塔ノ岳&丹沢山日帰り登山
2月27日(火)は、丹沢を登って来ました♪前々日に東京近郊の山に雪が降ったので奥多摩方面はやめて丹沢にしました。今回は、丹沢の表玄関である秦野市の大倉登山口から〝バカ尾根〟と呼ばれる大倉尾根から塔ノ岳へ登り、丹沢山、状況を見て蛭ヶ岳へピストンするルートです。約6時35分に秦野市大倉へ到着しました。天気はほぼ快晴、気温は1℃、北風が強く吹き体感温度はマイナスに感じました。秦野戸川公園(大倉バス停ロータリー)の向かいにある大倉駐車場(1日500円)に車を駐車。◆大倉駐車場(6時42分)大倉駐車場から一般道を歩いて登山口まで行きました。秦野戸川公園のレストハウス(どんぐりハウス)でトイレを済ませてから出発しました!◆大倉バス停ロータリー(秦野戸川公園)大倉駐車場から5分程(0.6km)で大倉尾根登山口に到着しました。ここから塔ノ岳までは6.4kmです。◆大倉尾根登山口(6時47分)陶芸家 中島克童の窯がある「克童陶房」を抜けると未舗装の林道を歩きます。◆克童陶房(6時51分)駐車場から14分程歩くと体が温まり、丹沢ベースで上着を脱ぎました。◆丹沢ベース(6時56分)登山口から17分程で最初の山小屋である観音茶屋に到着しました。観音茶屋は早朝のため閉まっていましたが、トイレ(有料)と休憩スペースがあります。ここから塔ノ岳までは5.4kmです。◆観音茶屋(7時04分)観音茶屋の隣にある地蔵尊に登山の安全を祈願して登りました。少し歩くと分岐があり、いつもは右に進みますが、今回は大観望(旧大倉高原山の家)を経由することにして左へ進みました。◆大観望下の分岐(7時08分)分岐から10分ほど歩くと「丹沢の門」と手書きの門があり大観望に到着しました。◆大観望(7時18分)この画像ではわかりませんが大島や三宅島など伊豆七島が見えました。◆大観望から秦野市街・相模湾を望むここは丹沢山中で唯一のテント場となっていてトイレ、水場も完備されています。大観望から少し進むと雑事場ノ平に合流しました。ベンチが並び休憩所になっています。塔ノ岳まで4.7kmです。◆雑事場ノ平(7時22分)雑事場ノ平から平坦な尾根道を2分程歩くと見晴茶屋に到着しました。◆見晴茶屋(7時24分)見晴茶屋からは秦野市街、相模湾、伊豆七島が望めました。◆見晴茶屋からの景色見晴茶屋から急坂を登り切ると一本松に到着しました。駐車場からここまで3.0km、塔ノ岳まではあと4.0kmです。◆一本松(7時34分)一本松を過ぎてから整備された木製階段の長い登り坂を進むと左手に駒止茶屋があります。◆駒止茶屋(7時50分)丹沢山塊には至る所に山小屋がありますが、大倉尾根にも山小屋が幾つもあります。◆堀山の家(8時06分)堀山の家の前には二俣への分岐(小草平)があり、休憩所となっています。左に進むと二俣方面、右が塔ノ岳方面になり、ここから塔ノ岳までは2.3kmです。◆小草平(8時06分)この辺りから登山道に雪が残っていました。南斜面なので下山時は溶けていると思いますが土は凍っていました。小草平から16分程で天神尾根の分岐がある茅場平に到着しました。ここから塔ノ岳まで1.8kmです。◆茅場平(8時21分)大倉尾根は真っ直ぐな登りが延々と続く尾根道なので通称〝バカ尾根〟と呼ばれています。整備された木製の登山道が終わるとガレ場の登りが待っています。花立山荘直下の長い木製階段を登って行くと視界が開け眺望が広がっていました。西側に富士山が見えました♪登って来た登山道を振り返ると秦野市街地と相模湾が望めました。ガレ場の山道と長い木製階段を登ると花立山荘に到着しました。◆花立山荘(8時44分)花立山荘前には雪が積もっていました。風が強く寒かったので厚手の手袋に変え上着を着ました。◆花立山荘から富士山を望む◆花立山荘から秦野市街・相模湾を望む花立山荘から再び階段状の山道とザレた道を進みましたが積雪は影響ないのでチェーンスパイクは装着せず塔ノ岳を目指しました。展望が開けた場所からは富士山と箱根の外輪山、愛鷹連峰が見えました。正面に大山が見えます。雪が降らなければヤビツ峠から塔ノ岳、丹沢山を登ろうと思っていました。正面に塔ノ岳が見えてきました。花立山荘から16分程で鍋割山と合流する金冷シの分岐に到着しました。ここから塔ノ岳まではあと0.6kmです。◆金冷シ(9時00分)予想以上に積雪があり木製階段も凍っていたので下りではチェーンスパイクが必要です。大倉登山口から約2時間半で塔ノ岳に到着しました。気温は-5度でしたが、強風が吹いていたので体感温度は-10度以下に感じました。◆塔ノ岳山頂(標高1,490.9m/9時16分)塔ノ岳は表丹沢の最高峰で丹沢の山々の中で最も人気のある山です。山頂は広く、富士山や丹沢山塊の山並み、相模湾など360度の展望と丹沢随一の夜景スポットとして知られています。快晴の中、富士山の周りに少しだけ雲がありますが美しい富士山が望めました♪◆塔ノ岳から富士山を望む南東方面を望むと新大日、三ノ塔などの表尾根や大山、相模湾などが見えました。◆塔ノ岳から大山を望む箱根の外輪山、その奥に天城山が見えました。◆塔ノ岳から箱根を望むここから先は雪が積もっているのでチェーンスパイクを装着しました。餡入りの豆餅を食べ体に元気をつけました。塔ノ岳の山頂には尊仏山荘が営業していました。いつもは大勢の登山者で賑わう塔ノ岳も殆ど登山者がいなくひっそりとしていました。ここから丹沢山へ向かい、状況によって蛭ヶ岳まで行くか決めようと思います。◆塔ノ岳出発(9時29分)塔ノ岳を出発して北を望むと檜洞丸、蛭ヶ岳、不動ノ峰、丹沢山など丹沢の主脈とその奥に南アルプスや奥秩父の山々が見えました♪塔ノ岳の北斜面の急坂を木製階段で下りて登り返すと日高(標高1,461m)と呼ばれるピークに着きました。◆日高(9時49分)日高から下って行くと視界が一気に広がりました。正面手前のピークが龍ヶ馬場(標高1,504m)で、その奥に丹沢山(隠れています)があります。丹沢山へと続く稜線を歩くと西側にずっと富士山が見えます。木製階段を登り切ると龍ヶ馬場と呼ばれるピークに到着しました。ベンチがあり休憩所となっています。ここから丹沢山まで0.9kmです。◆龍ヶ馬場(10時02分)雪が溶けている南斜面の登山道を歩いて行くと、正面に丹沢山が見えて来ました。塔ノ岳から1時間ちょっとで丹沢山に到着しました!山頂は完全に雪で覆われていました。丹沢山からも富士山が綺麗に望めました♪◆丹沢山の頂上(標高1,567.1m/10時23分)◆丹沢山頂上からの景色(富士山方面)時間的に蛭ヶ岳へも行けましたが、慣れない雪道で足の負担を考えるとここは無理をせずにランチを食べてピストンで下山することにしました。ランチはカップ麵とスーパーのおにぎりです。みやま山荘は通年営業をしています。トイレ(有料)を済ませ下山の準備をしました。◆みやま山荘丹沢山には私を含め2人しか登山者がいませんでした。ランチを食べた後は、ここから登って来た道をピストンで下山しました!◆下山開始(10時46分)龍ヶ馬場に到着、その向こうに日高、右奥に塔ノ岳が見えます。◆龍ヶ馬場(11時04分)正面に大山が見え、その奥に横浜の市街地が広がっているのが見えます。◆龍ヶ馬場から東側を望むズームアップするとランドマークタワーが確認できました。丹沢山から約30分で日高に到着しました。◆日高(11時56分)日高を過ぎた登山道から雲のない美しい富士山が見えました!正面に塔ノ岳が直ぐ近くに見えて来ました。長い登り坂を登り切ると塔ノ岳に到着しました。朝とは違い登山者が増えてランチ休憩をしていました。◆塔ノ岳(標高1498.9m/11時40分)朝と同様に富士山が綺麗に見えました♪気温が上がって来たので塔ノ岳で上着を脱ぎそのまま大倉尾根を下りました。◆塔ノ岳から富士山を望む大倉尾根は南斜面ですので朝登って来た時より雪が解けていました。◆金冷シ(11時53分)正面に秦野市街と相模湾、伊豆半島が見えます。ガレ場は雪が解けて山道がドロドロでした。花立山荘付近は完全に雪が解けていたのでチェーンスパイクを外しました。◆花立山荘(12時02分)この景色を見ながら下って行くときは気持ちが凄く良かったです♪堀山の家(小草平)まで下って来ると暑いくらいに感じました。◆小草平(12時20分)◆駒止茶屋(12時44分)気温が上昇し、この付近ですれ違った登山者は半袖で登っていました。◆一本木(12時54分)見晴茶屋でトイレ(有料)休憩をとり、その後は駐車場まで一気に下りました。◆見晴茶屋(13時03分)雑事場ノ平を左折。ここから駐車場(大倉バス停)まであと2.3kmです。◆雑事場ノ平(13時07分)◆大観望下の分岐(13時14分)観音茶屋を通ったときは営業しており、かき氷もありました。◆観音茶屋(13時17分)◆丹沢ベース(13時23分)丹沢山から約2時間40分で登山口まで無事下りて来ました。◆大倉尾根 登山口(13時30分)◆大倉駐車場(13時37分)◆今回の登山ルート・総距離 約18.6km・累積標高差 登り:約2,037m、下り:約2,037m下山して駐車場前にある秦野戸川公園では河津桜が満開に咲いていました!◆秦野戸川公園綺麗に咲いていたので登山者たちが疲れを忘れ満開の桜を撮影していました。私もその一人です(笑)下山して疲れた心と体を満開の河津桜がご褒美をくれたように感じました♪大倉登山口から秦野中井ICへ向かう途中にある『湯遊三昧 湯花楽』で登山の汗を流してから帰りました。◆湯花楽 秦野店神奈川県秦野市平沢295-2◆露天風呂 ※この画像はお借りました