライダ・メニンゲン:Odie Asman
odious(憎むべき)+manか、dieとmanを引っ掛けた何かしらか。
余談になりますが、日本語版の名前は「えらい駄目人間」というダジャレです(ニンテンドードリーム2017年10月号でも巧舟氏が触れている)。
このイカしたネーミングは、ホームズ原作短編「A Scandal in Bohemia(ボヘミアの醜聞)」に出てくる架空の人物、スカンジナビア王女「Clotilde Lothman von Saxe-Meningen(クロティルド・ロトマン・フォン・ザクセ-メニンゲン)」から取られています。
ホームズ原作登場とはいえ、英語ではダジャレが全く通じないので変更になったのかもしれません。
なお、「Saxe-Meiningen」という名字は本当にあります。
「Meningen」じゃなくて「Meiningen」ですが。
私は原作ホームズの研究家でも何でもないので、原作の元ネタはわかりませんが、ここまでそっくりだと元ネタではないかな? って気がします。もし原作ホームズで「Saxe-Meiningen」という綴りそのままだったら、「ザクセ-マイニンゲン」という日本語表記になっていたでしょうから、「大逆転裁判」にて「えらい駄目人間」が生まれることもなかったはず。
‥‥それはそれで「トテモア・マイニンゲン」とか、意味不明な名前が生まれていたかもしれない。
・仮面の従者:Masked Man
英語版公式サイトで「Masked Apprentice」と紹介されていたのに、いざ人物ファイルを開いてみたら「Masked Man」(仮面の男)だった件。いや、確かに仮面してる男性だけどさ‥‥w
Apprentice:(昔の)徒弟、年季奉公人、初心者、実習生、練習生
セリフウィンドウの名前欄は「Apprentice」。「Masked Man」ではありません。
なお、この第3話にて再登場するジーナ(Gina)も刑事としては「見習い」のため、「apprentice」と呼ばれるシーンが時々あります。
・コネット・ローザイク:Esmeralda Tusspells
名字は蝋人形館で有名なマダム・タッソー館(Madame Tussauds)のタッソーとspell(呪文)を合体させたものか。見かけが魔女っぽいのでspell?
Esmeraldaは、エメラルドを意味するスペイン語およびポルトガル語、女性名。
開発ブログによれば、「フランス語スペルのEsméralda」を使いたかったものの、諸般の事情でボツになったそうです。
ローザイクは作中で語られている通り、三年前にフランスからイギリスへやってきたフランス人であるので、フランス人らしい綴りにしたかったのだと思います。
・ヴィルヘルム・ゴッツライヒ・ジギスモンド・オルムシュタイン:Wilhelm Gottsreich Sigismond Ormstein
ホームズ原作より。
「A Scandal in Bohemia(ボヘミアの醜聞)」では、ボヘミア王が身分を隠してホームズに依頼をしますが、このボヘミア王のフルネームが「Wilhelm Gottsreich Sigismond von Ormstein」で、ドイツ語読みを日本語で表記すると「ヴィルヘルム・ゴッツライヒ・ジギスモンド・フォン・オルムシュタイン」。
「大逆転裁判1」第4話でSholmesの部屋を初訪問した時、Susatoさんが「Wilhelm Gottsreich Sigismond von Ormstein」と原作通りの「von」ありの名前を出しているのですが、こっちの少年は日本語版同様に「von」が抜けています。
「フォン」が抜けた理由は「大逆転裁判1」第4話解説を。
名前欄は「Gotts」表記。
・ルンバ・マルマッチ:Balthazar Lune
バルーン、つまり風船の綴りが「balloon」。
bal(thazar)loon。
・イーノック・ドレッバー:Enoch Drebber
ホームズ原作「A Study in Scarlet (緋色の研究)」の登場人物そのまま。
・トビー:Toby
ホームズ原作長編第2作「The Sign of Four(四つの署名)」に登場する犬の名前がトビー(Toby)。
・コートニー・シス(サイモン):Courtney Sithe (Stevens)
scytheの古い表現がsithe。scytheは大鎌。西洋の死神が持っていることで有名な大きい鎌のことですが、実際は農具(魂の収穫者という意味で死神などが持つらしい)。
Courtneyは女性の人名ですが、そもそも元の日本語版が「コート(Court:法廷のこと)に死す」というダジャレネーミングだと思われ、英語版だと「コート(Court:法廷)の死神の大鎌」ということになり、怖さがアップ。
旧姓は「Stevens」。日本語版の「サイモン」から変更。
サイモンからStevensに変更になった理由ですが‥‥実は、「逆転裁判5」で初登場の夕神迅が、英語版にて「Simon Blackquill」という名前にローカライズされたんですね。
サブキャラならともかく(カオルと薫とかね)、ライバル検事と名前が被るとややこしいから変更になったのかなぁ、とか考えたのですが。あくまでも私の推測です。
イギリス人でSimonという姓はおかしいから変更、ということはないようです。イギリス人にもSimonさんは居ます。
・クリムト・バンジークス:Klint van Zieks
由来はよくわからない‥‥(そもそも日本語版の由来もわからない。画家のクリムトからかもしれないけど)
Klintに変更になったのは、「クリムト」がイギリス人の人名っぽくないからかもしれない。
■Investigation, Part 1(探偵【その1】)
探偵【その1】は二回に分けてお送りします。
A world first! A demonstration of my
super-high-voltage instantaneous kinesis machine!
『超電気式・瞬間移動技術』‥‥
世界で初めての実験であります!
super-high-voltage:超高電圧
instantaneous:瞬間
kinesis:運動
万国博覧会(The Great Exhibition)開催。
ベンジャミン・ドビンボーことAlbert Harebrayneの壮大なる実験より第3話開始です。
(科学者として理論に自信があったのなら、この時にメガネ外してくださいって言うべきだったよね、ドビンボー博士‥‥)
もちろん冒頭シーンは英語版もボイス付きです。
下動画でちらっと見られます↓
『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒険と覚悟-』開発ブログ第3回 英語吹替 - YouTube
お聞きの通り、日本語版のボイス担当、山口勝平さんにあわせて、声が高めな声優さんが担当しておられます。
(英語版の声優さんは、Tom Allenby氏)
最後に装置が盛大に爆発し、ドビンボー(Harebrayne)が絶叫しますが、日本語版と英語版を同時に見てみると、(声の高さも含め)シンクロしていてちょっと笑えます。
証拠品「Great Exhibition Newspaper(倫敦万博の新聞記事)」は、日本語版と英語版でちょっと違います。
(証拠品に新聞記事が出てくると、ほぼ間違いなく3DS版から変更されていたり、日本語版と違いがあるので、なめるように観察するようになってしまった‥‥)
日本語版:

英語版:

裏面の見出し、英語版は「The Reaper Attacked」
日本語版は「Death Bringer Attacked」
英語版の「死神」は「The Reaper」なので変更したのでしょう。Death Bringerは「死をもたらす者」
Iris
Ah, so you're a spader, are you, Runo?
What, you want to battle it out?
Ryunosuke
(Alright, I'm not going to argue with a native English
speaker...who has some kind of gun...)
アイリス
あ! アイリスは
《シャベル》派だから。
あたしと戦う? なるほどくん。
ナルホド
(ホンモノの英国人が出てきたら、
戦いは“終わり”のような‥‥)
スコップ・ショベル論争、2の3話前半編。
Ryunosuke(ホンモノの英国人、しかも銃を持っている子と議論するつもりはないよ‥‥)
Stronghart
And furthermore, as of next month, we shall open the
International Forensic Science Symposium.
ヴォルテックス
そして‥‥それに合わせて、来月。
『国際科学捜査大討論会』が開催される。
「International(国際) Forensic Science(法科学) Symposium(シンポジウム)」。
だいたいそのままです。
Ryunosuke
Instantaneous kinesis?
As in...moving things with a click of the fingers?
ナルホド
しゅ。“しゅんかんいどう”‥‥?
Ryunosuke「瞬間移動? 指を鳴らすだけで物体が移動するような?」
それ、手品じゃね?
Stronghart
If I ware Her Majesty's Attorney General, you can be
sure...
ヴォルテックス
そもそも。大英帝国の《司法長官》が、
もし。この私であったならば。
「Her Majesty's Attorney General」はイギリスに実際にある役職で、直訳だと「女王陛下の法務長官」。13世紀から現在まで存在しています。イギリスのAttorney Generalは王の法的助言者としての意味もあり、イギリスという国において国王(女王)の存在がいかに重要かというのがわかると思います。
法務長官 (イギリス) - Wikipedia
日本語版でもこれくらい「女王陛下の○○」的な雰囲気を押し出していてくれれば、2の5話のラストで「唐突に出てきた感」が少なくなったんじゃないかなぁ‥‥と思うんですけどね。
Stronghart
Van Zieks may have earnt himself the moniker of the
Reaper, but he is no killer.
So he will continue to prosecute on behalf of the Crown.
ヴォルテックス
バンジークス卿は《死神》だが、
決して《殺人鬼》ではない。
だから。私は彼を検事として、
大法廷に立たせている。
Stronghart「だから。彼はこれからも女王陛下の代理として、犯罪者を起訴しつづけるだろう。(So he will continue to prosecute on behalf of the Crown.)」
「the Crown」は王冠、そこから「女王陛下」のことです。
ここでも「女王陛下の○○」が出てきていますね。
Ryunosuke
(That hooded figure was so still, I hadn't noticed his or her
presence. I wonder who it is...?)
ナルホド
(完全に気配を消していた。
‥‥何者だろう)
Prosecutor's Office(検事執務室)へとやってきて、アイツとの邂逅。
Ryunosuke(あのフードを被った人、身じろぎひとつしないから存在に気づかなかった。何者だろう‥‥)
Van Zieks
......
I can understand, at least...
...there's merit in reminding yourself of who helped you
become what you are today.
バンジークス
‥‥‥‥‥‥
しかし。
おのれの“立脚点”を忘れぬため、
身につけることには、意味がある。
本作の「勲章」の項目に加わったので、ここで証拠品「腕章」をつきつけた方は多いと思います。
Van Zieks「少なくとも‥‥今のおのれを支えてくれた者のことを忘れぬよう心がけるのは、悪いことではなかろう」
ちょっと日本語版とはニュアンスが違う感じだけど、これはこれでいいですね。
Iris
Perhaps he made it take his mind off the sadness of
being too busy to attend in person?
Ryunosuke
Or perhaps he's too embarrassed to queue up for a ticket.
Van Zieks
Surely it's obvious that I'm using it as an investigative aid!
アイリス
忙しくて、万博に行けないさみしさを、
コレでまぎらわせてるのかな。
ナルホド
それとも、行列に並ぶのが恥ずかしくて、
行きたくとも行けないのかもしれない。
バンジークス
‥‥どう考えても、今回の事件を
検討するために決まっているだろう!
ここのやりとりは楽しいですね。4話以降の重苦しさを思えば、3話の探偵パートが最後のほのぼのタイムであるかもしれない。
英語版の意味合いは日本語版とほぼ同じですが、龍ノ介のセリフが
「それとも、チケットの行列に並ぶのが恥ずかしいのかもしれない。」
になっています。そうか、まずチケットを買わないと入れなかったのか。
階級別の入場料 | 第1部 1900年までに開催された博覧会 | 博覧会―近代技術の展示場
こちらによると実在の1851年開催のロンドン万国博覧会の入場料は月曜日から木曜日は1シリング、金曜日は2シリング半、土曜日は5シリングだったそうです。
以前、「1ペニーが現在の約100円」説を紹介しましたが、それで計算すると、1シリング≒1,200円。博物館や動物園の入場料みたいなものだと思えば、妥当な金額でしょうか。
Van Zieks
He's a contemporary of mine.
We were at university together.
(中略)
After graduating from the University of London, he
moved to Germany to carry out research, that's all.
バンジークス
倫敦大学時代の‥‥
私の同級生だ。
(中略)
倫敦大学を卒業してから、
研究のために独逸へ渡ったのだ。
日本語版も英語版も、「University of London(ロンドン大学)」出身ということになっています。
ロンドン大学(University of London)は実在していて、1836年に設立されています。
ロンドン大学 - Wikipedia
ロンドン大学はカレッジ制の連合大学で、19世紀末に加盟していた大学はキングス・カレッジ・ロンドンやユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンなど。現実世界と同じなのであれば、バンジークス(と、ドビンボー)はこのどちらかで学んでいたのかもしれません。実際、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンには19世紀末にはLaw(法学部)、Science(科学部)があったようです(英語版Wikipediaより)。
余談。実在の夏目漱石が明治政府から派遣された先はユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンであり、英文学の授業を聴講したことがあるそうです(だが、授業料を払って聞く価値はない、と聴講をやめてもいる)。
余談の余談というか個人的な感想‥‥バンジークス家は貴族だということがわかるのもこの第3話です。イギリスで貴族階級が出る学校となると、19世紀も現代もオックスフォード大学かケンブリッジ大学か、というイメージがありますが、バンジークス卿はどちらの大学にも通っていなかったようです。そもそも大逆転裁判世界はフィクションなのでそこらへんの学歴事情は現実とは異なるかもしれませんが。
Van Zieks
I'm a Crown prosecutor and a mortal like any other.
I'm no demigod.
バンジークス
私は検事であり、ただの人間だ。
あらゆる意味で“神”ではない。
「Crown prosecutor」は、英連邦王国の地域(イギリス及び、オーストラリアやニュージーランド、カナダなど)で用いられている、検事の称号のこと。これもいわば「女王陛下の検察官」の意味になるのかな。
Crown prosecutor - Wikipedia
「demigod」はそのままだと「半分(demi)が神(god)」、「半神半人」。そこから「神格化された英雄」などの意味にもなります。
Harebrayne
ARE YOU GOING TO DEFEND MY HYPOTHESIS?!
ドビンボー
ワタシの理論を
弁護してくれるのですかッ!
ベンジャミン・ドビンボー博士こと、Albert Harebrayne登場。いきなり大文字で叫ばれます。
ドイツに渡って研究をしていたという設定ですが、だからといってドイツ語を織り交ぜて喋ってきたりしません。私も安心。w
(後々で他のドイツ語キャラが登場します)
なお、胸の名札は日本語版・英語版で文字が違います。
牢屋に居ると鉄格子がジャマ(名札が一部隠れてしまう)なので、他のシーンでスクショを撮っています。

日本語版だと「Benjamin Dobinbough(※公式原画集による綴り)」、英語版だと「Albert Harebrayne」と書かれているはず‥‥なのですが、正直、頭文字以外は意味不明ですがな。w
Harebrayne
Ah, yes, it's newly established here in Britain.
The Special Dispensation for Scientific Equipment Act.
ドビンボー
‥‥ハイ。この国の新しい制度
《科学技術保護特例》だそうです。
科学技術保護特例:The Special Dispensation for Scientific Equipment Act
「The Special Dispensation(特別制度) for(~のための) Scientific(科学) Equipment(機器) Act(法令)」ですね。
条例名が長いので、これだけでセリフウィンドウ一列を占めてしまいます。
Harebrayne
He said he wanted to invest in my immaculate hypothesis.
I thanked my lucky stars!
ドビンボー
ワタシのカンペキな《理論》に
《投資》したいと! おほォ神よッ!
thank one's (lucky) stars:幸運に感謝する
昔、「星々が正しい配置にあると幸運がおとずれる」と信じられていたことが由来らしい。
Ryunosuke
I'm talking about the cold-hearted, merciless prosecutor
Barok van Zieks...
What was he like when he was at university?
ナルホド
冷酷な“新人弁護士イジメ”で
おなじみのバンジークス検事ですけど‥‥
さて。どんなヒトでしたか?
Ryunosuke「冷酷で情け容赦のないBarok van Zieks検事についてですけど、大学時代はどんなヒトでしたか?」
『新人弁護士イジメ』のくだりが変更になりましたね。別に龍ノ介は新人だからいびられているワケじゃないし。
Harebrayne
When I went to live in Germany after I graduated, I
learnt something very important.
Nationality, class, lineage...none of that matters. As long as
you try your hardest, you can achieve anything.
ドビンボー
大学を卒業して、独逸に渡って
わかったことがあります。
“生まれ”や“国”など、関係ない。
全力で闘う者が、大きな仕事をすると!
Harebrayne「大学卒業後、独逸に移住してから、大切なことを学びました。
国籍、階級、血統‥‥どれも重要ではありません。一生懸命頑張れば、何でも達成できるのだと。」
このセリフ、「あのキャラやあのキャラに聞かせてやりたい‥‥」と思った方は多いのではないでしょうか。陪審員とか、陪審員とか、陪審員とか。w
ということで、今回はここまで。
次回、万博会場へ。
次 探偵【その1】(2)
英語版「大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-」解説
・英語版「大逆転裁判1」解説はこちら
・Escapades(番外編 ランドストマガジン)解説へ
■大逆転裁判2
○Episode 1 The Adventure of the Blossoming Attorney(第1話 弁護少女の覚醒と冒險)
1.法廷【その1】
2.法廷【その2】
○Episode 2 The Memoirs of Clouded Kokoro(第2話 吾輩と霧の夜の回想)
1.探偵【その1】~探偵【その2】
2.法廷【その1】
3.探偵【その3】
4.法廷【その2】
5.法廷【その3】
○Episode 3 The Return of the Great Departed Soul(第3話 未来科学と亡霊の帰還)
1.探偵【その1】(1)
探偵【その1】(2)
2.法廷【その1】
3.法廷【その2】
4.探偵【その2】(1)
探偵【その2】(2)
5.法廷【その3】
6.法廷【その4】
○Episode 4 Twisted Karma and His Last Bow(第4話 ねじれた男と最後の挨拶)
1.探偵【その1】(1)
探偵【その1】(2)
2.法廷【その1】
3.法廷【その2】
4.探偵【その2】
○Final Chapter The Resolve of Ryunosuke Naruhodo(最終章 成歩堂龍ノ介の覺悟)
1.法廷【その1】
2.探偵【その1】
3.法廷【その2】
4.法廷【その3】
5.終幕
■第3話 未来科学と亡霊の帰還:Episode 3 The Return of the Great Departed Soul

タイトルは直訳で「偉大なる故人の魂の帰還」。
「The Return of」の部分は、短編集第3作「The Return of Sherlock Holmes(シャーロック・ホームズの帰還)」と対になっています。
日本語版タイトルにも「亡霊」とあり、英語版の「the Great Departed Soul(偉大なる故人の魂)」と同じ意味になっていますが、この亡霊を誰と取るのかはプレイヤー次第ではないでしょうか。このエピソードの最後に戻ってくるアイツと捉える方が多いかと思いますが、アイツの父親と考えてもいいでしょうし。
英語版の「Soul」を「精神」「心」と解釈すれば、倫敦に戻ってくる寿沙都さんだって当てはまるでしょう。‥‥日本語版だと無理がありますが。
■第3話 キャラクター名
この話から登場の新キャラのみ紹介。
・ベンジャミン・ドビンボー:Albert Harebrayne
harebrainedで「とっぴな、軽はずみな」の意味。
「髪がもじゃもじゃ」「ドイツ」「科学者」という共通点からアルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein)のAlbertが名前につかわれたのかもしれない。
実際、「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- 公式原画集」には、ドビンボーの髪型について「いわゆるアインシュタイン系の爆発ヘア」というコメントがあります。
ドビンボーはイギリス人なので、Albertは「アルバート」と発音するのが普通。
(あくまでもカタカナ表記で。実際の発音はネットとかで探してください))
・エライダ・メニンゲン:Odie Asman
odious(憎むべき)+manか、dieとmanを引っ掛けた何かしらか。
余談になりますが、日本語版の名前は「えらい駄目人間」というダジャレです(ニンテンドードリーム2017年10月号でも巧舟氏が触れている)。
このイカしたネーミングは、ホームズ原作短編「A Scandal in Bohemia(ボヘミアの醜聞)」に出てくる架空の人物、スカンジナビア王女「Clotilde Lothman von Saxe-Meningen(クロティルド・ロトマン・フォン・ザクセ-メニンゲン)」から取られています。
ホームズ原作登場とはいえ、英語ではダジャレが全く通じないので変更になったのかもしれません。
なお、「Saxe-Meiningen」という名字は本当にあります。
「Meningen」じゃなくて「Meiningen」ですが。
私は原作ホームズの研究家でも何でもないので、原作の元ネタはわかりませんが、ここまでそっくりだと元ネタではないかな? って気がします。もし原作ホームズで「Saxe-Meiningen」という綴りそのままだったら、「ザクセ-マイニンゲン」という日本語表記になっていたでしょうから、「大逆転裁判」にて「えらい駄目人間」が生まれることもなかったはず。
‥‥それはそれで「トテモア・マイニンゲン」とか、意味不明な名前が生まれていたかもしれない。
・仮面の従者:Masked Man
英語版公式サイトで「Masked Apprentice」と紹介されていたのに、いざ人物ファイルを開いてみたら「Masked Man」(仮面の男)だった件。いや、確かに仮面してる男性だけどさ‥‥w
Apprentice:(昔の)徒弟、年季奉公人、初心者、実習生、練習生
セリフウィンドウの名前欄は「Apprentice」。「Masked Man」ではありません。
なお、この第3話にて再登場するジーナ(Gina)も刑事としては「見習い」のため、「apprentice」と呼ばれるシーンが時々あります。
・コネット・ローザイク:Esmeralda Tusspells
名字は蝋人形館で有名なマダム・タッソー館(Madame Tussauds)のタッソーとspell(呪文)を合体させたものか。見かけが魔女っぽいのでspell?
Esmeraldaは、エメラルドを意味するスペイン語およびポルトガル語、女性名。
開発ブログによれば、「フランス語スペルのEsméralda」を使いたかったものの、諸般の事情でボツになったそうです。
ローザイクは作中で語られている通り、三年前にフランスからイギリスへやってきたフランス人であるので、フランス人らしい綴りにしたかったのだと思います。
・ヴィルヘルム・ゴッツライヒ・ジギスモンド・オルムシュタイン:Wilhelm Gottsreich Sigismond Ormstein
ホームズ原作より。
「A Scandal in Bohemia(ボヘミアの醜聞)」では、ボヘミア王が身分を隠してホームズに依頼をしますが、このボヘミア王のフルネームが「Wilhelm Gottsreich Sigismond von Ormstein」で、ドイツ語読みを日本語で表記すると「ヴィルヘルム・ゴッツライヒ・ジギスモンド・フォン・オルムシュタイン」。
「大逆転裁判1」第4話でSholmesの部屋を初訪問した時、Susatoさんが「Wilhelm Gottsreich Sigismond von Ormstein」と原作通りの「von」ありの名前を出しているのですが、こっちの少年は日本語版同様に「von」が抜けています。
「フォン」が抜けた理由は「大逆転裁判1」第4話解説を。
名前欄は「Gotts」表記。
・ルンバ・マルマッチ:Balthazar Lune
バルーン、つまり風船の綴りが「balloon」。
bal(thazar)loon。
・イーノック・ドレッバー:Enoch Drebber
ホームズ原作「A Study in Scarlet (緋色の研究)」の登場人物そのまま。
・トビー:Toby
ホームズ原作長編第2作「The Sign of Four(四つの署名)」に登場する犬の名前がトビー(Toby)。
・コートニー・シス(サイモン):Courtney Sithe (Stevens)
scytheの古い表現がsithe。scytheは大鎌。西洋の死神が持っていることで有名な大きい鎌のことですが、実際は農具(魂の収穫者という意味で死神などが持つらしい)。
Courtneyは女性の人名ですが、そもそも元の日本語版が「コート(Court:法廷のこと)に死す」というダジャレネーミングだと思われ、英語版だと「コート(Court:法廷)の死神の大鎌」ということになり、怖さがアップ。
旧姓は「Stevens」。日本語版の「サイモン」から変更。
サイモンからStevensに変更になった理由ですが‥‥実は、「逆転裁判5」で初登場の夕神迅が、英語版にて「Simon Blackquill」という名前にローカライズされたんですね。
サブキャラならともかく(カオルと薫とかね)、ライバル検事と名前が被るとややこしいから変更になったのかなぁ、とか考えたのですが。あくまでも私の推測です。
イギリス人でSimonという姓はおかしいから変更、ということはないようです。イギリス人にもSimonさんは居ます。
・クリムト・バンジークス:Klint van Zieks
由来はよくわからない‥‥(そもそも日本語版の由来もわからない。画家のクリムトからかもしれないけど)
Klintに変更になったのは、「クリムト」がイギリス人の人名っぽくないからかもしれない。
■Investigation, Part 1(探偵【その1】)
探偵【その1】は二回に分けてお送りします。
A world first! A demonstration of my
super-high-voltage instantaneous kinesis machine!
『超電気式・瞬間移動技術』‥‥
世界で初めての実験であります!
super-high-voltage:超高電圧
instantaneous:瞬間
kinesis:運動
万国博覧会(The Great Exhibition)開催。
ベンジャミン・ドビンボーことAlbert Harebrayneの壮大なる実験より第3話開始です。
(科学者として理論に自信があったのなら、この時にメガネ外してくださいって言うべきだったよね、ドビンボー博士‥‥)
もちろん冒頭シーンは英語版もボイス付きです。
下動画でちらっと見られます↓
『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒険と覚悟-』開発ブログ第3回 英語吹替 - YouTube
お聞きの通り、日本語版のボイス担当、山口勝平さんにあわせて、声が高めな声優さんが担当しておられます。
(英語版の声優さんは、Tom Allenby氏)
最後に装置が盛大に爆発し、ドビンボー(Harebrayne)が絶叫しますが、日本語版と英語版を同時に見てみると、(声の高さも含め)シンクロしていてちょっと笑えます。
証拠品「Great Exhibition Newspaper(倫敦万博の新聞記事)」は、日本語版と英語版でちょっと違います。
(証拠品に新聞記事が出てくると、ほぼ間違いなく3DS版から変更されていたり、日本語版と違いがあるので、なめるように観察するようになってしまった‥‥)
日本語版:

英語版:

裏面の見出し、英語版は「The Reaper Attacked」
日本語版は「Death Bringer Attacked」
英語版の「死神」は「The Reaper」なので変更したのでしょう。Death Bringerは「死をもたらす者」
Iris
Ah, so you're a spader, are you, Runo?
What, you want to battle it out?
Ryunosuke
(Alright, I'm not going to argue with a native English
speaker...who has some kind of gun...)
アイリス
あ! アイリスは
《シャベル》派だから。
あたしと戦う? なるほどくん。
ナルホド
(ホンモノの英国人が出てきたら、
戦いは“終わり”のような‥‥)
スコップ・ショベル論争、2の3話前半編。
Ryunosuke(ホンモノの英国人、しかも銃を持っている子と議論するつもりはないよ‥‥)
Stronghart
And furthermore, as of next month, we shall open the
International Forensic Science Symposium.
ヴォルテックス
そして‥‥それに合わせて、来月。
『国際科学捜査大討論会』が開催される。
「International(国際) Forensic Science(法科学) Symposium(シンポジウム)」。
だいたいそのままです。
Ryunosuke
Instantaneous kinesis?
As in...moving things with a click of the fingers?
ナルホド
しゅ。“しゅんかんいどう”‥‥?
Ryunosuke「瞬間移動? 指を鳴らすだけで物体が移動するような?」
それ、手品じゃね?
Stronghart
If I ware Her Majesty's Attorney General, you can be
sure...
ヴォルテックス
そもそも。大英帝国の《司法長官》が、
もし。この私であったならば。
「Her Majesty's Attorney General」はイギリスに実際にある役職で、直訳だと「女王陛下の法務長官」。13世紀から現在まで存在しています。イギリスのAttorney Generalは王の法的助言者としての意味もあり、イギリスという国において国王(女王)の存在がいかに重要かというのがわかると思います。
法務長官 (イギリス) - Wikipedia
日本語版でもこれくらい「女王陛下の○○」的な雰囲気を押し出していてくれれば、2の5話のラストで「唐突に出てきた感」が少なくなったんじゃないかなぁ‥‥と思うんですけどね。
Stronghart
Van Zieks may have earnt himself the moniker of the
Reaper, but he is no killer.
So he will continue to prosecute on behalf of the Crown.
ヴォルテックス
バンジークス卿は《死神》だが、
決して《殺人鬼》ではない。
だから。私は彼を検事として、
大法廷に立たせている。
Stronghart「だから。彼はこれからも女王陛下の代理として、犯罪者を起訴しつづけるだろう。(So he will continue to prosecute on behalf of the Crown.)」
「the Crown」は王冠、そこから「女王陛下」のことです。
ここでも「女王陛下の○○」が出てきていますね。
Ryunosuke
(That hooded figure was so still, I hadn't noticed his or her
presence. I wonder who it is...?)
ナルホド
(完全に気配を消していた。
‥‥何者だろう)
Prosecutor's Office(検事執務室)へとやってきて、アイツとの邂逅。
Ryunosuke(あのフードを被った人、身じろぎひとつしないから存在に気づかなかった。何者だろう‥‥)
Van Zieks
......
I can understand, at least...
...there's merit in reminding yourself of who helped you
become what you are today.
バンジークス
‥‥‥‥‥‥
しかし。
おのれの“立脚点”を忘れぬため、
身につけることには、意味がある。
本作の「勲章」の項目に加わったので、ここで証拠品「腕章」をつきつけた方は多いと思います。
Van Zieks「少なくとも‥‥今のおのれを支えてくれた者のことを忘れぬよう心がけるのは、悪いことではなかろう」
ちょっと日本語版とはニュアンスが違う感じだけど、これはこれでいいですね。
Iris
Perhaps he made it take his mind off the sadness of
being too busy to attend in person?
Ryunosuke
Or perhaps he's too embarrassed to queue up for a ticket.
Van Zieks
Surely it's obvious that I'm using it as an investigative aid!
アイリス
忙しくて、万博に行けないさみしさを、
コレでまぎらわせてるのかな。
ナルホド
それとも、行列に並ぶのが恥ずかしくて、
行きたくとも行けないのかもしれない。
バンジークス
‥‥どう考えても、今回の事件を
検討するために決まっているだろう!
ここのやりとりは楽しいですね。4話以降の重苦しさを思えば、3話の探偵パートが最後のほのぼのタイムであるかもしれない。
英語版の意味合いは日本語版とほぼ同じですが、龍ノ介のセリフが
「それとも、チケットの行列に並ぶのが恥ずかしいのかもしれない。」
になっています。そうか、まずチケットを買わないと入れなかったのか。
階級別の入場料 | 第1部 1900年までに開催された博覧会 | 博覧会―近代技術の展示場
こちらによると実在の1851年開催のロンドン万国博覧会の入場料は月曜日から木曜日は1シリング、金曜日は2シリング半、土曜日は5シリングだったそうです。
以前、「1ペニーが現在の約100円」説を紹介しましたが、それで計算すると、1シリング≒1,200円。博物館や動物園の入場料みたいなものだと思えば、妥当な金額でしょうか。
Van Zieks
He's a contemporary of mine.
We were at university together.
(中略)
After graduating from the University of London, he
moved to Germany to carry out research, that's all.
バンジークス
倫敦大学時代の‥‥
私の同級生だ。
(中略)
倫敦大学を卒業してから、
研究のために独逸へ渡ったのだ。
日本語版も英語版も、「University of London(ロンドン大学)」出身ということになっています。
ロンドン大学(University of London)は実在していて、1836年に設立されています。
ロンドン大学 - Wikipedia
ロンドン大学はカレッジ制の連合大学で、19世紀末に加盟していた大学はキングス・カレッジ・ロンドンやユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンなど。現実世界と同じなのであれば、バンジークス(と、ドビンボー)はこのどちらかで学んでいたのかもしれません。実際、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンには19世紀末にはLaw(法学部)、Science(科学部)があったようです(英語版Wikipediaより)。
余談。実在の夏目漱石が明治政府から派遣された先はユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンであり、英文学の授業を聴講したことがあるそうです(だが、授業料を払って聞く価値はない、と聴講をやめてもいる)。
余談の余談というか個人的な感想‥‥バンジークス家は貴族だということがわかるのもこの第3話です。イギリスで貴族階級が出る学校となると、19世紀も現代もオックスフォード大学かケンブリッジ大学か、というイメージがありますが、バンジークス卿はどちらの大学にも通っていなかったようです。そもそも大逆転裁判世界はフィクションなのでそこらへんの学歴事情は現実とは異なるかもしれませんが。
Van Zieks
I'm a Crown prosecutor and a mortal like any other.
I'm no demigod.
バンジークス
私は検事であり、ただの人間だ。
あらゆる意味で“神”ではない。
「Crown prosecutor」は、英連邦王国の地域(イギリス及び、オーストラリアやニュージーランド、カナダなど)で用いられている、検事の称号のこと。これもいわば「女王陛下の検察官」の意味になるのかな。
Crown prosecutor - Wikipedia
「demigod」はそのままだと「半分(demi)が神(god)」、「半神半人」。そこから「神格化された英雄」などの意味にもなります。
Harebrayne
ARE YOU GOING TO DEFEND MY HYPOTHESIS?!
ドビンボー
ワタシの理論を
弁護してくれるのですかッ!
ベンジャミン・ドビンボー博士こと、Albert Harebrayne登場。いきなり大文字で叫ばれます。
ドイツに渡って研究をしていたという設定ですが、だからといってドイツ語を織り交ぜて喋ってきたりしません。私も安心。w
(後々で他のドイツ語キャラが登場します)
なお、胸の名札は日本語版・英語版で文字が違います。
牢屋に居ると鉄格子がジャマ(名札が一部隠れてしまう)なので、他のシーンでスクショを撮っています。

日本語版だと「Benjamin Dobinbough(※公式原画集による綴り)」、英語版だと「Albert Harebrayne」と書かれているはず‥‥なのですが、正直、頭文字以外は意味不明ですがな。w
Harebrayne
Ah, yes, it's newly established here in Britain.
The Special Dispensation for Scientific Equipment Act.
ドビンボー
‥‥ハイ。この国の新しい制度
《科学技術保護特例》だそうです。
科学技術保護特例:The Special Dispensation for Scientific Equipment Act
「The Special Dispensation(特別制度) for(~のための) Scientific(科学) Equipment(機器) Act(法令)」ですね。
条例名が長いので、これだけでセリフウィンドウ一列を占めてしまいます。
Harebrayne
He said he wanted to invest in my immaculate hypothesis.
I thanked my lucky stars!
ドビンボー
ワタシのカンペキな《理論》に
《投資》したいと! おほォ神よッ!
thank one's (lucky) stars:幸運に感謝する
昔、「星々が正しい配置にあると幸運がおとずれる」と信じられていたことが由来らしい。
Ryunosuke
I'm talking about the cold-hearted, merciless prosecutor
Barok van Zieks...
What was he like when he was at university?
ナルホド
冷酷な“新人弁護士イジメ”で
おなじみのバンジークス検事ですけど‥‥
さて。どんなヒトでしたか?
Ryunosuke「冷酷で情け容赦のないBarok van Zieks検事についてですけど、大学時代はどんなヒトでしたか?」
『新人弁護士イジメ』のくだりが変更になりましたね。別に龍ノ介は新人だからいびられているワケじゃないし。
Harebrayne
When I went to live in Germany after I graduated, I
learnt something very important.
Nationality, class, lineage...none of that matters. As long as
you try your hardest, you can achieve anything.
ドビンボー
大学を卒業して、独逸に渡って
わかったことがあります。
“生まれ”や“国”など、関係ない。
全力で闘う者が、大きな仕事をすると!
Harebrayne「大学卒業後、独逸に移住してから、大切なことを学びました。
国籍、階級、血統‥‥どれも重要ではありません。一生懸命頑張れば、何でも達成できるのだと。」
このセリフ、「あのキャラやあのキャラに聞かせてやりたい‥‥」と思った方は多いのではないでしょうか。陪審員とか、陪審員とか、陪審員とか。w
ということで、今回はここまで。
次回、万博会場へ。
次 探偵【その1】(2)
英語版「大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-」解説
・英語版「大逆転裁判1」解説はこちら
・Escapades(番外編 ランドストマガジン)解説へ
■大逆転裁判2
○Episode 1 The Adventure of the Blossoming Attorney(第1話 弁護少女の覚醒と冒險)
1.法廷【その1】
2.法廷【その2】
○Episode 2 The Memoirs of Clouded Kokoro(第2話 吾輩と霧の夜の回想)
1.探偵【その1】~探偵【その2】
2.法廷【その1】
3.探偵【その3】
4.法廷【その2】
5.法廷【その3】
○Episode 3 The Return of the Great Departed Soul(第3話 未来科学と亡霊の帰還)
1.探偵【その1】(1)
探偵【その1】(2)
2.法廷【その1】
3.法廷【その2】
4.探偵【その2】(1)
探偵【その2】(2)
5.法廷【その3】
6.法廷【その4】
○Episode 4 Twisted Karma and His Last Bow(第4話 ねじれた男と最後の挨拶)
1.探偵【その1】(1)
探偵【その1】(2)
2.法廷【その1】
3.法廷【その2】
4.探偵【その2】
○Final Chapter The Resolve of Ryunosuke Naruhodo(最終章 成歩堂龍ノ介の覺悟)
1.法廷【その1】
2.探偵【その1】
3.法廷【その2】
4.法廷【その3】
5.終幕